Friends of Valves 自作真空管アンプ

自作真空管アンプを中心にいろいろ載せていきたいと思います。

オフ会でコントロールアンプの確認

2022-05-08 21:52:19 | オーディオオフ会

GW最後の日の今日は、小野市のS氏宅にてオーディオオフ会でした。

私の今日の目的は、先日から製作しているコントロールアンプの確認です。早速、S氏のコントロールアンプから、拙作のものにつなぎ変えました。

パワーアンプも拙作のHY-69(p)のアンプに。

ソースは、白鳥英美子さんの「うたの景色」というCDです。このCDは、透明感のある歌声が再生するアンプにより出方が異なるので、アンプの聞き比べにぴったりです。

しばらく聞いていましたが、いまいち皆様の反応がよろしくない。ボリュームを上げるに従い音がだんだんと歪んでくるのです。それもそのはず、設計は6DJ8向けに実施しているのですが、現在は、いろいろ球を差し替えて、一番しっくりきたECC812という球を挿しているのです。ECC812はあまりなじみのない球ですが、μの大きさ的に6AQ8(ECC85)あたりの球と似たような感じの球かと思います。

家では、そんなに大きな音が出せないので、あまり歪を感じなかったのですが、やはり、百戦錬磨のツワモノがそろっているオフ会では、ごまかせませんでした。確かにオシロで波形を確認しながらボリュームを上げていくと歪むのですが、MAX出力付近で顕著になるので、あまり関係ないだろうと思っていましたがダメでした。この辺りは、今後どうすべきか課題となります。

その他、M氏が購入したVT-62(801)シングルアンプの試聴などを行いました。

M氏によると、中古で購入した本アンプには、ハムが入るとのことで悩まれていましたが、中身を見てびっくり、かなり良いパーツが使われているものの、回路追っていくも、何かわからないICっぽいものやら、トランジスタなど使われており、どういう回路になっているのかさっぱり不明。なお下記のスピーカはDynaudioのものだとのこと。

ブロックコンデンサにルビコンのブラックゲートやら、フィルムコンに上記写真の黄色いもの(何か忘れました)が使用されており、今ではかなり高価になっているとのこと。段間トランスやら、パーツだけでも相当しそうですが、確かにハムが残念でした。

そして、最後は大御所による6CA7や6V6などと同じピン配なら駆動できるアンプ(マルチTubeアンプとでもいうのでしょうか)による球を差し替えての確認。特に今日は、R120や、KT-66、6CA7等を楽しみました。

下記は代表してKT-66です。

真空管らしい丸くふっくらした音が、耳に心地よく、やはり拙作のアンプと比べると、拙作のはちょっとナローな感じがします。もう少し工夫がいりそうです。

そして、本日はMJのライターが2名も参加されました。今月10日発売のMJ誌に掲載のスピーカとADCの記事で執筆されているS氏とI氏です。今日はS氏がスピーカのネットワークの交換作業をされました。下記の大きい方のスピーカのネットワークをドライバーに合わせたそうです。そのためか以前より聞きやすく、自然な感じに音が出てくるようになりました。

そして、I氏からは、B電源用の高圧レギュレータの基板をいただき、また、場所を提供いただいているS氏からは、黒檀トーンアームの端材で作ったお箸をいただきました。Iさん、Sさん、ありがとうございます。

GWの最後に楽しいオフ会を過ごせました。明日からまた仕事ですね~、頑張らねば!!

 


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