たなごころに、いつも相棒

2024-12-11 08:54:51 | 日記


休日は、昼間から外で飲む。
んで、買いためた本を耽読。


ぐい呑みを試す、という重要な機会でもあり。
工房志野。


学園の公園にて。
天目。


高台のつくりも肝心。
一刀、一閃!


茶陶の師匠・太陽センセーの唐津皮鯨。


お手本のようなちりめんじわ。
造形に躊躇は禁物、と教えてくれます。


修行時代のヨボヨボ手びねり越前。
これはこれでかわいい。


高台でも遊んでます。
銘「おっぱい」とするかな。


工房でお茶を飲むときは、このふたつの抹茶碗を使ってます。
容量たっぷりで、水気をしっかり補給。


貫入も育ってきました。
そろそろ銘も用意しなきゃなあ。
「鬼ヶ島」かな、だけどどこかで聞いたやつだな、却下か。
こうして手のひらを温めながら考えるのも楽しい時間。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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ごちそう集

2024-12-10 08:50:43 | 日記


土鍋が今季の初出動!(だいぶ前の話だけど)
ようやく寒くなってきましたね。


21日(土)の工房忘年会にも出動予定です。
みんなもおいしいものを持ってきてね。


キャベツが高値ですね。
こんなときは逆に、ごっそりぜいたくしちゃいましょう。


ほんだしとお醤油だけで丸々煮込み。
つか、煮立ったらすぐに鍋ごとタオルで保温して、燃料費節約。
こんなとき、てふあーるの大小鍋が活躍します。


三時間後〜。
くったくたになってて、ふたりでぺろりと食べちゃえます。
お肉もなんにもいらないよ、やってみて。


朝イチにパソコン仕事(このブログ書き)をしてると、おにぎりがそっと横に置かれるシステムが定着してます。
とりチャーシュー炊き込み飯のやつ、うまい。


菜飯のやつ、うまい。


むかごのやつもうまい。
今朝はまだ出てこないが、うまいはず。


と思ったら、ピザトースト。
けっこう攻めてる。


ひっくり返したら、ハムでした。
美味なり。
忘年会参加をご希望の会員さんは、よかったら表明LINEください。
ざっくり人数を把握しときたいんで、よろしくです。
楽しくてあったかくてにぎやかな夜にしましょ、いつも通りにね。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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薪窯の迫力!

2024-12-09 07:41:01 | 日記


待ちに待ってたぜ!
信楽の薪窯から、作品が帰ってきました。
待ちきれずに梱包を解く男たちです。


横山くんの「辞書型」花生けは、こんな感じに焼き上がりました。
釉薬・電気窯の工房式とはまったく違った風合い。


薪で焼く原始的な焼成法です。
薪が焼けて灰になって、焚き火のすぐ脇に棚組みされた作品に降り積もり、それが高温で融けて自然釉になって、器に景色を焼きつけます。


野本くんの皿も激シブ。
三点の目土の跡(重ねて焼いたのですね)がぼたもちになって、これまた独特の味わいを醸します。


佐々木くんの徳利は、灰かぶり。
おそらく棚の最前列で、薪の灰に埋まってたのでしょう。
なかなかの威風。


酒杯の方は、ビードロに近い美しい色合い。
土も薪に合わせ、みんないろいろと研究してます。


レイさんは、黒土を混ぜて炭化風に。
珠洲焼きに近いこちらもまたいい風情。


だけど今回の出色は、秋山さんのこちらでしょ。
火前で壮絶な風景をまといました。


スリットの入った火裏側も、たのしい変化が。
どの面にも回転舞台のように違った光景が展開するのも、薪窯作品のうれしいところ。


山田くんのハニワさんは、片身変わり。
右半分と左半分がぜんぜん別の感じ。
火前だった右サイドから炎が左に向けて素通りして、灰が片側にかぶったわけです。
すごくいいわ、これ。


黒田さんのハニワさんもいい雰囲気。
焼きちんがかかりますが、この手のやつがお好きな方は、来年5月にまたチャンスが巡ってくるので挑戦してみてね。
家宝級がザクザク採れる薪窯焼成は、なかなか得難い経験だと思いますよ。
作品の構想を練って待て〜!

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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本焼き(一発め)です

2024-12-08 08:11:50 | 日記


本焼きの窯詰めです。
素焼き後一週間にして、はや最終盤に差し掛かっております。


左の棚がすでに満載気味。
だけど、もう少し入りそうな・・・


もったいない、はよろしくない。
もう一個入る!という直感を信じていったん崩し、小さく棚組み。


天空のステージが出現。


これが正解でした。


右の棚も混み入ってます。
なにしろ、「絶対に入れて!」な作品が多すぎ。


小さく棚組みして、高さ合わせ。


その上にも、みっしり。
丸のパズルは難しい。


そしていよいよ最上段へ。
お正月ものが目白押し。


ここにも小ステージを設置。
どれだけ窯詰めで苦労してるか、理解してほしい。


これで満々席でしょうか。
だけど釉掛けがまだの方もご安心を。
23日にもう一本焼きますので、今年の分は必ず焼き上がります。


このワゴンを奥に押し込みまして、スイッチオン(どきどきワゴンスライド動画は、上の画像をタップして、インスタからどうぞ)。
明日の窯出しとなりますので、お楽しみにね。
そして入らんかった作品、はやく焼きたい作品は、26日の焼き上がり。
今年の作品を今年中に焼いて、新年を新鮮な気持ちで迎えましょ。
ご予約、まだまだお待ちしてます!

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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花の木曜日

2024-12-07 08:17:07 | 日記


木曜日のお姉ちゃんたちです。
河口さんは、なんかいいことを思いついちゃった雰囲気。


フタの中に、なにかを仕込んでますよ。
本人、ニヤニヤしてます。


外側はこんなファンシーな感じになりました。
なにを入れる容器でしょうか?


完成。
塩ツボのようです。


フタの裏にスプーンがついてて、収納できるようにしちゃいました。
実用新案で特許申請しなきゃ。


相棒の岡村さんは、小鉢つくり。
なにかアクセントを加えてます。


お魚を狙うにゃんこが!
お線香立てなのですね。


古来の唐ものにある「一閑人(いちかんじん)」というスタイルです。
骨を狙うわんこまで。
なんて楽しい仕事なの、女子会じみた木曜日って独特。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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12月期の陶芸体験さん、募集中!

2024-12-06 08:23:34 | 日記

12月期の陶芸体験さん、募集中です!
いつでもお問い合わせ、ご予約くださいな。
お電話・・・03-3925-9978
メール・・・forestfish@mail.goo.ne.jp
くわしくは下の画像をタップして、情報ページをごらんください。


ご家族でどうぞ。
陶芸体験でクリスマス!ってのもいいかもね。


素敵なプレゼントが渡し合えますね。
あったかい時間をお過ごしあれ。


親子で、ってのは今や定番。
母娘でも、父子でも、ジジババと孫でも・・・いろんな取り合わせでどうぞ。


子供が一緒に遊んでくれるなんて、人生のほんのいっとき。
この一瞬を思い出に焼きつけろ〜。


おっと、大人になってからもつき合ってくれるなんて、娘め、よい子に育ったのう。
悩みなど打ち明けつつ、うれしい知らせなどやり取りしつつ、成熟した時間をお過ごしなされ。


手の動きがまるでアーティスティックスイミング。
血のなせる仕業か〜?


気の合う仲間たちで、ってのも最高!
助け合え、いやいや、競い合え、若者よ〜。


おいおい、ペアルックで陶芸デイトとは〜!
この作業で、本物の相性が試される〜。


もちろん、おひとりでも気軽にどうぞ。
これを見てやる気になっちゃった方は、もっかい上の画像をタップして、教室のご予約情報ページ「東京で陶芸体験!学園計画」からご予約ください。
クリスマスシーズンは、イルミネーションもいいけど、器つくりが熱い!
ご連絡をお待ちしてます。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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ろくろに夢中

2024-12-05 07:32:56 | 日記


ルーキーのナゴヤくんです。
ろくろに初挑戦。


土殺しに芯出しなんて、何週もかけて体得するようなもんじゃないぜ。
スジもよろしく、開始して15分後にははやくも成形に。


これくらいのペースが、工房のアベレージ。
手順を覚えたら、どんどん工程を進めて抜きん出ろ!
初日にみっちりオニ指導、二日目から放し飼い(わかんなきゃ質問形式)、がうち流。


こちらは徳永母ちゃん。
ろくろを挽く姿もサマになりつつあります。


この日ははじめての大鉢チャレンジ。
大きな粘土で、一個挽きです。


心穏やか(か?)。
手元も安定してます。


結構セメますね。
壊してもいい、限界まで詰めて、自分を知ることが大事。


限界の底に、自然現象の理解が隠れてます。
今日のところはこれでいい。
守らないで深くえぐる、それが上達への唯一の道。
ろくろビトたちよ、精進せよ。

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陶芸体験さん、いつでもどうぞ

2024-12-04 09:39:22 | 日記


体験さんに指導するときにうっかりできてしまう、しはんの手びねり器たち。
たまってきました。


自分の手元はうわのそらで、対面に向かってしゃべり倒しながらつくってるんだけど、なかなかよい形が立ち上がってくるのだよなあ。
これが心の形なのかしらん。


しはんの作品は、早々に満載になる窯にちっとも入れてもらえないんで、年末に一挙焼成。
なんか陶芸が楽しくなってきてる今日この頃。
今年もあと一ヶ月、みなさんもぜひ、その熱い気持ちを作品に!


陶芸体験のお問い合わせとご予約は、上の画像ポチから情報ページ経由でどうぞ。
いつでもお待ちしてます。

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そうたいせいりろん

2024-12-03 08:20:45 | 日記


デコボコ面にまっすぐな線は引きづらいですよね。
ちょうどいいんで、この機会に相対性理論を解説します。


アインシュタインさんは、「光はまっすぐに進む」ことを発見したというか、勝手にそう決めちゃいました。
実は光ってのは「光子」という粒でして、この撥水剤のまっすぐ線がその軌道としましょう。


ところが、光ってのはまっすぐのようで、見方を変えると曲がってるものなんですね。
重力でも曲がるし(粒なんで)、静止系に対する加速系の光(ホームから見た電車の中の光とか)もゆがんで見えます。
宇宙空間を進む光なんて、実はこんなふうに曲がりくねった軌道を取ってるんですよ。


なのに、「いやいやいや、光は曲がってないの!まっすぐに進むったら進むの!」とアインシュタインさんは言い張るわけです。
曲がってんのは時空間の方であり、光はただまっすぐにその測地線をなぞってる(最短距離を進んでる)に過ぎないのだ、と。
光の絶対性を基準に置いた、こここそが相対的なわけです(その観測結果が出たことで、相対論は万有引力の法則を修正・更新しました)。


揺るぎないのは光のみで、それを論拠にすると、時間も空間も質量やスピードによって伸び縮みし、ねじくれます。
んで、ゆがんだ時空間の位置から本来あるべき位置に向かう加速こそが重力の正体なのだ、と結論づけてるのが、一般相対性理論です。
ぼくらは、地球の質量がゆがめた時空間の底に向かって加速しつづけ、地球もまた位置を修正しようとぼくらの質量の足の裏を押し返してるのです。
陶芸はいろんなことを教えてくれますね。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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土鍋1号

2024-12-02 07:41:31 | 日記


丼の出来栄えにほれぼれしたはんなさんが、土鍋つくりに挑戦。
ヒモ積みはもうお手のもの。


目の前にあるろくろ挽きものがお手本です。
うまくいくのか?


直径、深さ、腰の張り出し・・・
ベースは完璧。


しかし、土鍋はここからが大変なのです。
フタをフィットさせるカズラつくり。


口のへりを外側に開いてから、もう一度内側にたたみます。
この構造のおかげで、フタが据わって安定するというわけ。


さらに、フタつくり。
直径をぴたりと合わせたい。


そしてハンドル。
独特の造形。


ようやく全体像が見えてきました。
なかなかいいですよ。


立派なのができました!
今年の土鍋第一号。
ボディとフタを合わせるには、まん丸&水平を出しやすいろくろがおすすめだけど、手びねりでもいい味が出ます。
ぜひあなたもチャレンジしてみて!

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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