JRの両国駅から下ること数分、
静かな住宅街にひっそりと建っているのは江島杉山神社。
江島杉山神社江島杉山神社とは
杉山検校と江ノ島にある江島神社の2つの名をとった神社らしいです。
杉山検校さんという方は江戸時代の有名な鍼の名人でそうで、
江ノ島の弁財天を信仰していたそうです。
腕前が江戸で有名になり高齢になってからも江島神社へのお参りは欠かさず、
時の将軍、綱吉がこの場所に土地を与え江ノ島弁財天を分社し祀らせたのがこの神社の始まり。
(江島杉山神社HP参照)
江ノ島岩屋繋がりなのか境内には岩屋があるのです。
今回はこの情報をつかんだのでやってきました^^
境内右手奥にあるのが岩屋。
岩屋に至るまでの道は“いわやみち”と名付けられ、
庭園のような趣のあるものとなっています。
なんとも素敵な導入部でしょう。
入り口は瀧不動院とにたゴツゴツの印象です。
岩屋内はちょっと涼しい。
正面に待ちかまえるのは杉山検校さんでしょうか。
岩屋というより石室と言ったほうがよさそうな造り。
内部はL字のような構造をしており、続きがあります。
すぐに最深部に到達。
そこには宇賀神さまが祀られていました。
宇賀神とは頭が老人、体が蛇という何とも個性的な神様。
とぐろを巻いております。
この宇賀神、関東にはよくいらっしゃるので、
各地の神社でしばしばお目にかかることができまが、
私も1年半前に栗橋の何とか神社で初めて宇賀神と出会ったときはかなり衝撃を受けたものです。