長い事ご無沙汰しております。皆様のご活躍ぶり拝見しておりますが なかなか私自身では投稿する機会に欠け 今日までプログ放置しておりました。
バレンタインデーを控え意識して焼いたクッキーの写真を撮りましたので恥ずかしながら載せてみようかな と 思い切っての今日の記事です。
フランスは例年にない雨量の多い薄暗い日々が続き 皆首を長くして春の訪れを待っています。 人生は薔薇色の歌ごときローズ薔薇色のクッキーが焼きたいな と思わずにはいられなくなりました。
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アーモンドパウダーの沢山入ったさっくっとしたサブレタイプの 粉砂糖を小量使用の上品な甘さのクッキーです。
ベースには既成のランス( Reims )のローズ色のビスケット ( biscuit rose de Reims )を使用 (日本の方々には手に入れるのは難しいと思いますので次回の記事で 家庭で出来る 作り方を書きたいと思っています。)
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ランスはフランスシャンパーニュ=アルデンヌ地域圏 シャンパーニュ と聖堂 で有名な都市です。 1690年代パン屋さんが釜の余熱を利用の考案より。後には自然色素を加えたローズ色のビスケットに今日に至ります。
2度焼きするため とても相性の良いシャンペンやワインに浸しても崩れないビスケットです。
材料 30個分
ランスのビスケット 12個 (100g)
アーモンドパウダー 140g
小麦粉 140g
卵 2
バター 125g
粉砂糖 45g
ベーキングパウダー 小1
自然着色料 赤 少々
作り方
1 バターを電子レンジ又は鍋で溶かし着色料を加える。
2 ビスケットをフードプロセッサー又はミキサーに入れ粉状態にする。
3 小麦粉とベーキングパウダーを混ぜふるいにかける。
4 2 に 3 を加え 更に粉砂糖とアーモンドパウダーを加え混ぜ溶かしバター、そして卵を加え滑らかになるまで混ぜる。(フードプロセッサーをお持ちの方は始めから最後まで一環してどうぞ)
5 丸くまとめラップに包み1時間半ほど寝かす。
6 4mmほどの厚さに延ばしから抜き氏180度のオーブンで10分焼く。
7 グリルの上で冷ます。
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正直言うと 3度 作りなおしました。 始めは色素を入れたくなかったので 1度目は自家製の木苺(フランボワーズ)のコンフィチュールを粉砂糖の代わりに粉砂糖を入れずに。
2度目は 生のフランボワーズを100g 加えてみたら ローズが青が刈るので生クリームを加え 勿論生地が緩くなったのでビスケットを加えて。
結果として1番目も2番目もフランボワーズの粒々がプチプチ微妙にアクセントになり いい感じ 2番目は特に 昔娘達のおやつに買った paille d'or の中のジェリーの質感を感じて好みの味だったのですが どちらもローズ色には仕上がりませんでした。普通の色のビスケットに仕上がってしまいました。
下の写真は3番目です。ほのかにローズ。(写真では実際よりローズ色がよく出ています。)割ると中は表面よりローズが濃いです。
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私が不満に思い実験を重ねているのを見て 主人が 何でローズ色にこだわるの?
何故でしょうかね。笑
最後には元のビスケットに色が付けてあるのだからと観念して 従順に 上に記載したとおりの 元来のレシピで 3度目の正直のローズ色のビスケットがやっと焼きあがりました。(ローズ薄めですけれどね)
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沢山のビスケットが焼きあがりました。ローズ ピンク色のハートが一杯。
早く 晴れ上がって暖かい春が訪れますように・・・・・・・・・
蓋のきっちりできる缶に入れると1週間は軽く持ちますよ。 我家では1週間ほど前に作ったもの現在バレンタインデーを待たずに毎日頂いています。
クリスマスみたいだね なんて喜んでいる人もいますよ。
P.S 私がお休みを頂いている間 沢山の方々から色々暖かいお声を掛けていただきご返事も差し上げず心苦しく思っています。 スローテンポになると思いますが皆様方とお話が出来るよう更新して行こうと思っております。 皆様どうぞ宜しくお願い致します。