『アイカツ!』というアニメがある。
まあアニメは派生メディアで、元祖はゲーセンの女児向けDCDなのだが。
その10話、「有栖川おとめ」の初登場回である。
普段は噴水に現れた虹を触ろうとして落水してしまうくらいの天然なのだが、
初登場の時点で既に3社のCMに出演しているなど何気に実績のあるアイドルとして描かれていた(この設定すら忘れられていそうだが)。
おとめが学園の中庭?かどこかで「白鳥が空を飛ぶイメトレ」をしているのをヒロイン・星宮いちごが見つけるシーンがあるのだが(※唐突に女児向けアニメを語り出す27歳)
おとめ「来年お仕事で白鳥の役をやるから、白鳥になったつもりの練習!」
いちご「すごいね! 来年のお仕事の練習もう始めてるんだ」
おとめ「おとめドジだから、皆の何倍も練習しないと駄目なんです」
おとめ「でも、いっぱいいっぱい練習しても、本番は怖くて……」
おとめ「だからやっぱり、いっぱい、いっぱい練習しないと!」
いちご「うっ……」
こうして、あの常にポジティブないちごを悩ませ、彼女は後に自分を見つめ直すことになる。
表では天然でありながら裏で努力を怠らない、まさに白鳥の水かきとも言えるアイドルだったのだ。
(まあ26話あたりからずっと空気だが)
そして、「いっぱい練習しても本番は怖いからいっぱい練習する」という理論が崩壊しているところが、
正解のない問題の答えを探し続けるもどかしさを表しており、何とも切ない。
努力は必ずしも報われるわけではないし、
努力の仕方によってはそれ自体が間違っていることもある。
それでも、「いっぱい練習する」ことが答えだと言い聞かせる。
ビビッと来てしまった。
正解のない問題が、仕事という世界には何十問あるのだろうか。
悩んでいるのは当方だけではない……はず。
まあアニメは派生メディアで、元祖はゲーセンの女児向けDCDなのだが。
その10話、「有栖川おとめ」の初登場回である。
普段は噴水に現れた虹を触ろうとして落水してしまうくらいの天然なのだが、
初登場の時点で既に3社のCMに出演しているなど何気に実績のあるアイドルとして描かれていた(この設定すら忘れられていそうだが)。
おとめが学園の中庭?かどこかで「白鳥が空を飛ぶイメトレ」をしているのをヒロイン・星宮いちごが見つけるシーンがあるのだが(※唐突に女児向けアニメを語り出す27歳)
おとめ「来年お仕事で白鳥の役をやるから、白鳥になったつもりの練習!」
いちご「すごいね! 来年のお仕事の練習もう始めてるんだ」
おとめ「おとめドジだから、皆の何倍も練習しないと駄目なんです」
おとめ「でも、いっぱいいっぱい練習しても、本番は怖くて……」
おとめ「だからやっぱり、いっぱい、いっぱい練習しないと!」
いちご「うっ……」
こうして、あの常にポジティブないちごを悩ませ、彼女は後に自分を見つめ直すことになる。
表では天然でありながら裏で努力を怠らない、まさに白鳥の水かきとも言えるアイドルだったのだ。
(まあ26話あたりからずっと空気だが)
そして、「いっぱい練習しても本番は怖いからいっぱい練習する」という理論が崩壊しているところが、
正解のない問題の答えを探し続けるもどかしさを表しており、何とも切ない。
努力は必ずしも報われるわけではないし、
努力の仕方によってはそれ自体が間違っていることもある。
それでも、「いっぱい練習する」ことが答えだと言い聞かせる。
ビビッと来てしまった。
正解のない問題が、仕事という世界には何十問あるのだろうか。
悩んでいるのは当方だけではない……はず。