博物館の目の前はもう鬱蒼と木が生えている。
この先に鶴ヶ城のがあるのだろう。
木々を抜けて、曲がりくねった路をしばらく歩くと白く美しい天守閣が目の前に現れた。
これが鶴ヶ城である。
正式には若松城と言い、史跡にに指定されている。
難攻不落の名城として広く知られ、会津地方の歴史を見守ってきた。
とはいえこの鶴ヶ城天守閣は維新後に取り壊され、現在のものは20世紀半ばの復元である。
内部は郷土博物館となっている。
とはいえ
会津若松のシンボルとなっており、近年天守閣の屋根瓦を取り壊し以前の「赤瓦」に葺き替えている。
青空にそびえ立つ姿が勇ましい。
内部は完全なる博物館となってしまっているが、
最上階、5層目からの眺めは素晴らしい。
当時の人々もこの景色を見ていたに違いない。
そう思うとなんだかわくわくする^^
この階までは階段しかないのだが、
この景色を求めてお年寄りも頑張って階段を登ってくる。
そして景色を眺めては皆満足そうだ。
最上階から街並みを眺めていると、なるほど本当に周囲を山地が覆っている。
北東に磐梯山を発見。
階下まで来ると、伝統工芸品などを扱うショップがある。
もちろん赤べこも売っていた。
郡山に着いてからこの方、無数の赤べこと出会っている。
その数は知れない。
会津の人は強烈に赤べこを推しているが、可愛いから仕方があるまい!
各地に伝統工芸品は存在するが、赤べこは特にかわいい。
こけしに然り、金魚ねぷたに然り、東北には可愛らしいものが多い^^
一家に一つは欲しいところだ。
My赤べこが欲しい!
小さいものは400円から
一番大きいサイズはなんと8000円。
しかし私には赤べこを飼う資金がない。
ここは我慢。赤べこは次の機会にしよう。
泣く泣く赤べこと別れて
本丸内を散策し、市街地を歩く。