最近、ポジティブグリッド管にトランジスタをダーリントン接続する回路をいくつか測定したり、アンプにしたりしていましたが、逆の接続にしたらどうなるんだろうと疑問と好奇心がわいてきました。逆とは、トランジスタの入力側に真空管をダーリントン接続する回路になります。
そこでちょっとネットで検索していたのですが、既にやっている方たちがいて、”球リントン”という名で呼ばれているようです。
早速、球リントンではどんな測定結果になるのか確認してみました。
確認した回路は下記になります。
この回路で球はとりあえず、6DJ8を使用してみました。
いつものようにエア配線になります。
測定結果ですが、下記のようになりました。
ですが、どうもうまく測定できません。なぜかわからないのですが、立ち上がりのところできれいな線が出ません。電源装置もなぜかおかしく、電圧がきちんと出なかったり、電流の表示が正しく出なかったりといつもの測定とは異なります。
ただ、特徴としては、入力側につないだ3極管の特性を引き継いだ形になっているようで、これはこれで面白い結果です。
今度は、トランジスタをFETに変更してみました。
写真は撮り忘れましたが、トランジスタをそのままFETに置き換えた形です。その結果は下記のようになりました。
傾向的には、同じく3極管の特性に近似していますが、これも測定がうまくいかずです。
恐らく、発振でもしているのかな?というような感じですので、もう少し根詰めて測定してみたいと思います。
今日の測定でトランジスタを2個破損させてしまいました。
また挑戦したいと思います。
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