マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

好きだけど処分するということ

2019-06-10 | 終活(モノの整理、心の整理、社会的整理)
私は子どもの頃から、好きになってハマると、それに関連するモノを収集する性質です。 人物だったり、漫画やアニメ、小説、雑貨...これまで、いろんなモノにハマりました。しかも、1回ハマると長いです。 

長くハマっていると、関連するモノ(いわゆる関連グッズですね)も、日々年々と増えていきます。気がつくと、決めた場所に収納していたはずが、収まりきれなくなり、あちらこちらに収納してしまう羽目になります。

私がいろんなモノを処分してきた中には、大好きな故に収集したモノもかなりあります。大好きで集めたのに、処分する。正直、処分するときは毎回葛藤が生まれます(笑)大好きなモノとお別れするなんて、私にできるだろうか?でも、このままでは、私の暮らす空間がなくなってしまう!

今回は、いままで好きで集めたけれど最終的に処分したときの、状況や心境、これからどうやって好きなモノと向き合っていくか、をお話します。

過去~現在に好きで集めたモノ(ジャンル)
ハマったことやモノはたくさんあるのですが、それぞれ年代別に思い出していきます。

就学前から小学生の頃
 リカちゃん人形(ハウスやミニチュアも買ってもらいました)
 サンリオキャラクター(サンリオショップでいろいろ買ってもらいました)
 漫画、アニメ(関連グッズと雑誌、書籍)
 ジャニーズタレント(レコード、関連グッズと雑誌、書籍)
 ジャニーズタレント以外のアイドル(レコード、関連グッズと雑誌)
 ぬいぐるみ(ジャンル問わず)

中学生~高校~大学
 引き続きジャニーズタレントと他のアイドル(レコード、CD、関連グッズと雑誌、書籍、切り抜き)
 J-POPアーティスト(CD、ビデオ、雑誌、書籍)
 漫画、アニメ(関連グッズと雑誌、書籍)
 小説(好きなシリーズは全部こづかいで買っていました)
 映画のパンフレット
 食器やカトラリー(好きなメーカーやジャンルがありました)
 ディズニー(ビデオ、グッズ)
 ぬいぐるみ(ジャンル問わず)

社会人になってから
 まだまだジャニーズタレント(CD、ビデオ、DVD、関連グッズ、ライブグッズ、雑誌、書籍、切り抜き)
 J-POPアーティスト(CD、DVD、関連グッズ、ライブグッズ、雑誌、書籍)
 プロスポーツ観戦(選手グッズやチームグッズ、アパレル商品、関連雑誌、書籍)
 漫画、アニメ(関連グッズと雑誌、書籍)
 小説(主にミステリー作品のシリーズ)
 食器やカトラリー
 ディズニー(20代後半までTDLが好きでした)
 UFOキャッチャー(主にぬいぐるみ)

現在
 ジャニーズタレント(CD、DVD、ライブグッズ、舞台グッズ、書籍)
 J-POPアーティスト(CD、DVD、ライブグッズ)
 プロスポーツ観戦(チームグッズ、アパレル商品、関連雑誌、書籍)
 漫画、アニメ(関連グッズ、書籍)
 小説(現在ハマっているシリーズ作品、その他)
 ガチャガチャ(ミニチュア系が好み)

まだありそうな気がしますが、思いだせる限り以上です(笑)

好きなモノをはじめて処分した
好きで買ってもらったり、自分のこづかいで買い集めたモノでしたが、ある日大処分しなければならない日がやってきました。それは、小学校卒業のとき。親の転勤で、関東から福岡に引っ越すことになったんです。
それまで住んでいた家より狭くなるので、モノを少し減らさないといけない、と親から言われ、何を処分するかで、とても迷った思い出があります。
ただ、小学校は卒業して中学生になるときでしたから、自分の中で「子どもからの脱皮」を意識していた時期だったのと、仲良くしてもらっていた友達に「今までありがとう」の意味で、何か譲りたいと思っていたので、手放すものは決めていました。

友達には、一緒に応援していたアイドルのレコードで友達が所有していないモノを、すべて譲りました。リカちゃんは、ハウスやミニチュアと一緒に、近所の女の子にあげました。ぬいぐるみも、近所のぬいぐるみ好きの小さい子どもたちに一部あげました。一部なのは、もらってくれる子の好みに合わないものだけ残ったからです(笑)

サンリオグッズは、まだ使っていたモノばかりだったので、そのまま所有。漫画は、一部友達にあげましたが、ほとんど引っ越し先に持っていきましたね。アニメ関連の雑誌や書籍は、古雑誌として処分したと思います。ジャニーズ関連は、20代のときに処分するまでは、大切に保管していました。

ちょど、自分の心身に変化が出るころだったので、処分するモノに対してはあっさりした気持ちでしたね。

2度目は好き「だった」モノを処分した
2度目の処分は、私がモノの処分を繰り返した話 - マシュマロ’sエンディングノートでお話した、最初の処分のときです。この時は、とにかく収納家具を処分したかったので、当然中に入っていたモノも処分する必要がありました。
好きで集めたモノも、この時は「好きだったけど、もういいいや」という気持ちが強かったのですが、いま振り返るともっと以前から情熱は冷めていたような気がします。ただ、捨てたり手放したりすることが、とても惜しい気がしていたのでしょうね。中には、小学生のころからもっていたモノもありました。

思い切って処分できたのは、以下のモノです。
 熱が冷めたアイドル関連のグッズや書籍、雑誌(古紙回収、ブックオフ)
 ジャニーズ関連の雑誌の切り抜き、グッズや書籍、CD(リサイクルショップか一般ごみ)
 レコード(プレイヤーを処分したので、ついでに)
 読み終わった漫画、小説(ブックオフ)
 映画のパンフレット(古紙回収)
 食器やカトラリー(リサイクルショップ)
 ぬいぐるみ(リサイクルショップ)
 ディズニー関連(リサイクルショップ)
 UFOキャッチャーでとったモノ(一般ごみ)
 好きだけど壊れたり汚れたりしたグッズなど(一般ごみ)
 漫画、アニメ関連のグッズ(リサイクルか一般ごみ)

当時は、割とリサイクルショップでも買い取ってもらえる状態のモノが多かったので、せっせとリサイクルショップに持ち込んでいたことを思い出します。
このとき処分せずに継続して所有していたのは、大好きなアーティストやジャニーズタレントのお気に入りCD、DVD、グッズ、スポーツ選手関連のグッズや雑誌、書籍です。

何度も処分を重ねるものの
その後、自分の中で処分する基準をざっくり決めて、タイミングがきたら処分を繰り返しました。たとえ現在進行形で好きだったとしても。
処分するタイミングは、以下のように決めていました。
 興味・関心がなくなった瞬間
 掃除や片付けのときにイラついた瞬間
 壊れた、汚れた、ヘタってきた
 同じものが重複した
 手に取らなくなった
 手に取っても何も感じなくなった
 管理が面倒くさくなった

ところが、決心して処分するわけではないので、どうしても残ってしまうものもあります。目にとまらなかったり、取り出しにくいところにしまってあったりして、そういったものは、別のものを整理したり処分するときに見つかったりするので、なかなか一掃できないですね。
ただ、基準を決めていることで、好きだけどやっぱり処分しよう!という気持ちの後押しにはなっています。

今後処分するモノと持ち続けるモノ
処分したものは、数知れず。しかし、後から性懲りもなく再収集してしまったモノがたくさんあります。また、ずっと手放す決心がつかなかったモノもあります。

1.漫画と小説
再収集してしまっているのは、漫画と小説です。どうしても手元に置いて、好きな時に読みたい作品があり、連載中だったりシリーズで出版されていたりで、地味に増えて、現在200冊ぐらいあります。連載が100巻に達しようとしている作品があり、私が生きているうちに完結するのか?ドキドキしながら、最新巻を買っています(笑)
これらは、読む気力が無くなったら処分しますが、子どものころから活字と漫画を読むのが好きなので、処分するのは人生ギリギリのタイミングだと思います(笑)

2.スポーツ選手関連のグッズ
手放す決心がつかないモノとして、スポーツ選手関連のグッズがあります。今は引退してしまっている選手なので、現役時代に想いを馳せると、なかなか処分する気持ちになれませんでした。
しかし、終活を意識し始めてから、もしこの先これらのモノを持ち続けても、私亡き後、全部処分されてしまう。好きなモノを、他人の手で処分されるくらいなら、今私の手で処分しよう!と考えられるようになりました。

つい最近処分できたモノが、選手モチーフや背番号のアパレル商品。まだ、観戦時専用のレプリカユニフォームは所有していますが、ほとんどのアパレル商品はリサイクルに出しました。
それから、チームグッズ。まだ残っているモノもありますが、毎週2~3個ずつ「もう、お別れしても大丈夫だな」と思えるモノは、一般ごみに入れています。
一度に全部を処分すると、気持ちがもたないような気がしているので、本当に少しずつ処分していきます。

雑誌や書籍は、ほとんど処分しました。最初は、やはり持っていて読み返したい、と思ったりもしましたが、かれこれ20年ぐらい本棚の奥に眠ったままだったのに、この先読み返すだろうか?と考えたら、読み返す自分が想像できなかったので、処分に踏み切りました。

最期に処分するつもりのモノは、記録達成記念グッズとサインを頂いたグッズ。応援してきた選手の軌跡と、サインを頂いた時に交わした会話が、今でも鮮明に思い出せるので、今すぐは処分できません。まだ持ち続けます。

3.ジャニーズタレントとJ-POPアーティストのモノ
雑誌と切り抜きは数冊残して全部処分しました。これも、読み返す自分が想像できなかったからです。手元からなくなっても、誰かが所有しているはずだから、と割り切っています。

少しずつ処分しているのが、ライブグッズ。10年ぐらい前から、グッズは日常的に使えるモノに限って買う、というルールで購入してきました。しかし、壊れたり、汚れたり、ヘタってきたものは、都度処分しています。
ただ飾ってあるだけのグッズは、これも毎週数個ずつ一般ごみへ入れています。

処分に悩んでいるモノが、CDとDVD。好きな曲ばかりなので、CDに関してはデジタル保管してCD本体を処分するか、そのまま所有するかで、今も悩み中。ただ、聴く気力がなくなったら、きっぱり処分します。CDやDVDって、枚数が多いとめちゃくちゃ重たいですから。他人に処分させるのはかわいそうなモノのひとつだと思います。
DVDも、視聴時間を確保できないという悩みがあるので、一度視聴したDVDはリサイクルショップに持ち込んだ方がいいのかな?と思っていますが、処分に踏み切れないです。

好きなモノとの向き合い方
好きな気持ちが勝ってしまうと、どうしても手放したくなくなります。しかし、私の中で「好きなモノは、自分で処分したい」という気持ちが、今はとても強く大きくなっています。
今は処分する気持ちになれないモノでも、いつか自らの手で処分したいと思っています。そのタイミングを、いくつか想定しています。

まず、管理する能力に自信が持てなくなりそうなとき。これは、体力的な衰えと記憶の衰えのことです。どちらかの衰えを感じ始めたら、一気に処分するつもりです。
それから、気持ちが完全になくなったときです。モノに対する情熱や愛着が全くなくなり、惰性で所有していると思ったら、処分したいと思っています。
最終的には、還暦を迎えるタイミングで全部処分できる心理になっていたらいいな、と思っています。還暦過ぎたら、それこそいつどうなるかわかりません。さまざまな老後を想定すると、所有物は少ない方が断然楽だと思うから。


好きなモノでも、永遠に持ち続けることはできません。いつか処分されてしまう日がやってきます。その処分するタイミングを他者に委ねてしまうのは、少し無責任なようにも感じます。本当に好きだからこそ、処分するタイミングは自分で決めたいのです。


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