猫を捨てる奴は捨てられろ

猫とプログレとオーディオとベスパのブログです。

LM6172 無駄買いですよ

2010年04月28日 23時55分00秒 | オーディオ
先日久しぶりに秋葉原に行ったら、ラジオデパートのサンエレクトロにLM6172があったので買って帰りました。
評判が結構良いので、なんとなく気になっていたオペアンプです。
DV-800AVに使うことを考えるとSOICタイプがよかったのですが、DIPタイプしか置いていませんでした。




やはりここは改造中のDPF-7002のI/V変換に使おうと思い、改めてこのオペアンプのデータシートを確認したら、
「ユニティゲインで安定」「スルーレート3000V/us」「セトリングタイム65ns」と、ここまでは正にうってつけで且つ圧倒的なスペックです。



だがしかし!
今頃気付きました!
FET入力ではありませんでした!

FET入力のOP275と比べると、I/V変換で重視すべきとされる入力バイアス電流は10倍、入力オフセット電流は30倍です。
ちょっとどうかなと思います。
なのでこれは見送りとしました。
大人しくI/V変換はOP275で行こうと思います。



で、このLM6172何に使ったらいいんでしょうね。

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4 コメント

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お邪魔致します m(_ _)m。 (へうたむ)
2010-08-17 01:25:29
お邪魔致します。

DAC基板キットのオペアンプ選定で四苦八苦している者でして、以前からこちらは何度か拜見・参照させていただいているかと…。

今ごろのコメントで恐縮ですが、こちら:http://www.headphone-amp.jp/b/test/read.php/pav/1077956760/801-900 の873番書込みに、ACを扱うオーディオDACのI/V変換では、入力バイアス/オフセット電流はほぼ関係ない、という説が見えます。
‥‥私は、まだ判断に迷っているのですが。

また、OP275はバイポーラー+FETの‘バトラー・アンプ’を謳っていますが、入力バイアス電流は標準100nAで、これはバイポーラー入力オペアンプの値です。
とはいえ、I/V変換にFET入力の OP275、OPA2134などを使った場合、入力インピーダンスの高さゆえか、くっきりした彫りの深い音像が得られるように感じます。

― 今後ともよろしくお願いいたします。
返信する
Re:お邪魔致します (fripp_fripp)
2010-08-22 23:47:52
お返事が遅くなり申し訳ありません。

そうでしたOP275はFET入力と言い切ってはダメでした。
ご指摘ありがとうございます。

教えていただいた記事を読みました。
確かに悩んでしまいますね。
でも、その説へのツッコミへの反論がないままで話は終わっているんですよね。
私はI/V変換では入力バイアス電流と入力オフセット電流は重視すべきと教わったので、それを信じていたのですが・・・
どうなんでしょう。
その記事が正しいとするとLM6172はうってつけですよね。


こちらこそ、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
返信する
Unknown (Unknown)
2011-08-26 18:38:17
もう既に疑問は解決されたかもしれませんが
DACチップからの差動出力から
IV変換→差動合成といった構成の回路であれば
バイポーラ出力のオペアンプを使っても何の問題も無いですよ

2回路のオペアンプはほぼ同じだけオフセットが出るはずなので
差動合成時に帳消しになるからです
もっといえば抵抗値の不揃いによるオフセットの方が何倍も大きいです
むしろバイポーラ入力の方がノイズ面で有利ですね

長文失礼致しました
返信する
Re:Unknown (fripp_fripp)
2011-09-04 18:54:21
私は偉そうなことを言っていてもオペアンプに関しては素人で知識も聞きかじりなので、ご教示大変有り難いです。
次回DPF-7002を改造するときにはLM6172を試してみたいと思います(今本業が忙し過ぎていつになるか分かりませんが)。
貴重な情報をありがとうございました。
また、お返事が遅れまして申し訳ありませんでした。
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