Fuji Trip!

水豚先輩の週末旅日記

熱川バナナワニ園 ワニ園

2013-12-25 13:56:43 | 東海地方

 

 熱川バナナワニ園の本園から歩いてすぐのところがあるのがワニ園。
ドーム状の施設の中はワニの住む楽園。
ガラス水槽を駆使して間近にワニを観察できるようになっています。
ワニが元気に泳ぎ回る姿は他ではなかなか見ることがかなわないので必見。
上からでなく正面からワニを見てみるとその姿は怪獣のようです。
クールなようであり、可愛らしい一面もあります。

他にオウムやピラルクーの展示もあります。

 

 

 ガラスを隔ててワニがいる

 これがワニの常態姿勢

 小さい奴らは機敏な動きが可愛らしい

デカい奴らは陸上にいます  

 仲良さ気

 万が一のため


熱川バナナワニ園 本園

2013-12-25 01:50:58 | 東海地方

 

伊豆熱川の駅を降りると、温泉熱の蒸気があちこちから昇っています。
そんな温泉の恩恵を受けて営業しているのが熱川バナナワニ園。
温泉の熱を利用してワニや熱帯植物を飼育展示しています。

バナナワニ園は
熱帯植物を主に展示する本園、
世界中のワニを展示するワニ園、
バナナやパパイヤなどを果物香辛料のなる植物を主に展示する別園
の3か所に分かれています。

バナナとワニが売りの植物園だからバナナワニ園かと早合点してはいけません。
他にもニシレッサーパンダやアマゾンマナティーなど世界的に珍しい動物とも出会えます。
本園にいるアマゾンマナティーはなんと50歳。狭そうな水槽の中、元気に泳いでいました。



入り口と案内所を備えた本園は花の美しい植物が多く展示されています。
園内は傾斜地に位置しており、階段やエレベータを使用して迷路のよう・・・・
見たこともない植物と、温室特有のぼんやりとした空気を楽しみながら進んでいきます。
所狭しと繁茂する植物の中に取って付けたように現れる動物たちもいい。

睡蓮は季節を問わず美しい花を咲かせています。

 

入り口を入ればもう熱帯

50歳のアフリカンマナティー。ちょっとすみっこで休憩中・・

上空にはウツボカズラ。
にわかに食虫植物コーナー

そこに一羽のオカメインコ

エレベータを上がると観葉植物

もう1階上には熱帯睡蓮の展示

穏やかな陽気がお似合いの睡蓮

そこに大日如来

最上階にはドーム型温室にオオオニバス

一度は乗ってみたいものです

 


城ケ崎海岸

2013-12-24 01:25:26 | 東海地方

 

 城ケ崎海岸は長さは約9kmに及ぶ太平洋に面した海岸で、
伊豆半島の火山の溶岩流と海蝕によって生み出された断崖絶壁が見事です。


富士箱根伊豆国立公園の指定を受けており、
近年は伊豆半島ジオパークの一部、富戸・城ヶ崎海岸北ジオサイトとして優れた自然活動の跡が認められています。


伊豆高原駅からバスで5分の伊豆海洋公園からピクニカルコースと名付けられた約3kmの散策路が整備されています。
海岸沿いの起伏の激しい路ですが風変わりな名の付いた岬や吊り橋など城ケ崎海岸を気軽に散策できます。

ハイライトは断崖絶壁の上に建つ門脇灯台付近。
入り込んだ海岸の上を渡る48mの吊り橋は観光写真でよく目にします。
散策路を逸れた周辺の岩場は自由に散策でき、度胸のある人は岩場の先端から眼下に広がる荒々しい海を覗き見ています。
波と風の音が印象的な場末の雰囲気は2時間サスペンスもののドラマそのもの。

門脇灯台は無料で登る事ができます。
手段は階段のみですが17mの展望室まで登ると大室山や天城連山、晴れれば伊豆七島を望む事ができるそうです。
階段は昇り降りが別の二重螺旋です。

ピクニカルコース上には自販機等は置かれていないため、売店のある灯台付近はオアシスに見えるかもしれません。
夏場は特に飲料をカバンに入れて歩きたいものです。

余談ですが、伊東市はコース上のトイレを和風造りに徹底しており、日本トイレ協会から「日本一のトイレ」の称号を頂いたそうです。
海岸散策ともにトイレ観光も楽しめるというわけです。

 常緑樹の緑と海の青が目に焼きつく

海岸のすぐ近くまで行くこともできます

自然造形の美しさに惚れる断崖絶壁
よくロケが行われるそうだがやはりサスペンス・・・

 門脇吊り橋。下を覗くとちょっとこわい 

 岩場から眼下を覗く 

灯台から岬を見下ろす 



灯台から伊豆高原。左奥には雲のかかる大室山


大室山 浅間神社

2013-12-23 01:20:38 | 東海地方



伊豆半島の大室山は富士山を小さくしたような形をした標高580mの草に覆われた黄緑色の美しい噴火山です。
毎年2月に山焼きの行事が行われ、常若の姿を保っています。

山頂付近は遊歩道が整備されており、気軽に散策する事が可能。

噴火口中腹には朱に塗られた浅間神社が建っています。
富士浅間信仰において祭神は木花咲耶姫命ですが、ここでは磐長姫命が祀られており、全国的にみても珍しい神社です。









古事記のなかにこんな話があります。
大山祇神の娘、木花咲耶姫と磐長姫は姉妹でした。
地上に降り立った最初の天つ神であるニニギに見初められた͡妹の木花咲耶姫は父の配慮で姉の磐長姫と共に
ニニギのもとに嫁ぎますが、醜悪な磐長姫は疎まれて送り返されてしまいます。

しかしこの姉妹は互いに異なる象徴性を持っていました。
妹の木花咲耶姫は美しさと有限性、姉の盤磐長姫は醜さと永遠性です。

盤長姫を送り返してしまったためにニニギ以降の天皇の命が短くなってしまった、と。

その後、木花咲耶姫はニニギの御子を身籠りますが、
ニニギに疑いをかけられ潔白を証明するために火中出産を三柱の子を生み落します。

このことから火の神、火山の神とリンクして日本一の火山である富士山を神体とする浅間神社で祀られるようになりました。
現在、全国にある数多の浅間社で木花咲耶姫は祀られるほど栄えています。


しかし、
 この大室山に祀られているのは表舞台には立つことを拒まれた姉の磐長姫なのです。
この神様が祀られているのには何か理由があるのでしょうか、、、



ちなみに伊豆半島を南下した下田富士にはこんな伝説があります。

下田富士と富士山は姉妹であり、妹の富士山は形が美しく讃えられていたのに対し、形の悪い姉の下田富士は悲しみ妬んで
妹の姿が見えないように天城山を隔てて隠れてしまいました。
富士山の標高が高いのは、姉の事を気にかけ、姉の姿が見たいと毎日背伸びをしたためです、と。


この伝説はふたつの富士の姉妹物語となっているのですが、これに似た話が「2人妻伝説」として大室山にも残っているようです。


先述した古事記の物語と下田富士の伝説を併せ持った内容で、姉妹の優劣と対峙が語られています。
天孫に嫁入りする事を歓迎された美しき妹の木花咲耶姫が富士山、その醜悪さから拒まれてしまった姉の磐長姉が大室山。
姉は妹に劣等感を抱いており、両者の中は良くはありません。
そのために、大室山山頂から富士山を望み、その姿を愛でると大室山の磐長姫が嫉妬するといわれています。


ところで、美と醜の対比という点では疑問が残ります。
美しさと有限の象徴である木花咲耶姫が岩石に覆われた富士山、
醜さと永遠の象徴をもつ磐長姫が常に1年サイクルで新たな植物の生える常若の大室山なのです。

黄緑色に覆われた大室山が美しく見えるのは私だけではないでしょう。
下田富士とも異なり、形の整った美しい山なのです。


形は似れど異なるふたつの山に祭られる姉妹神。
この話は駿河と伊豆という近くも山地を隔てた異なる文化を持つ地方の郷土意識から生まれたのでしょうか。

全国では〇〇富士といったように、富士山に似た山はご当地富士山として富士への同化(見立て)が試みられますが、
大室山は信仰という立場から決して富士山と同化しようとはしていません。

富士への憧れとは別に、大室山への信仰があったと見ることもできます。


大室山

2013-12-22 00:55:08 | 東海地方

 

伊豆高原の大室山は富士山を小さくしたような形をした標高580mの噴火山で、草に覆われた黄緑色の美しい姿が印象的です。
毎年2月に山焼きの行事が行われ、常若の姿を保っています。

伊豆シャボテン公園付近から観光リフトに乗れば、山頂に気軽に登る事ができ、噴火口の稜線に沿ってお鉢巡りができます。
周囲に高い山が少ないこと、海に近いこと、木々の生えない火山であることなどの条件が重なり、山頂からの眺望は素晴らしい。
緑に覆われた伊豆高原の大地と、晴れれば遠く富士山・伊豆大島を望むこともできるとか。

山頂から山麓まで草原のような大室山は海と空と相まって鮮やかな景色が楽しめます。
天候不順時にはにわかに雲に包まれて雲中散歩。
起伏はありますがお鉢巡りは一周20分程度です。


噴火口中腹には朱に塗られたお堂があり、浅間神社があり、祭神は磐長姫命。
富士浅間信仰において祭神は木花咲耶姫命であることが主流ですから磐長姫が祀られていることは珍しい例です。
この場所にはふたつの山を姉妹に見立てた「2人妻伝説」が残っています。

このために大室山から木花咲耶姫を祀る富士山を望んでその姿を愛でると大室山の磐長姫が嫉妬するといわれています。
急に天候が変わったらそのせいかもしれません。

 リフトから見えるのは伊豆高原と伊東の海

 

 山の斜面の先にはシャボテン公園

 噴火口はアーチェリー場

 五智如来が見守るお鉢巡り

 遠方には富士山を望む

 伊豆半島の山々、天城と言えば伊豆の踊子を彷彿とさせる

 雲の通り道

 山頂付近は雲の中

 雲の隙間から田園風景

 山頂付近よりリフト乗り場方面を望む

鷹羽狩行句碑とやら

 

 


伊豆シャボテン公園 動物たち

2013-11-18 01:40:22 | 東海地方




伊豆高原大室山山麓に位置する伊豆シャボテン公園。
高原の暖かい気候を生かして、主に温暖な地域に暮らす動物がのびのびと暮らしています。

街の動物園と違って、ここの動物たちはなんとも自由主義。
放し飼い状態の動物が多く、活動スペースが多いからなのか、ストレスが少ないからなのか・・・・


まず驚かされるのが放し飼いにされたクジャク。
人間と同じように園内を散歩し、屋根で休憩し、時には入り口でお客を出迎えます。
気まぐれですが、わりと人には慣れている模様。

リスザルの森では上空をリスザルが飛び回り、落ちて来ないか勝手に不安になってみたりします。

バードパラダイスはその名の通り鳥たちの楽園で、
ハシビロコウやフラミンゴをはじめとする印象派の鳥たちが気ままに生活しており、私たちが近づいても気にする気配はありません。
特にハシビロコウの不動っぷりと言ったらありません。

雨上がりに訪れると、独特の鳥臭に満ち満ちています。

バードパラダイスと同じく、隔てられた空間にあるカンガルーの丘も、
柵のないフラットな空間でカンガルーやワラビ―に会う事ができます。
ワラビ―は元気に跳ねて、カンガルーはぐうたらしています。

このように動物たちとの距離が近いことがこの公園の魅力の一つ。
その距離も、動物の気分次第なのですが・・・

ただ柵越しに観察するのではなく、動物たちの暮らす空間に私たちが入っていくという行為が素敵です。



この公園が特に推しているのがカピバラ。
近年ではシャボテン公園三柱がメキシコ・サボテン・カピバラになっているほどです。
飼育数も多く、積極的に関連イベントも行っている模様。

中でも有名なのが冬季にカピバラを温泉に入れるカピバラ露天風呂で、毎年恒例になっています。
寒さの苦手なカピバラたちがお湯に浸かった姿や人間味のある表情が人気を呼び、
現在ではいくつかの動物園で試みられていますが、ここが元祖なのだとか。

園内で販売されている土産物もカピバラ関係が充実しています。




その他に、リャマやアルパカ、ミーアキャットと言った他の動物園でも好まれている動物も飼育されています。
相変わらずプレイリードックはファンサービスが多く、人気です。


バルコニーで休憩中のクジャク

 

 雨宿り中のチンパ。何か物思いにふけっているよう

 



懸命に歯を研ぐカピバラ

 

 親子でしょうか

 

 ダルそうな目がたまりません

 

 

 お昼時のワラビ―

 



散策路の上空でリスザルがたわむれます

 バードパラダイスの最奥には重鎮、ハシビロコウが待ちうける

ハイギョを食べる姿を見てみたいものです

 散策路に立ちつくし、仲良く毛づくろうカモ

 

 いつ見ても鮮やかなフラミンゴ

 

今日も咀嚼が止まらないリャマ 

 

 

 群れを成して寝るくびわぺっかりー

 

 
相変わらずのあざとさで人気のプレイリードック

 

 

 

 


伊豆シャボテン公園

2013-11-18 00:40:27 | 東海地方

 

伊豆高原大室山山麓に位置する伊豆シャボテン公園。
世界各地のサボテンや動物たちを見る事ができる、動物園と植物園を混ぜ合わせたテーマパークです。

高原にあるために見晴らしがよく、起伏に富んだ園内には約100種類の動物と約1500種類ものサボテンが見られます。
まずサボテンにそこまで多くの種類があったことに驚き。


園内の中心に鎮座するシャボテン公園のランドマークとも言うべき高原竜の像が温室への入り口。
ちなみにこの像、高原竜ヒドラとしてウルトラマン第20話に登場しており、園内ほか大室山がロケ地となっています。

温室内では世界各地のサボテンを見る事ができ、地方別に分けられた温室を順に巡ります。
温室と温室の間は地下道で結ばれています。

南アメリカ・アフリカ・森林性シャボテン・マダガスカル・メキシコと南方を旅しながらサボテンを見て回ります。
温室内はこれでもかというほどサボテンだらけ。もう、一生分のサボテンを見たような気にさえなります。

一般の人はサボテンについて多くの事を知らないため、一つ一つ丁寧に解説したキャプションが付いています。
誰が命名したか、不思議な名前をしたサボテンも多い。

容姿も小さなものから巨大なものまで、時に可愛く時に威圧的です。

最後の温室を抜けるとシャボテン狩り工房があります。
その名のとおり、サボテン狩りができる日本で数少ない場所で、、自分だけのオリジナルサボテン鉢をつくる事ができます。
温室内に可愛らしく生えたサボテンからお気に入りを見つけ出し、箸でつまんで捕獲します。
サボテン初心者でも育て方の解説を付けてくれるので安心です。

温室出口はおみやげ館となっています。
出口に物販というところがちょっと古臭くて良いですね。


動物が飼育されている園内にもサボテンやその故郷であるメキシコに関連した展示物があります。
サボテンとメキシコの古代遺跡を展示したロックガーデンは、意味の分からない石像とサボテンが共存した異国情緒あふれる空間になっています。
石像はどうやらメキシコ政府から寄贈されたようです。

 



園内のシンボル、高原竜。ウルトラマンにも登場します

 

 サボテンに関する説明書きが興味深い

 



温室をつなぐ地下道は細々とイルミネーション中。途中に動物も展示

 



ハイライトであるメキシコ館。大小様々なサボテンが一気にたたみかける

 

 

カピバラに似た石を発見

 



地を這う不思議なサボテン。名前も不思議

 

 サボテン狩り工房。たくさんあり過ぎて迷ってしまう





サボテンは箸で狩ります

 

 オリジナルサボテン鉢の完成

 

 

 

 野外でもサボテンは元気

 

 


怪しい少年少女博物館

2013-11-17 02:20:19 | 東海地方



伊豆といえば一風変わった観光名所が林立することで有名です。
とにかく共通点は「何処か20世紀の香りがする」ということで、それは当人たちが気付いているかはさておいて
現在では一般的にこのような場所はB級スポットと呼ばれています。

B級スポットの特徴である、古臭さや怪しさを逆手にとって営業しているのが「怪しい少年少女博物館」。

東伊豆の幹線道路である国道135線沿いに堂々と建っているバラックのような外観が目を引く。
この博物館は閉館したペンギン博物館を改装して作られたそうで、入り口の黒衣の男の像はペンギン像の流用とのこと。
実に怪しい。

また、その名称だけではすべてを把握しきれないところにこの館の魅力があるのです。

展示のテーマは「レトロでちょっとふしぎ」。
昭和を中心としたファッション、雑貨、食玩、人形・・・カテゴリわけ出来ないサブカルチャー。
館内のショーケースに溢れんばかりの展示物。

1階は主にファッションマネキンと児童玩具やソフビの数々。
2階は怪しさを増して、化け屋敷で使用されていたと思しき等身大の妖怪、海外の魔物や訳あり気な人形。
上空には恐竜が飛んでいます。

レトロといえばレトロだけれど2階に至ってはもうなんだかわからない。
蒐集者の趣味がちょっと怪奇系に寄っていたのでしょうか・・・
小さい子供の頭の中みたいな世界です。

しかし、館内は決して広くはなく、目で流しながら見学したら10分もあれば見終わってしまいます。

この博物館を楽しめるか否かは山積した小物から懐かしさや面白さを見つけ出せるかどうかです。
美術館のように価値が定まったものではなく、一般人が手にしてきたもの、日常的な物品ばかり。


また、別棟で「あやしい夜の学校」に入る事ができます。
一言でいえばお化け屋敷です。

所要時間は短いですが、センサーに反応して動くマネキンが懐かしくて楽しめます。
近年は機械仕掛けのお化け屋敷に満足しなくなったのか、遊園地でも真の恐怖を求めた有人のお化け屋敷が増えていますからね。

前世紀サブカルチャーたちの巣窟・少年少女博物館。
正当に評価されない物は朽ち、捨てられ忘れられていく運命にあるなかで、この館は稀有な存在です。



 



ペンギン博物館時代の名残

なにがなんだかわからないのがいいところ



ずらりと並ぶ長身のマネキンと上には虎ゾーン



ナメゴン、ゴメス、リトラにラゴン。セミ星人もいてマネキンの足元にウルトラQワールドが出来上がっています

ペコちゃんにダッコちゃん。わかる奴もあればなんだかわからないのもあります

2階の日本の妖怪、幽霊たち

西洋の悪魔、モンスター

棚に収められた日本人形

日本人形



2階は吹き抜けになっていて狭苦しさを緩和させています


MOA美術館・エスカレーター

2012-02-20 11:16:55 | 東海地方

 

 

熱海にあるMOA美術館は世界救世教という宗教団体の教祖が建てた美術館です。
とはいえ尾形光琳の『紅白梅図屏風』を所蔵するなどかなり大規模です。

熱海駅からバスで160円。
ものすごい傾斜の坂道を上った先にその美術館はあります・・






傾斜のある土地に建っているためバス停のある入り口から展示室までは距離があるので
エスカレーターを乗り継ぎ、向かわなければなりません。

入り口で入館料を払います。
学生は800円でした。(割引券でこれの200円引きになります)






入るとすぐに階段を挟むようにしてエスカレーターが現れます。

そして2基目に乗り継ぎ。





2つ目のエスカレーターを上がりきると、休憩場所があって3つ目のエスカレーターがあります。

しかもこのエスカレーター、天井の色が変わってとても綺麗!

しかもこの長さはたいしたもんだ。
千代田線の新御茶ノ水駅を思い出した。








3つ目を上ると、次はドームのようなところに謎の光る芸術品が飾られています。






比較的ここは広いです。
ここも天井の色が変わります!





さてほぼ90度に折れて、4つ目のエスカレーターがあります。

こう考えると入り口からやたら遠い・・・
ここは城か(笑

4つ目のエスカレーターを上ればまっすぐ行くと広場に出られて右に行くと展示室方面にいけます。



またも角を曲がると現れるエスカレーター。
ちょっと雰囲気が変わり、美術館らしくなったような・・・
さっきまでのエスカレーターはいわば導入部って奴ですね!
ならば私は導入部だけでおなかいっぱいです!!

このようなエスカレーターを3基乗り継ぐとついに美術館ロビーに到着!






するといきなりの大展望・・!
ものすごい高台になっていて海が一望できる!

この不意打ち構成は素晴らしい^^





本館から出れば、開放的な広場に出られます。
目の前には青い海。



走り湯

2012-02-19 19:50:53 | 東海地方



静岡県の熱海といえば温泉街、悪く言うと廃墟街。


そんなイメージを抱きながら、熱海に訪れたのは2年次1学期のテスト期間中。
茶色い制服のまま小田急線に乗りこんでついには熱海まで来てしまったのです。

熱海のことをあまり知らなかったので観光案内所で資料をかき集めていると
熱海駅から1km半ほど湯河原方面に行ったところに“走り湯”というとこがあり、写真に
洞窟みたいなものが載っていたのでこれは行くしかないと思い、簡単な地図を頼りに探しました。






国道135号を進むのですが、左は崖・右は海というロケーション。
車通りは多いです。





コンビニが左側に現れるのと同時に看板が現れます。
右折するとすごく急な坂を下っていくと人気がなくて廃墟のような建物がそびえるので一時的に不安になりますが
それを過ぎると見つかりました。

海沿いの道よりちょっと奥まったところにあります。





写真の通り洞窟になっています。
ここは日本三代古泉の一つらしく、歴史は古そう・・・
この洞窟の中に源泉があり、70度の温泉が湧き出ています!!
出入り口からは湯気が出てきます。







洞窟の天井は低く、私くらいの身長だと腰をかがめて入らなくてはいけません。
中に入るとすぐにカメラのレンズが曇り、体中から汗が噴出します。
ものすごい温度と湿度です・・・





3、4歩歩くともう湯気で何がなんだかわからない。
やたらどきどきする。
洞窟内には温泉のふき出すブォコグォコという音が反響して神秘的。






洞窟の最後には中が広くなっていて、真ん中に噴出し口があって、ものすごい勢いで温泉が出ています。
湧きたての温泉です。

飛び込みでもしたら大変そうです。70度ですから^^

洞窟内に長時間いるだけでも蒸されてスチームボーイになりそう。


外に出ると外が不思議と涼しく感じます!


ちなみに“走り湯”の由来はこの温泉がまるで走るかのように勢いよく海に流れていくところから来たみたいです。


ほんの短い洞窟ですが、全国でも珍しい洞窟内の源泉。
一見の価値はあります!!