歴史的な違憲判決が出たのは、昨年四月でした。
(その時のことを書いた文書を、下部に引用)
この判決が出たとき、当時はまだ現職であった田母神航空幕僚長は、違憲判決を聞いて、
「そんなの関係ね~」と嘯いたのでした。
現職の自衛隊航空幕僚長が、この憲法をないがしろにする発言をしても、
時の政府は何の処分もしませんでした。
(田母神が罷免されたのは、全く別の事件の為でした。)
自公政権は日常的に憲法違反をしていたから、
感覚が麻痺していたのでしょうか?
この違憲判決が出た件の、責任者である元外務事務次官の竹内行夫を、
麻生総理は2008年10月21日 憲法の番人と呼ばれる最高裁判所判事に、任命したのでした。
これほどの憲法無視があるでしょうか?
これほどの無法者ぞろいの政府が、かつて何処に有ったでしょうか?
例え気に入らない憲法であったとしても、
只今現在は、厳然として、日本国憲法であるのですから、
日本国の政府なら、何を置いても守らねばならないはずのものを、
何の躊躇も無く、無視して罷り通るという事が、何を意味するか?
自公政権の考えでは、
法律とは国民に守らせるものであり、
政府は無視してもかまわないものであると言う、
暴君そのものの体質を、あらわしているという事を、
意味すると思います。
こんな政権をこれ以上、政権にとどまらせておくと言うことは、
日本を無法者に委ねると言うことになると思います。
もう絶対に自公政権の者に国会で、
自分達は守る積りは無いけれど、
国民に押し付ける為の法律を、作らせてはいけないと思います。
無法者に議員バッジを許していたら、日本は世界から無法国家と言われるようになってしまうでしょう。
そして私達は、恥ずかしげも無く最高裁判事の任命を受けた、竹内行夫にも、
最高裁判事国民審査で、しっかりと×印を付けて、
きっぱりとその非を、白日の下にさらしましょう。
憲法を無視の最高裁判事は、罷免しよう!
(引用)
歴史的な違憲判決
2008年4月17日、名古屋高等裁判所で控訴審
判決が言い渡されました。法廷には約200名が
詰めかけ、感動の瞬間を共有しました。
私たちは、この判決を受けとめて上告せず、
5月2日にこの判決が確定しました。
現在イラクにおいて行なわれている航空自衛隊の空輸活動は、(中略)武力行使を禁止した
イラク特措法2条2項、活動地域を非戦闘地域に限定した同条3項に違反し、かつ、
憲法9条1項に違反する活動を含んでいることが認められる”
上記の判決は、下記の提訴に対する判決でした。(提訴2004年二月23日)
・「憲法9条の違反」
・ 憲法前文にある「平和的生存権」の侵害
・「イラク特措法」違反
・「米英の侵略行為」への加担