写経

写経を時々しています。

とは言っても、本格的ではないのです。

書式に則った正式な書き方があるのですが、筆も硯もありません。

筆ペンを買ってきて、広告チラシの裏に書いています。

写経は修行の一つで、写経することはそれだけで功徳があるのだそうです。

般若心経全部で276文字を書きますが、いつも途中で足が痺れて、中休みをしています。（笑）

気になること

大阪の堺で暮らしていた時、飲み屋で知り合ったＲ子さんが何度か私の部屋へやって来ました。

そのＲ子さんが言うには、自分には霊能力があり、他人には見えないモノが見えたり聞こえたりする、と言っていました。

或る日、彼女は私に「霊視してあげる。何か気になることはない？」と尋ねました。

その頃、私の母は入院していました。庭で転倒して足を骨折したのです。
直ぐには東京へ帰省できない私はそんな母のことが気になっていました。

彼女にその話をすると、私の手を握って暫く目を閉じ、それからゆっくりと目を開け、こう言いました。

「果物がほしいって ゆうてるわ」

私はそれを聞いた時、彼女の霊視は嘘だと思いました。信じませんでした。

母は苦労人で、何かを食べたいなどと食べ物のことを口にする人ではありません。それに母が果物が好きと言う話も聞いたことがなかったからです。

その後、私は東京に帰り母を見舞いに病院へ行きました。
高齢のせいでしょうか、入院してすっかり弱って元気のない母がベッドに寝ていました。

そして私に気付くや、こう言ったのです。

「帰ってきたのか。みかんが食べたい。」

私がその言葉にびっくりしたのは言うまでもありません。
直ぐに病院の売店へ行ってみかんの缶詰を買ってきました。
そしてそれを2～3口、母の口へと運びました。

この話は誰にも話していません。
その後のＲ子さんにも霊視が当たったことを話しませんでした。

何故でしょうか。
単なる偶然だと思いたかったのか。
それとも怖くなったのか。

今となってはＲ子さんにこの話をしようにも出来なくなりました。
私が大阪を離れる前に彼女は亡くなりました。

末期の肝硬変でした。

ムズカシイナ～？

　　　　　↓↓
　　　　　

手間の掛かる子です。
天気の良い日、ベランダに出しておいたらこんなになっちゃった！

身体が弱い子なのか？
それともキカン坊なのか？

飼い主に似て、素直に育ってはくれません…

（陽射しが強すぎたようです。）

な－るほど～

そうだったのか！

と見るページ見るページが目からウロコでした。

シクラメンを買って来てはみたものの、いまいち育て方が不安でした。

部屋の陽当たりの良い場所に置くとかえって花が弱ってしまいます。
枯れた花はどうしたらいいのか。
水やりはどの程度であげればいいのか。
肥料は？

私は当初、昼間は暖かい場所に鉢を置き、水は毎日たっぷりあげればよいと、その程度しか考えていませんでした。

ありがたいことにアドバイスをいただきましたので、今日図書館へ行って園芸の本を探しました。

するとどうでしょう！
あったんです。
そのものズバリ「よくわかる栽培　シクラメン」が！

冬の定番花シクラメンですが「たかがシクラメン、されどシクラメン」でした。

育てるうえで気を付けなければいけないことが多々ありました。
シクラメンと言えども奥が深いんですね。

これからは、これまで以上に毎日シクラメンを見詰めて？しまいそうです。

新たに“張り合い”が生まれたということでしょうか（笑）

お買得品

親の影響だと思いますが、植栽物が好きです。

大阪でも3つほど鉢を育てていました。
こちらに来て、そのうちに部屋に花を飾りたいな、とずっと思っていました。

1月2日、近くのスーパーに買い物に行くと、年末に売れ残った花が少し弱った姿で寂しそうに隅に置いてありました。

その中に私の好きな花シクラメンがあったので、値札を見て迷わずに直ぐ買いました。

このくらいの大きさのシクラメンは2000円近くしていたと思います。

植物も動物と同じで、水をあげたり、陽当たりを気にしたり、肥料をあげたり…いろいろと世話をするのは楽しいものです。

外出する時、帰って来た時、部屋の花が気になります。
弱っていないかとか、蕾は膨らんだかとか、枯れた葉はないかなどと気を揉んだりします。

自分が面倒をみなければならないモノがある、との気持ちは毎日に張り合いを与えてくれます。

そして私の心は優しくなります。


このシクラメンは私のお年玉と言ったところでしょうか。

398円でした。