今日も続いてさくらんぼのお話になってしまいます。沢山収穫したさくらんぼを目の前にして痛む前に即出来る保存食はやはりリキュールと思い早速行動に移ることにしました。
フルーツリキュール用のアルコールも売っているのですが私はいつもアルコール度50度ホワイトラム酒を使用します。漬けてから12日経ちだんだん綺麗な色がでてきました。我が家のさくらんぼは黄色い物なので黒いさくらんぼのように濃い色は望めませんがそれでも赤味の濃い琥珀色に仕上がります。
作り方ご紹介します。
基本の材料はさくらんぼ1kgに対しラム酒1L 砂糖350gです。でも私は砂糖は250gに減らしました。氷砂糖は手に入らないのでグラニュ糖 さくらんぼの色が綺麗に出来るように白糖使用です。
作り方
さくらんぼは洗ってからクッキングペーパーでよく水気をふき取り楊枝などで何箇所かつつきます。 軸を入れると味が出るそうなので短く切った軸つきのものも1割ほど加えました。
一日1回上下さかさまにして砂糖を溶かす作業を5日ほど繰り返します。その後直射日光の当たらないところで保管2ヵ月後から賞味できます。漉す方法もあるようですが我が家ではこのままクリスマスまで寝かせます。 木枯らしピューピューの冬 家族の集まる団欒の日々にグラスにさくらんぼと一緒に美味しいリキュールを楽しみます。滞在していた姪が自分で作ってパパにプレゼントしたいと言ったので二人で楽しくお喋りしながら作りました。
前にもご紹介した記事がありますので宜しかったら此処をご覧ください。
リキュールには傷付いていないさくらんぼをしましたが傷ついているのもあったのでコンフィチュールも何瓶か仕込みました。
最近はゼラチンの入ったコンフィチュール用の砂糖が沢山出ていますが私は昔からの方法で普通の砂糖グラニュ糖を使います。無花果などはカソナード糖を使いスパイスも効かせた物が好きですがさくらんぼはそのデリケートな味わいをそのまま残したいので。
さくらんぼは綺麗に洗い水気をふき取ってから種を除き好みの大きさにします。この正味の量の6割(普通は8割、5割まで落とすことも出来るのですが短期間保存の場合。長くの保存のことを考えると6割をお勧めします。我が家では2年ほど前のコンフィチュールも沢山残っています。原則としてコンフィチュールは買わないで手に入った果物で作るのですが無花果などは泣きたいほど沢山収穫があるのです。2年前には野生のプラムをそれは沢山頂いて皆に配ったのだけれどそれもまだ沢山。)の砂糖をさくらんぼの上にかけさくらんぼ1kgに対しレモン汁1個分を絞ります。さっと掻き回し一夜置き翌日煮込みます。
広口の鍋で強めの中火で絶えずかき混ぜながら水分を飛ばし焦げないように煮込みます。あくが出てきた場合バターを少し落とすとすうっとあくがひき透明感が出ます。それでもと言う時は表面取り除いてください。でもあまり取り除くとペクチンまで除いてしまうのでご用心を。一度に沢山仕込むと水分が飛ばず時間も掛かるし美味しく出来上がりません。
煮沸した瓶に出来上がった物を入れ即蓋をして逆さにして冷やします。
ところでうまく煮詰まったかどうか疑問に思う方に。
冷蔵庫で1時間冷やしておいたお皿にほんの少し出来上がったと思うコンフィチュールを垂らします。丸く滴のようだったら美味しく煮詰まっていますよ。
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ここはベリー類のリキュールを仕込むご家庭が多いです。
サクランボ、クラフティと生食で終ってしまう量なのが残念。
クリスマスに手作りのフルーツリキュール最高ですね。
コンフィチュール、こうやって作るとよいのですね。チェリーは種を取るのが面倒ですが、美味しいですね。チェリーの種取器というのも売っています。
保存食を作りなれている塩の華さんならではの素敵なレシピです。
お嬢様とおしゃべりしながら漬け込んだリキュール。。楽しい話題も美味しさのエッセンスになっていることでしょうね^^*
でも、丁寧に作られた自家製リキュールとジャムは格別な味でしょうね。
私も数年後には庭のサクランボで、こうして自家製の保存食を作るのが夢。
早く大きくならないかな。
今のところ庭の収穫物で作れるのはラズベリージャムと林檎のコンポートぐらいかしら。
でも、林檎は今年も不作。
泣きたくなるほど大量のいちじく、消費のお手伝いをしてさしあげたい!(笑)
選別するのも大変な作業ですね。
愛情たっぷり手にかけたサクランボウを
寒い冬に家族団らんの食卓に登るのは
サクランボウも幸せですよね。
さくらんぼのリキュールとコンフィチュールレシピ
素晴らしいレシピ
有り難うございます
うれしいです
作ったリキュール予約が入っていて減ってしまうのではないかと心配しています。夏に家族が沢山来訪するので主人が隠してしまったらというのですよ。笑
ラズベリー沢山いいですね。ノルマンディーはブラックベリーの方小出し。2年前カマンベールに行く途中の道々はブラックベリーに覆われていました。林檎は去年は不作だったと聞いています。でも沢山獲れると保存食作りに悲鳴上げるかもしれませんね。無花果は本当にお分けしたいです。でも本当に美味しい品質の物ではないのですけれど。