参加メンバーは、ジャズ界の鬼才カーラ・ブレイ、クリス・スペディング、スティーヴ・スワロウ、ロバート・ワイアット等と、錚々たる面子での、ニック・メイスンの1981年のソロアルバム。
このメンバーにドラムがそんなに上手くないニック・メイスンが加わるのは違和感しかなく、案の定、ピンク・フロイドのドラマーとしての名前貸し作品だったようです。
実質的には、カーラ・ブレイのリーダーアルバムだったようで、プログレファンとしては、4曲目の「Hot River」以外は微妙な作品です。
全曲、上ものは凄く上手いのに、ドラムはいつものニック・メイスンでドタバタしていて変なバランスです。
でもその「Hot River」はかなり格好良い曲で、これでギターがギルモアで5分くらいのギターソロがあれば、The Wall の「Comfortably Numb」に匹敵する名曲になっていたと思います。
「Hot River」だけで "買い" と言ってよいかは微妙なところですが、新品での入手がなかなか難しい作品ですので、チャンスがあれば購入してもよいと思います。
私はアマゾン経由でドイツの業者から購入しました。
なぜか注文後5日で到着してびっくりしました。
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