Fuji Trip!

水豚先輩の週末旅日記

久しぶりに動物園に行くこと。(2017.3.21 上野動物園 )

2017-04-05 20:30:54 | 東京都



3月20日、春分の日は上野動物公園の無料開園日。
少しどころか、だいぶ暖かくなった東京は絶好のお出かけ日和。

上野恩賜公園は桜のお花見の前ではあるけれど大賑わい。
動物園が無料となれば、老若男女たくさんの人で溢れかえっていました。


都民はもちろん、東京近郊に在住の方ならば一度入ったことがあるであろうこの動物園は、誰もが思い描くような、有名な動物たちが揃っています。
東京に多くの人が集まるのと同じように、上野には多くの動物が集まっているのです。

決して広くはない園内には500種ほどの動物が飼育され、歩いているうちにたくさんの動物に出会うことができます。

上野動物園といえば、今もむかしもパンダ。
残念ながら見学には長い行列ができていたために断念。

ライオンもゴリラもホッキョクグマも、大変な人気なのでちらりと見ただけ。

王道を避けて、じっくりと動物たちを覗いてきたのでした。


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日当たりの良い場所では花も開花しています。
樹の下は待ち合わせスポットにもなっていました。

 
 

昼下がりは眠たそうなエゾリス。





園内には寛永寺五重の塔。
ほかにも木陰に石灯籠が並んでいたりと、各所に江戸時代の名残があります。 



 

 

 

相変わらず鮮やかなフラミンゴ。


ハシビロコウはお疲れムード。

 

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不忍池はまだ冬景色。ゆりかもめは地上の賑やかさを横目に泳いでいます。 

 

おまけにちょこっとお散歩。
受験シーズンが終わり、梅も見ごろを過ぎて落ち着いた湯島天神に参拝です。 


◆アクセス◆
表門(東園)  …JR上野駅公園口より徒歩3分
弁天門(西園) …京成線上野駅池の端口より徒歩3分
池之端門(西園)…東京メトロ千代田線根津駅より徒歩5分で
東園と西園はモノレールおよび「いそっぷ橋」で繋がっています。西園の方が低地にあるため両園の間には高低差があるので注意です。


江戸東京たてもの園(増補版)

2016-07-30 11:45:41 | 東京都

 東京都立小金井公園内にある江戸東京たてもの園。
両国にある江戸東京博物館の姉妹的施設で、こちらは屋外博物館博物館の趣です。

広々とした園内には江戸時代から昭和にかけて江戸東京に建てられた歴史的建造物を移築・復元しています。
愛知県犬山の明治村のように、テーマ性を持った建築博物館というべきでしょう。
住宅建築から民家、商業建築など種類はさまざま。

もちろんそれぞれの建築内にお邪魔することもできます。


園内は西ゾーン・センターゾーン・東ゾーンの3エリアに分かれひとつの街のよう。
西ゾーンには民家から近代建築まで、「住宅」がテーマとなったエリア。
センターゾーンは皇居の旧光華殿を利用した入口兼ビジターセンターを中心に、高橋是清邸など邸宅。
東ゾーンは下町風情を残す住職兼用建築や商業建築が集まるエリアとなっています。

園内の白眉は東エリアの中心となる「下町中通り」。
東京の銭湯を象徴する唐破風が印象的な子宝湯を中心に通り沿いを向いたいくつもの店舗建築が連ねています。
以前建っていた場所も作られた時代も異なる建築が集められた空間は日本の街並みの縮図を見ているようでリアリティがあります。

江戸東京博物館と同様、自ら歩いて見たり、触れたりすることが大切にされており、
異なる様式や時代の空気をも感じることのできる博物館です。


アクセスはJR中央線の武蔵小金井の駅からバス利用となり、若干交通は不便ですが、入園料は400円と安く、半日以上は退屈せず見学できます。
また、季節折々の民俗行事を体験できるイベントや紅葉や夕涼みの時期には夜会開園も行っていて、魅力的です。





 



住宅を眺めるだけではなく、「お邪魔する」ことができるのがたてもの園の醍醐味です。




家具などもしっかりと配置されており、居住空間であった時代の面影を残しています。




人のおうちから眺める景色もなかなかです。
窓の景色は季節により印象を変えるのます。






西ゾーンでは表通りに面して近現代の住宅が並んでいます。
背後は樹林なので緑豊か。






吹き抜け構造が印象的な前川國男邸。
表札まで再現されていています。








建築見学では外観と内部のギャップを感じることもしばしば。
西ゾーンの「三井八郎右衛門邸」は外観は日本建築ですが、
内部は食堂や2階廊下天井のシャンデリアなど、和洋の様式が混在しています。






赤い屋根が印象的な「デ・ラランデ邸」。
ドイツ人建築家ゲオルグ・デ・ラランデが改築した洋館です。

1階部分はカフェになっていてテラスで軽食も頂けます。







新興住宅街である常盤台に建っていた「常盤台写真場」。
シンプルな白亜の壁面と格子窓が印象的。
2階は撮影場になっており、往時の雰囲気を留めています。




西川家別邸は細部まで木材を使用した日本建築。
畳の部屋から眺める景色は格別です。




東ゾーンの広場には路面電車が静態保存されています。
オレンジ色に赤いラインの都電7500形。
製造年は今から50年以上前の1962年でした。

車内のシートに腰を下ろして、窓の外を眺めると今にも動き出しそうです。




 



東ゾーン下町中通りにある「丸二商店」は昭和初期の荒物屋。
荒物屋は昔ながらの商店街にでも行かないと見れなくなりました。

裏手の長屋2階には布団が干されていて微笑ましい。
様々な角度から見てみると、小さな発見があって楽しいです。







同じ並びにある「武井三省堂」と「花市生花店」は街歩き愛好家が好む「看板建築」のあるお店です。
ひと昔の神田神保町あたりにはたくさんあったことでしょう。






化粧品屋の「村上精華堂」は石造りの建築で、柱はイオニア式。
堂々としながらも美しさのある建築です。




丸く可愛らしい電灯とお店の看板があるのは「花市生花店」。
反復した細部のデザインが非常にお洒落。






室内には花がたくさん飾られています。
生花ではなく、造花ですが、往時の雰囲気を感じることができます。





東ゾーンのラスボス的立ち位置の「子宝湯」。
唐破風を用いた銭湯建築はいまだ東京郊外に現役でも残されていますが、子宝湯はそのなかでも規模の大きいもの。
どこか邸宅のような雰囲気さえあります。





風呂上りに利用者が涼んだであろう広々とした脱衣所には西日が射し込んでいます。
ゆっくりとした時間の流れを感じることができます。





「子宝湯」は、暖簾をくぐって男湯・女湯どちらでも見学することができます。
高い天井から射し込む西日が美しいです。

ペンキ絵はもちろん富士山。

 


千川通りにて

2016-04-27 22:40:26 | 東京都



我が母校の武蔵大学の目の前を走る千川通りに、今年も変わらず桜が咲きました。
初めてOBとして眺める桜は少しだけ違ったようにも見えます。
というのも、昨年までは新歓活動などで慌ただしく、気づけば桜は散っていたから。

今年は部活に顔を出すついでに、少しだけ眺めてきました。

 

空模様はあいにくですが、ほぼ満開でした。
武蔵大学付近から、環状7号線をくぐって桜台駅に向かって、桜並木は続きます。





薄暗くなってきた頃の、青白い桜が好きです。
暖かくてちょっと肌寒い、この時期の気候をそのまま色で表しているようでもあります。

 



日常風景に溶け込んでいます。
歩道を歩く人たちは、無関心に前だけ見て通り過ぎていきます。




信号機の照明が目先の桜を照らしています。
赤・青・黄色の不思議なライトアップです。




在学生は信号待ちの時間が桜の鑑賞時間のようなものです。
慌ただしい季節に、ふと気づく満開の瞬間。

 


仰ぎ見る 江戸川散歩

2016-04-07 21:23:46 | 東京都



東京の景観で好きなものは、ぽっかりと空が広がる河川敷です。
対岸のビル群を眺めるのもよいけれど、川に架かる橋を仰ぎ見たりするのも好きです。
ぽかりと空いた天を貫くかのごとく立つ橋のダイナミックたるや・・・

都市から放射状に延びるいくつもの交通網は川を橋で越えていくため、東京近郊の大型の河川にはいくつもの橋が架かります。

関東地方を縦断し、葛西臨海公園付近で東京湾に注ぐ荒川。
土手は遊歩道になっていますが、近くから橋を仰ぎ見ることができるスポットが多く魅力的です。

橋を下から眺めると実に様々なカタチをしていて面白いのです。
若干、橋を渡る電車の音や自動車の走行音はうるさいですが、幾何学的な美しさを見出してしまいます。






葛西臨海公園にもほど近い、湾岸地域には4つの橋が架かります。
河口側からJR京葉線の「荒川橋梁」、2番目は国道357号東京方面の「荒川河口橋」、
3番目は首都高速湾岸線の「荒川湾岸橋」、最後が国道357号千葉方面の「荒川河口橋」です。

この3種4本の交通網が束になって湾岸地域を横断していることから、幅も広い。

それぞれの橋が異なった構造をしていることは、橋を自らが渡っているときには気づくことはありません。
横目で見ても、4つの橋が並列になっているためにすべてを把握することは難しいです。
ともすれば、下からの橋鑑賞はなんとなく特別な気がします。







国道の荒川河口橋は湾岸線を挟んで方面別に分かれているため、スタイリッシュな印象です。

一方で首都高速湾岸線が通る荒川湾岸橋は橋自体が葛西JCTにもなっているために頑丈なトラス構造。 
合流・分岐するのは荒川に沿って走る首都高速中央環状線です。








湾岸線を跨いで更なる高さで伸びるのが首都高速中央環状線。
なめらかな曲線が美しいです。

背景は何もなく、空が広がっています。

 



道路は鉄道に比べて架線などの構造物が少ないのですっきりとした印象。

環状線はこの先、足立区の江北JCTまで荒川の左岸に沿って建てられています。





 



首都高速は建設してだいぶ時を経た区間もありますから、時折修復工事を行っています。

高架橋は鉄板と格子に包まれますが、どのように設置して、どのような作業をしているのか気になります。

 




川を渡る送電線は非常に大きいもの。

普段は何気ない構造物ですが、じっくり見てみるとかっこよいです。

 

対岸の江東区へと送電線は続いています。

送電線が密集している場所には江東変電所があるようです。


 

次に架かる橋は清砂大橋。

遠くからでも目立つ2連の斜張橋で、自動車のほか歩行者も渡ることができます。
北側には東京メトロ東西線が並走しています。



斜張橋は橋の桁下でなく、渡る際中にも仰ぎ見ることができます。
進むたびに、ケーブルの角度が変わっていくので見ていても飽きません。
放射状に伸びるいくつかのケーブルは、空の青に映えて美しいです。


葛西臨海公園 西なぎさ

2016-04-05 22:03:08 | 東京都



東京で自然に還りたくなったら、葛西臨海公園にいこう。
都市部で風を感じたいとか、広い空に抱かれたいとか、そんなの無理な話かと勝手に思っていましたが、ここには空があって、風があって、そして海があります。

JR東京駅から京葉線で約15分。
夢の国の入り口となる舞浜駅のひとつ手前の葛西臨海公園駅が最寄駅です。
平日は各停以外は停車しないので注意が必要。

この公園は都立公園の中でも大規模なもので、園内には唯一の都立水族館となる葛西臨海水族園をはじめ、大観覧車やホテルシーサイド江戸川などの施設も点在します。

なかでも自然を感じることができるのは、東京湾に浮かぶ西なぎさ。
園内の南端に位置し、橋を使って上陸することができます。
西なぎさには、これといって何があるわけではありません。
何もないところがまた素晴らしいのです。

冬場は風が砂を巻く寥寥とした砂浜、遠くには工業地帯の煙突が浮かぶ、場末的な光景。
一方で春になれば草木が芽吹き、彩り鮮やかに。園内の観覧車が絵になります。

時折、強く吹く海風と変わりゆく雲のかたちなどを眺めていると時間を忘れてしまいそう。
私はまだ訪れたことはありませんが、夕日もまたよいそうです。





なぎさの芸術的な砂浜。
ゆるくなめらかな曲線を描いて海水が迫ります。

遠くに見えるのは臨海副都心などのウォーターフロントでしょう。






冬場は特に色のない世界。
海風が強く、軽い砂をさらっていきます。

右方向に見える陸地は若洲公園。
その先に見える変なかたちの橋は東京ゲートブリッジです。

 

旧江戸川を挟んだ対岸には、リゾートホテルが林立しています。
風もそちらの方向に吹いていくような気がしました。






初夏には草木が茂り、Windowsの初期画面のような美しい光景が広がります。
周囲に高いものがないばかりか、遠景の建造物も主張してこないため、自然と目は空へと移るような気がします。

ここが東京とは。
見えている世界はほぼ千葉県ですが…







なぎさに繁茂している草木のほとんどは雑草なのだけれど、なんだか綺麗に思えて撮ってしまいます。

芝生も美しいので、寝転がりたい気分ですが、もちろん虫くんもおられます。



陸地に目を向けると、見えるのは公園内の大観覧車。
おとぎの国のような雰囲気がして、つい撮影したのですが、余計なものがないと風景はここまで非現実的になるんですね。

余計なものといいましたが、電柱や高圧鉄塔、ビルなどが嫌いなわけではないのです。
生活には必要不可欠なそれらが無い景色にリアリティがなく、不思議な感じです。

 

 



大観覧車があることで葛西臨海公園の景観が印象的になっていることは間違いありません。

観覧車も単体で真横から眺めてみると、なかかな滑稽な姿をしています。

 


文京シビックセンター 展望ラウンジ

2015-12-31 21:10:37 | 東京都



後楽園駅、春日駅から直結した文京シビックセンターは文京区区役所ほか会議室・ホール等を備えた総合施設。
地上25階には誰でも無料で利用できる展望ラウンジがあります。

営業時間は9時から20時30分までで、夜景も眺めることができます。
ビルからせり出すような構造で作られた展望ラウンジは、夜間は内部の光が反射しないように窓ガラスが斜めになっているなど無料とは思えぬ本格派。
区役所に展望室が備わっていることは北区や練馬区など多くの例がありますが、展望目的として外観にも影響を及ぼすまでの大規模なデザインを行っているのは珍しいことです。


地下鉄駅と連絡する地下2階や地上1階から上層階行きのシースルーエレベーターに乗って25階へ行くと、展望ラウンジと展望レストランがあります。
ラウンジは北を頂点として半円を描いているため、西北東の3方向を望むことができます。
一方で展望レストランは南側を望むことができます。東京ドームシティや丸の内などは南側にあたるのでもっとも華やかな光景はレストランの独占権になっています。

とはいえ、東にはスカイツリー、西北にはサンシャイン60、西には新宿副都心など多くの東京のアイコンたちを眺めることができます。
眼下に目を向ければ春日通りと白山通りの交差する春日町交差点や、地上に顔を出す地下鉄丸ノ内線など都市ならではの光景。
冬季の空気の澄んだ日には、新宿高層ビル街の先に富士山の姿も確認できました。

ラウンジというだけあって、ベンチや自販機が用意されており、居心地良く眺望を楽しむことのできる施設です。








25階エレベーターラウンジ。
都庁展望台などと比べると知名度が劣るので、休日でも比較的空いているのがうれしいです。






展望台後方の回廊。
内部空間が吹き抜けになっていて、下層階が見えます。






東側にはぽつんと虚空を貫く東京スカイツリー。
雑居ビル先に墨東ののどかな光景が広がります。



北西に目を向ければ、小石川植物園のこんもりとした緑地帯と、サンシャイン60をはじめとした池袋のビル群が印象的です。
若干霞んでいますが、遠くの山並みも見えます。





西側には東京都庁とモード学園コクーンビルが印象的な新宿副都心の高層ビル。
都庁の左横に富士山の姿も確認できます。

こちらの方向に日は沈むので、夕景も印象的かと思います。






西側の眼下には小石川後楽園が広がります。
紅葉の時期は色鮮やかで、園内散策とはまた異なった形で紅葉を楽しむことができます。

手前を走るのは東京メトロ丸の内線。
後楽園駅の前後は地上を走行しています。







夜景もおとなしめではありますが、美しいです。
スカイツリーは日によって色を変え、この日は赤色をしていました。




東側の眼下には春日町交差点があります。
南北方向に走る白山通りは江戸時代の5街道に数えられた中山道で、現在も主要道です。

小さな自動車の軌跡を追っているだけでも過ぎる時間を忘れてしまいそうです。


東京ドームシティウィンターイルミネーション

2015-12-23 23:55:53 | 東京都




もうすぐクリスマスですね。
都内の各所ではクリスマスイルミネーションが行われていて、寒い夜を彩っています。

新宿や六本木の高層ビル街では少し大人な印象のものが多いですが、
後楽園駅からすぐの東京ドームシティではテーマパークならではの煌びやかなイルミネーションを楽しむことができます。
ここは東京ドームを中心としたレジャーランドで、遊園地を中心としてショッピングセンターやホテルも有しています。

例年、冬季にはイルミネーションが行われているようで、今年のテーマは「光と音のファンタジー」。
入館料はないので無料で散策を楽しむことができるのでおすすめです。

 

 



東京ドームを借景にして広がる東京ドームシティアトラクションズ。
メインストリートはクリスタルアベニューと名付けられているようです。







東京ドームでは野球のオフシーズンもアーティストのライブなどが盛んに行われており夜間も賑やかです。
この日はジャニーズのライブが行われていました。

 



道路を挟んで後楽園駅側に建つラクーアエリアは比較的新しく、中心がぽっかりと空いた特徴的な観覧車が目印です。







上を見上げるとスカイフラワーと東京ドームホテル。
スカイフラワーは1979年からこの地にある老舗アトラクションで、ノスタルジックな雰囲気。

上空から見るイルミネーションも美しそうです。

 

この遊園地は「僕と握手」のフレーズで有名なヒーローショーが行われていますが、
それとは別に園内ではウルトラヒーローズEXPOも行われているようで、初代ウルトラマン像の巨像が立っています。







アトラクションズエリアの2Fエリアには長い光の回廊があります。
ルミナストンネルと名付けられたその場所は、ライブのセットのようにめまぐるしく色の変わる三角形のLEDパネルで作られています。

よくある電飾を巻きつけた回廊とはまた異なって面白いです。







もっとも南側にあるミーツポートエリアではクリエイティブ集団、KAKEDによるイルミネーションが行われています。
光の球体を中心にした演出は現代アートっぽく、白を基調とした光は園内でもっとも大人しめな印象を受けます。







クリスタルアベニューでは長い水路に沿って賑やかな電飾が施されています。
スピーカからカンガンと流れる音楽は、ドームでコンサートを行っているアーティストと連動しているようです。

水道橋駅方面へのメインストリートとなっているので、人通りが多く華やかな雰囲気です。







橋を渡った先のラクーアエリアはコンパクトですが見どころが多いです。
そのほとんどが1階広場にまとまっています。

2階から眺めると箱庭のようで可愛らしい。





ドーム型をしたイルミネーション、ギャラクシードーム。
見上げながら眺めるイルミネーションもいいものです。


 



イルミネーション池に映り込む風景も印象的です。





ヴィーナスラグーンと呼ばれる2階部分に建つメリーゴーランドが、イルミネーションと相まって幻想的な風景を作っています。


園内では、様々なイベントが催されアトラクションに乗らなくても、楽しむことができる東京ドームシティ。
イルミネーションを見ながらゆっくりすることのできる空間も豊富なので、散策にも最適です。




訪問日:2015.12.20


目白庭園 紅葉ライトアップ

2015-11-21 20:11:50 | 東京都




目白庭園は豊島区立の日本庭園。
近世近代以降の伝統的な庭園ではなく、1990年に造立された新しい庭園です。

目白の住宅街に位置するこの庭園は、近年紅葉の時期に夜間ライトアップを行っています。
道幅の狭い住宅街にあるので、見つけるまでもちょっとした冒険気分


さて、ぽっかりと現れる長屋門の入口をくぐると、園内は池泉回遊式の日本庭園になっています。
園内の中心には池が配され、その畔には数奇屋造りの赤鳥庵が建っています。

この建物は貸出が行われており、季節ごとのイベントが行われているようです。


入口から目に入るのは、池の先に広がる石塔を中心とした風景。
ライトアップは寺院や都立庭園のものとは異なり、色鮮やか。
この庭園の白眉とも言える印象的な風景です。

園内は小高くなった石塔エリア、最奥の滝見エリア、赤鳥庵横の芝生エリアに分かれています。
散策路は起伏に富み、滝の手前をや芝生エリア下の散策路には飛び石も配されているので、回遊式庭園の要素が凝縮されています。
決して広くない園内ですが、箱庭的な魅力があります。

すぐ近くに西武池袋線の線路があるため、踏切の警報器と走行音が定期的に聴こえてくる以外は閑静な雰囲気です。
昼間の入園料は無料です。(ライトアップ期間の入園料は200円)

足を延ばせば、立教大学や自由学園明日館もあるので散策にはぴったりです。







 



池を中心に散策路が周囲に巡っています。
石塔に対峙するように建つのは赤鳥庵、1階部分は散策路になっています。






石塔エリアのライトアップが園内のハイライト。
近年は著名なデザイナーに依頼するケースも増えていますが、ここでは照明デザイナーを目指す社会人スクールの学生がデザインを行っているようです。
ライトアップの配色は2パターンあり、時間によって変化します。





木々が水面に映る光景が美しいです。



 



滝の水が池に流れ込むあたりは青色の照明なっています。



 





赤鳥庵付近のもみじの木。






アイコンとなっている石塔。
高台に建っています。




滝付近の飛び石から赤鳥庵方向を望みます。
ここからの景色が個人的にはお気に入りです。

 

(訪問日:2015.11.20)

 


KITTE 屋上庭園

2015-06-15 00:10:20 | 東京都



東京駅丸の内駅舎が復元されたのと同じ2013年、駅舎の目と鼻の先にある東京中央郵便局が取り壊され、JPタワーが落成しました。
丸の内駅舎が建て替えを免れて復元されたのに対して、中央郵便局は外観と内部の一部保存という中途半端な結果になってしまいました。
どちらも近代建築として歴史的価値の高いものでしたので、両者の取った方針は注目されました。

そんなわけで、元東京中央郵便局はJPビルの1階から6階部分に外観とどめており、内部は日本郵便が初めて手掛ける商業施設となっており、KITTEと呼ばれています。
外観の近代建築からは想像もつかない現代的なオシャレな空間に仕上がっています。

商業施設はいいとして、6階の屋上庭園と2階3階ににあるインターメディアテクはおすすめです。
インターメディアテクとは日本郵便と東京大学総合研究博物館が共同で運営するミュージアムであり、東京大学のコレクションを中心に展示されています。
生物や地学などの標本から民族美術作品まで陳列され、展示物への興味もさることながら、19世紀風の海外の博物館のような統一性のある空間デザインも魅力です。








さて、続いて6階の屋上庭園ですが、東京駅の丸の内駅舎をを望むことができることで有名です。
地上6階なので、標高がさほど高いわけではありませんが、再開発最中の丸の内ロータリーや東京駅を発着する新幹線や在来線を眺めることができます。

屋上庭園内には芝生やベンチが整備され、憩いの場となっているようです。
様々な種類の車両が見れることもあって、親子連れの姿も見受けられます。






見所はやはり丸の内駅舎です。
辰野金吾の代表建築はドームを復元することにより威厳を取り戻したかのようです。

東京駅や横浜駅などの巨大ターミナル駅では、いつもどこかで工事が行われています。
それでも駅舎の復元が終了し、いよいよ駅前ロータリーの工事を残すのみとなりました。

重機や資材が置かれたごたごたした光景も、そろそろお別れかもしれません。
工事が終わったら、東京には数少ない広々とした駅前になりそうです。




斜めから鑑賞する駅舎もなかなかです。


復元されたドーム部分。


駅舎だけを切り取るとロンドンのようです。


地上6階と言えど、遮るものはなく見晴らしはよいです。


駅舎の背後がホーム。
手前のはとバスと奥のE7系新幹線が目に留まります。


八重洲口方面を望む。
東京駅周辺の開発は比較的遅かったため、高層ビルはガラス張りのスタイリッシュな建築が多いです。


東海道新幹線がひっきりなしに到着しては出発していきます。


在来線も忙しそうに流れていきます。



電車以外にも働く車もたくさん眺めることができます。


大蔵運動公園

2015-05-18 19:28:26 | 東京都

世田谷区の大蔵にある大蔵運動公園は、各種運動施設が揃った総合公園です。
バス通りを挟んで砧公園が隣接しているため、緑の多いエリアです。

公園内入り口には立派な門が建ち、世田谷区総合運動場体育館に向かって噴水のあるメインストリートが造られています。
この体育館、直方体をしているのですが、正面から見るとピラミッドのようにも見えます。

砧撮影所が近いため、円谷作品の「帰ってきたウルトラマン」や「ウルトラマンレオ」のロケにも使われていました。

その他にも、陸上競技場をはじめ野球場、野外テニスコート、近年リニューアルされた温水プールなどがあります。
土日にもなると、試合でやって来た中学生などで賑わっています。





児童遊具のある広場にはD57が静態保存されています。
近くまで寄って見学できるのがうれしいです。





よく団地などの小さな公園にあった謎の遊具は同じ向きで3つ置かれています。
子供ながらに使い方がよくわからずに遊んでいた記憶がありますが、3つも並べられてしまうともっとわかりませんね。





目つきの悪い猫がこちらを伺っていました。







公園内にはいくつか公衆トイレが設けられていますが、陸上競技場裏のトイレがちょっと不思議。
手前の花壇部分に砂と石が置かれ、枯山水のようになっています。

背景の光沢タイルとの対比も面白いです。
誰が考えたのでしょう。