12月もこのあたりまでくるとヒマな時間帯が増えますね。
みんな、忙しがってんじゃないよ(体調を崩すひとも多い)。
ひとの少ない日には、部屋の隅でそっと大掃除。
いよいよいちばん大変な釉掛けコーナーに手をつけます。
容器を移動させると、そこには一年間の汚れが・・・
こいつをきれいにしまして・・・
きれいにした容器を元に戻す、と。
今度はコーナー奥のゾーン。
きったない・・・
これをピッカピカに磨き立てます。
この要領で事を進めます。
メインとなる手前ゾーン。
ピッカピカに。
段取りのお手本ですね。
一帯全域がきれいになりました。
釉の名前もくっきりと書き改め、新装開店の雰囲気。
反対サイドの窓辺もピッカピカに。
見通し明るく、ね。
神さまたちにお戻りいただきまして、すっきり。
今年一年のご愛顧に、感謝感謝。
本日、工房の忘年会です。
みんな、6時になったらおいしいものを持って集合ね。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
ゆうさんのお母ちゃん、れいさんの仕事っぷりです。
母娘そろって、ソー・スキルフル(器用でじょうず)。
うさぎさんのぬいぐるみ風の置きものです。
アライグマといい勝負。
ただ、背景に押されてますね・・・
個性ありすぎでスキルフルすぎ、この工房の人々。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
サイトー(娘)、改め、ゆうさんの仕事っぷり。
数々のタイプの植木鉢をつくってきましたが、最新作は動物。
これは・・・タヌキ?
おっと、アライグマさんのようです。
なにをつくらせても一級品!
裏側を見ると、塊のようで、きちんと中空につくられてます。
このへんの技術もすごい。
色も土の使い分けで表現。
でもこれ、いったいなにに使うの?
手にエアプランツを持たせるタイプの鉢植えですってよ。
もう個展でもやって、鮮烈なデビューを飾って、陶芸作家になっちゃいなよう。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
池袋の自由学園さんです。
毎年、この時期のお出かけ。
工房名誉師範代のりょうこさんが、こちら明日館内のギャラリーで個展なのです。
わくわく。
今年も新作を取り揃えての展開。
川越で独立してはや十年・・・くらい?
陶芸教室トナリタさんの主宰としてがんばってます。
今や、人気陶芸作家さま。
りんごシリーズ、売れゆき好調(たぶん)。
陶製鏡もちの発明者もこのひと。
年々、背が高くなってるような・・・
器は、可愛い上に、使いやすさでも定評があります(おそらく)。
出せばすぐに売れていきます(想像)。
あれもほしい・・・
これもほしい・・・
目移りがします。
あ、これは似てるけどうちのよめはんです。
悩んだ末に、こちらの一輪挿しをゲット。
しはんコレクションに加えます。
髪を伸ばしてるりょうこさん。
「しはん・師範代」いつもの記念撮影は、今年はこんなポージング。
川越・トナリタさんの情報は、上の画像をタップしてください。
りょうこさんの個展は、26日(木)までの開催。
ギャラリーの場所などの情報は↑こちら。
ハモニコ女史も同じ場所での展示を控えてます。
フランク・ロイド・ライトの建築も楽しめる自由学園は、見どころもいっぱい。
ぜひお越しくださいな(自由学園の情報は↑こちら)。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
秋山さんが、かぶせでつくったボウルに穴を開けはじめました。
これじゃ、おうどんのおつゆが漏れちゃいそう・・・
ふたつも。
さては、おそばの水切り用のザルか?
だけど、そこに大穴・・・
いったいなに?
なんと、ふたつを「鉢合わせ」にしてつくるランプシェイドでした。
自分で考えて、やりきっちゃいました。
お見事!
動物大好きな井口さんは、今度は金魚鉢形の貯金箱を制作。
優雅な風情です。
硬貨の投入口は大きく、いつでも取り出せるように(だけどそこそこ困難なようにうがつのが貯まるポイント)。
「ピンポンパール」という、おうちで一緒に過ごしてる金魚さんだそうですよ。
こりゃ割れないわ。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
よめはんが、キンモクセイの枝とみかんのスライスでクリスマスリースをつくってくれました。
ささやかに飾りつけ。
毎年おなじみのやつも出動。
シンクの前に・・・邪魔か?
こっちにしますか。
画伯の画になじんでる。
ささやかすぎ、飾りつけ。
上空にも。
このひとたち、よく見たらなんなんだろうなあ・・・
ささやかに、大掃除も開始されてます。
年末におおわらわするのは嫌なんで、少しずつ。
神前のディスプレイ群、ほこりがすごい・・・
きれいにいたします。
神棚も。
神聖な気持ちに。
しはんの陶芸修行中に焼いた越前です。
家宝級。
神棚の奥の宝物箱に、御神体の師匠の指の骨が眠ってます。
二十年を平穏に過ごさせていただき、気持ちも新た。
あと二十年がんばりますので、どうぞお見守りを。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
いつもセンセーショナルな作品をつくって周囲を驚かす、新人のはんなさんです。
粘土のかたまりを糸で切って、三つのパートに分離させました。
一段目がフタになり・・・
二段目、三段目が小物入れになります。
ムク成形くり抜き技法(しはんの重箱もこのつくり方でした)。
容量を少しでも大きく取るために、重箱の隅をつつきまくってほじくります。
たくさん宝石を入れたいものです。
最後にやらかすのも、はんなさん。
フタを落っことしてしまったようですが、これはこれで風情がありますね。
どこかマチュピチュ感・・・
仕事は正確。
合わせ目はピタリ。
焼き上がる前に、中に入れる宝石を買っておきましょう(あるいはコンペイトウを)。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
今日は六角形のお皿をつくる、と今井くんから意思表明がなされたので、つくってもらってます。
六角に伸ばしたお皿のむっつの角に、スリット。
そこをくっつけ合わせて、角を立てていくわけですね。
なるほど。
むっつの角を立たせていきます。
すると、むっつの壁も立ち上がってきました。
丹念で手抜きなし。
そしてたのしく。
それが今井流。
かっこいいのができました!
雪の結晶の模様が入るのかな?
ロマンチックなひとでもあります。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
本焼きの窯出しです。
おおむね、いい焼き上がりのようですよ。
今月は23日(月)にも窯を焚くので、釉掛けがまだのひともよろしくです。
今年の作品は今年のうちにね。
最新の焼き上がり作品選です。
横山くんのにゃんこ軍団、在庫一掃。
岡村さんのにゃんこは、ペン立て?
ビビッドなハアトが効いてます。
井口さんのチョウチョの貯金箱。
細密にしてエレガント。
河口さんのしのぎ粉引きは、師範代のりょうこさん写し。
きれいに仕上がりました。
同じく河口さんの大皿。
撥水剤の線が、面をきりりと引き締めます。
すださんのコースターは、秋の枯葉色。
クレヨン線もちょっと憂いを帯びてて、いい風合いです。
佐藤(直)さんの、しのぎ一輪挿し。
いろんな形状のディンプルが楽しい。
スペイン農家風なおうちも佐藤さん作。
中にあかりを灯したら、ぐっと雰囲気が出そうです。
飯田さんのファンタジー世界は、クリスマスバージョン。
彼女の作品は、この季節にいよいよ本領が発揮されます。
練り込み色土にいっちんもいい感じ。
年末、そして新年と、どんどん作風も更新していきましょう。
窯出し作品は、順次にアップさせてもらいます(過去作品は、上の画像をタップして「ギャラリーページ」へ)。
お楽しみに。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
重箱です。
どうつくったか、おわかりですか?
この有機的な曲線美・・・
タタラつくりじゃできそうにありません。
でん、でんでん・・・三段重、にフタつき。
底のつくりも流線形。
手びねりでも無理ですね。
さて、わかりました?
答えは言いませんので、考えてみて。
じゃん!
ドーナツ形の容器。
「バウムクーヘン入れ」と異名を取ってます。
ろくろ挽きです。
どうつくったか、おわかりですか?
答えは言いません。
考えてみてね。
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