ビーンの不定期日記

その日の事や思ったことを…

 「思いつき
   いかげん日記」

防災の日

2018-08-31 09:50:46 | 日記
明日9月1日は防災の日です。
大正12年9月1日に関東大震災が起こりました。 
その日を忘れないように防災の日が出来ました。  
 
今年1月に97歳で亡くなった母が生前、私に関東大震災のことを話してくれたことがあります。

その時、母は2歳半でした。
庭に居たそうです。
突然、大地が大きく揺れ、母はとっさにそばにあった木にしがみついたそうです。
そうしているうちに誰か大人の人が来て母を抱えて逃げたそうです。

母を助けてくれた人が誰だったのか、母は晩年までその人が誰だったのか知りたいがわからないと言っていました。

関東大震災のことを知っている人は殆どいなくなりました。
同じように太平洋戦争で戦争を経験した人も少なくなっています。

何十年も歳月が流れれば世代が変わるのは当然のことですが、私達の世代は親がその辛い経験をしています。
私達には親から直接聞いたことを子供たちや次の世代に伝える責任、義務があると思います。

過去のことを、単に「昔のこと」にしてはいけないと思います。



珍客さま、1泊

2018-08-24 11:34:40 | 日記
息子はソーシャルワーカーの仕事をしています。

生活に困っている人の相談員です。
 
昨夜息子が来ました。 
ミニチュアダックスフンドと一緒に。

息子が担当している方が急遽1ヶ月ほど家を離れることになったのでその間、飼っている犬を預かることになったそうです。
 
急なことで預かってくれるボランティアの方も見つからず、取り敢えず私の家に1泊させて欲しい、とのことで来たのでした。
 
当初、息子は私に1ヶ月ほど引き取って面倒を見て欲しいと言ってきましたが、私はキッパリと断りました。
私の家にはネコがいます。
それに犬は一日中檻の中に入れておくことが出来ません。
朝晩の散歩もしなければなりません。
私は犬は嫌いではありませんが、1ヶ月の間とはいえ責任持って飼う自信はありません。

生き物(動物)を飼うということは覚悟が必要だと思っています。
可愛そうだとしてもたやすく引き受けるものではないと思っています。

息子は預かった犬と共に泊まっていきました。
そして今朝、犬と一緒に職場に出勤して行きました。
職場に行ったら犬の預かり先を探すのでしょう。 

本当のことをいうと、私はネコよりもイヌが好きです。
イヌの愛くるしい目が大好きです。 

昨晩泊まったイヌの、飼い主から離れて不安で寂しそうな、そして悲しそうな瞳が忘れられません。 

命は尊いですね。








老人?同士

2018-08-11 23:41:03 | 日記
私は一人暮らしですが、でもネコが1匹います。

18年前に息子が生まれたばかりの捨て猫を拾ってきました。
それ以来我が家の家族の一員になりました。

家族みんなで面倒を見て可愛がっていました。
そのうちに息子が結婚して家を出、そして私は大阪に転勤し、ネコの世話は妻と娘がするようになりました。

妻と娘が亡くなり、今は私がネコと暮らしている次第です。
でも18歳のネコはさすがに高齢で毎日何とか生きている状態で、食事をよく戻しています。
時々息をしているか様子を見ています。

あと何年生きられるでしょうか。

私はまた家族(同様の)を看取らなければならないようです。

でも仕方ありません。
私の義務ですから。

娘の遺書に「コロン(ネコの名前)を宜しくお願いします」と書いてありましたから。

後悔

2018-08-11 08:03:07 | 日記
娘の代わりに私が死んであげたかった。

私は以前より娘のためだったら死んでもいいと思っていました。

でも現実は、娘に何もしてあげられないまま、娘は逝ってしまいました。

娘に申し訳ないです。

娘を自死させてしまった私の責任は重罪です。

一生、罪を背負って生きていこうと思います。

家族にさんざん迷惑をかけた、死んで当然の私が、娘の代わりにさえ死んであげることが出来なかった。

私は生きているのが苦しいー


想い出に生きる

2018-08-10 19:13:11 | 日記
世の中はお盆休みだそうです。
仕事をしていない私には曜日感覚も季節感覚もありません。

毎日、妻と娘が世話していたネコに餌を上げるだけで生きているようなものです。 

私にもかつて幸せな日々がありました。
お盆には家族皆で実家に帰り、そして休暇を楽しみました。

今、私の心には、ただその想い出の日々だけが残っています。

これから私はあと何年一人で暮らしていくのでしょうか。
もう、楽しかった家族との日々は訪れることはありません。

でもー
私はこれまで幸せだったのですから、これから先の孤独を不幸だとは思いません。

私にも人生で幸せな時期があったのですから。

私はその想い出とともに生きていきましょう。