先日の土曜日、職場の同僚の女性と飲みにいきました。
日本酒専門の焼き鳥屋です。
調布駅から近い「川上」というお店です。
こじんまりしたお店ですが中々雰囲気のよい活気のあるお店でした。
彼女、焼き鳥が好きですから。
話は進み、ふたりともたらふく日本酒を飲んで12時近くに店を出ました。
自然と2人で歩いて私のアパートに帰りました。
彼女が私のアパートに泊まるのは2年ぶりのことです。
彼女が泊まっても、これまで私は手を出したことはありません。
彼女はいま付き合っている人がいます。いろいろ悩んでいるようですが、どういうわけか、その唯一の相談相手が私なのです。
彼女とは18も歳が離れているので、彼女にとって私は話をよく聞いてくれる良いオヤジなのかもしれません。
部屋で仕事の話をしたり、彼女の彼氏の話をしながら私達はそのまま眠りにつきました。
否、彼女は寝息を立てていましたが、私は眠ることが出来ませんでした。不眠症のせいもあるのですが。
私は彼女の寝顔を見ておりました。
そして、そっと唇にキスをしました。
キスをした後、
「ゴメン」
という言葉をひとりでにつぶやいておりました。
それからしばらくの間、彼女の髪をなでていました。
深い眠りについていたのか、彼女はその間、身体を動かすこともなく寝ていました。
決して嫌らしい気持ちからキスをしたのではありません。
彼女がいとおしかったからです。
彼氏がいるとわかっていても好きだったからです。
今、思います。
あの時に彼女が寝ていてくれてよかったと。
でも、あの時、もし彼女が気づいていたとしたら…
老いらくの恋、とはこういうものか。
日本酒専門の焼き鳥屋です。
調布駅から近い「川上」というお店です。
こじんまりしたお店ですが中々雰囲気のよい活気のあるお店でした。
彼女、焼き鳥が好きですから。
話は進み、ふたりともたらふく日本酒を飲んで12時近くに店を出ました。
自然と2人で歩いて私のアパートに帰りました。
彼女が私のアパートに泊まるのは2年ぶりのことです。
彼女が泊まっても、これまで私は手を出したことはありません。
彼女はいま付き合っている人がいます。いろいろ悩んでいるようですが、どういうわけか、その唯一の相談相手が私なのです。
彼女とは18も歳が離れているので、彼女にとって私は話をよく聞いてくれる良いオヤジなのかもしれません。
部屋で仕事の話をしたり、彼女の彼氏の話をしながら私達はそのまま眠りにつきました。
否、彼女は寝息を立てていましたが、私は眠ることが出来ませんでした。不眠症のせいもあるのですが。
私は彼女の寝顔を見ておりました。
そして、そっと唇にキスをしました。
キスをした後、
「ゴメン」
という言葉をひとりでにつぶやいておりました。
それからしばらくの間、彼女の髪をなでていました。
深い眠りについていたのか、彼女はその間、身体を動かすこともなく寝ていました。
決して嫌らしい気持ちからキスをしたのではありません。
彼女がいとおしかったからです。
彼氏がいるとわかっていても好きだったからです。
今、思います。
あの時に彼女が寝ていてくれてよかったと。
でも、あの時、もし彼女が気づいていたとしたら…
老いらくの恋、とはこういうものか。