早くもおひなさまの制作を開始。
森井さんです。
わが工房に天才は数多く在籍してますが、本当に底が知れないと思わされるのは、このひとですね。
不定形にして無限可塑の創造性・・・
まさしく紙一重と言っていい人物です。
陶芸では、土の固まりを焼くことはできません。
バクハツしてしまうのです。
なので、ある程度の厚みにまで中をくり抜きます。
ごらんの仕様。
なぜかしはんがくり抜かされます。
本人ときたら、「時間がない!」「まにあわない!」と常に焦ってるのです。
展覧会の予定を入れすぎでは?
大量生産・・・
人気作家さん(イラストレイター)なので、発表すればすべて売れていきます。
さんしじゅうに・・・
六対のおひなさまができました。
最初、デザインに思い悩んで一体に1時間半をかけるのに、最後の時間が迫ると3分でつくっちゃうところも天才。
セットとなる六隻の屏風・・・
創造性がうずくのか、だんだん飽きてくるのか、最初と最後ではまったく別の作行きに。
ほんと、さすがとしか言いようにありません。
時間に深刻に追われる彩色も楽しみです。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園