他人と比べる不幸

人の不幸は他人と比べることから始まった。
と以前話に聞いたことがあります。

こんな話があります。
(ひろさちや著、仏教エッセイ「仏教で教える「幸福論」」、新宿瑠璃光院白蓮華堂［四季の風こみち］より)

ある男に神が「おまえの欲望を何なりとかなえてやる」と言われました。
しかし1つだけ条件があります。それは隣家の主人に、おまえの望みの2倍を授けるというのです。おまえが1億円を望めば隣に2億円を授ける。そういう条件がついています。

するとその男は神に質問しました。
「では、私が不幸を望めば、隣は2倍不幸になるのですか？」と。
「その通りだ」と神は答えました。

すると男は言いました。
「では私の片目を潰してください」

男の片目が潰れると、隣人は両目が潰れるわけです。

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人は他人と比較しながら生活しています。生きています。
生活レベル、収入、幸福度、不幸度ets.

上記の男の場合は、お金をいくらたくさん貰おうとも隣人には勝てないのです。それでは男の欲望は満足できないのです。　
そこで男は不幸度合で隣人よりも優位になろうとしました。満足できると思ったのです。

他人と比べながら生きていると、いつまでも満足することはなく、欲望は尽きることはありません。

他人を基準としない
自分だけの幸福のあり方を考えてみませんか？

妻の一周忌

妻が亡くなったのは昨年の11月6日です。
今日、新宿瑠璃光院白蓮華堂にて一周忌の法要を行いました。
参列者は私に、息子夫婦孫、妻の弟、私の実家の跡取りの甥、妻が一番親しくしていた隣に住む私の亡くなった兄の嫁さん。
7名。

妻にとって近しい人達に来ていただきました。
皆さんに感謝です。
妻も喜んでくれていると思います。