同業者への同情

先月のスキーバス転落事故で、バスの運行会社が世間の避難を浴びています。

その会社は警備業務も営んでいます。
私の職場にもその会社のガードマンが40名近く働いています。

先日、その会社の偉い人(テレビでも謝罪会見していた人)が来て、その会社のガードマンを集めて話をしておりました。
私は横で何気なくその話を聞いていました。

「皆さんにはきちっと給料を払いますので、心配しないで安心して仕事をして下さい…」

そのようなことを言っていました。

今、その会社のガードマンはヘルメットや蛍光チョッキに記されている会社名にテープを貼って、会社名がわからないようにして仕事をしています。

世間の風当たりを察しての措置のようです。

会社名を隠して仕事をする彼らの無念はいかばかりのものでしょうか。

バス事故の今後の推移によっては、会社の倒産もあるかもしれません。
彼らも失業するかもしれません。

真面目に働いていても、明日の仕事が約束されている訳ではないのです。