クローバー 匍匐(ほふく) 福福

末梢神経鞘腫瘍で右前足と肩甲骨を切断したココのことや身の回りの出来事など日々感じたことを発信します。

ナナは不死身!その3

2021-03-16 23:57:47 | 



9月17日にかかりつけの病院に行きました。
検査の結果、腎臓や肝臓、胆嚢などの数値がよくなく、
脱水症状を起こしているとのことでした。

腎機能が低下すると必要な水分も尿といっしょに排出するので
脱水を起こすのだそうです。

慢性の腎臓病は治せないので、基本的に処方された
点滴、薬、療養食は
生涯続けなければならないとのことでした。

初めのうち、点滴は毎日のように行き、
病院が休みの日も行きました。
8回ほど続けてからは、2,3日おきになり、
その後、1週間ごとになりました。

2ヶ月近く通って、ようやく10日おきでよいことになりました。

そんな中、獣医さんの奥さんから
「ナナは不死身やね~!」と言われたのです。

また、スタッフの方からも
「ナナちゃん、凄いなあ!こんなに元気になるなんて!」
と言ってもらいました。

それから、3週間前まで4カ月近く、
10日おきに点滴に行っていました。

ところが、私がこのブログに夢中になって、
ナナの点滴に行くのを忘れてしまいました。

それで、3月16日に連れて行きました。

すると、先生から
「3週間たっても症状が悪化していないのなら、
点滴はしばらく止めておきましょう。」
と言われたのです。

                                                                                     2021.01.02

驚きました!!
嬉しさ半分、不安半分ですが、
とにかく、ナナは今、とても調子がいいのです。

心臓病特有の咳は出ますが、それほど苦しそうではありません。
このまま、苦しまずに少しでも長生きしてほしいです。

シュナウザーの寿命は12~15歳だと言われています。

ナナは今、13歳8ケ月。
十分頑張ってくれているのかも知れません。

去年の今頃は余命二カ月と思っていたのですから
今のナナの元気さは信じられません。
本当にありがたいです。

前に五つ葉のクローバーのところでナナに奇跡が起きていると
書いたのはこのことだったのです。

                                                                    2021.03.13


ナナは不死身!その2

2021-03-16 13:41:08 | 
2020.8.19

病院から戻った夜、私はほとんど眠ることが出来ませんでした。
ナナがこのまま死んでしまうと思ったからです。

一晩中ナナの添い寝をし、ナナの手を握りながら、
「ナナ、死なないで!」と祈っていました。

でも、「このまま死んでしまった方がいいかも知れない。」
とも思っていました。

というのは、ナナの心臓病(僧帽弁閉鎖不全症)は
最期、とても苦しむと
獣医さんから聞いていたからです。

今なら、ぐったりとして、寝たままですが、
それほど苦しんでいません。
それならば、このまま死んでしまった方が
いいかも知れないと考えたのです。

かかりつけの獣医さんに前日の病院から、
連絡を取ってもらいましたが、
検査する機器がないので、
薬での治療が出来るようになれば
来てほしいとのことだったそうです。

それで、朝一番に大きな病院に行きました。
担当医師を変えてほしいとお願いし、
院長先生に担当してもらうことになりました。

院長先生からは

「やはり、胆のうは破裂している。でも、ほとんど塞がっているので、
このまま手術はせずに点滴治療をしましょう。」
と、9月3日から9日まで1週間入院しました。

ほぼ毎日、お見舞いに行きましたが、
ぐったりしたままで、ほとんど動くことはありませんでした。
そして、食べないのでチューブで流し込んでいるとのことでした。
(犬は調子が悪い時は本能的に動かないようです。)

私の友人が二人、別の日に病院に来てくれましたが、
二人とも「もうダメだと思った。」と後で言っていました。

でも、「腎臓と黄疸の数値は少しずつよくなってきている。」
と聞いて安心しました。

入院7日目に、「いつでも退院していい。」と病院から電話がありました。
病院へ行ってみるとすっかり元気そうにしていました。
本当によかったと安堵しました。

体重は入院前は5.8㎏ありましたが、4.8㎏になっていました。
人間でいうと10㎏近く減ったことになります。
本当にガリガリになっていました。

退院して、8日目。
今度は尿に血が混じっていました。

2020.9.10