クグロフ・サレ

思いがけず長い間、ブログを休むことになってしまいました。
休んでいる間にもお訪ねいただいたり、温かいお見舞いコメントを頂戴し、本当にありがとうございました。
お陰様で、父は2回目の手術も乗り切って退院することが出来ました。
高齢で2回も続けて手術をするのは大変なことだと思いますが、無事に家に帰ることが出来て、本当にホッとしました。
寒さに向かう季節なので、しばらくはのんびりして体力を回復してもらいたいと思っています。

1回目の手術の時は、前もって日程が決まっていたので、私もそれに向けていろいろと準備をしてから出かけることが出来たのですが、今回は突然のことだったので、大変でした。
横浜に帰ってからも、仕事を再開するために、試作に追われる毎日でした。
やっとレシピも仕上がって、12月が迎えられそうです。
12月はクリスマス。
毎年クリスマスらしいパンを、と考えて時間をかけて試作していました。


今年は以前から考えていた、クグロフ・サレ～塩味のクグロフ～を作ることにしました。
クグロフといえば、アルザス地方の伝統的なお菓子。
ドライフルーツたっぷりの甘い生地を、クグロフ型で焼きあげたイースト菓子です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　
この、クグロフ・サレはフレンチのアミューズとして、冷えた白ワインやシャンパンといっしょに出される、甘くないクグロフです。
今回はあまりクセのない素材をと思い、玉ねぎ、ベーコン、くるみを捏ね入れて、ハーブの香りで焼き上げました。
薄切りにした黒オリーブやドライトマトなどをいれてもいいですね。
冷えたワインと一緒にクリスマスの食卓に並べるのも、ちょっと素敵ですよね。
12月のレッスン、もうひとつはやはりクリスマスの香りのするドライフルーツのパンを、と考えています。

早いもので来週から12月。
今年は色々なことがあって、いつも以上に早く感じられます。
12月は、20日すぎ頃までに仕事を終える為、忙しい毎日になりますし、年賀状にクリスマス、そうしているうちに今度はおせち料理・・・・。
考えるだけでも大変ですね～。
先を憂うことなく、明日のことだけを考えて一歩ずつ！と思っています。（笑）



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


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