暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

江戸の【おひとりさま】

2025-02-19 04:07:25 | 暮らしの中で


20歳で「年増」と呼ばれる江戸時代でも・・「カネ」があればそこそ自由に暮らせたってホント・・・江戸の「お一人様事情」に迫る未婚女性の歩み方・・

江戸時代において女性は15〜18歳が婚期であったため、20歳以上は【年増】・25歳で【中年増】・30歳で【大年増】と呼ばれていました・・現在放送中の
ドラマ『最高のオバハン中島ハルコ』(東海テレビ・フジ系)・・20歳以上で年増扱いされる時代があったとは、30歳になると年増の前に「大」がご丁寧に加わり、
30歳になると大年増が加わる・・・アラサーと言われる年齢層は苦笑いするしかありません・・・・

当時、未婚女性の中には「行き遅れ」と思われないように、お歯黒をしたり眉をそったりする女性もいてといわれ、当時においてお歯黒も眉剃り既婚女性の象徴でした。
現代においては、左手薬指に指輪を【あえて】はめている未婚女性もそこそこにいるとか?・・・
江戸時代はジェンダーロールが明確で、男性は外で働き、家を率いる一方女性は子育てや家事など家庭を切り盛りする役割を担い、江戸時代において女性の既婚率が
100%なんてことはありません・・・江戸時代のキャリアウーマンの代表は御殿女中でした、将軍家の大奥や大名家の奥で働く女性です。

また、妾も未婚女性のメジャーな職業で、当時は妾は立派な職業とみなされおり、大都市圏の商人の娘が妾として生きることもあり、口入屋と言う仲介業者にいけば、
妾を求める男性を紹介してもらえたそうです・・・・妾は比較的ゆるーく働けたといわれています。
その他にも、未婚女性や未亡人の中には三味線や裁縫などで生計を立てる女性もおり、当時において専業主婦という概念はなく様々な仕事に従事していました。

【江戸】はカネさえあれば楽しめる場所で、現代の【東京】と同じで・・・近年、【ソロ活】という言葉をよく耳にします、焼き肉を一人で食べる女性も・・・
一人海外に旅行する女性も珍しくなく‥また、生涯未婚をつらぬき、趣味やスポーツ、学問など自分の好きなことに没頭して生きる道もあります。
一方、江戸時代において女性の一人行動は制限されていたため、現代のように一人で思うままに外出はできず、お一人様の女性が何を思い、どのような暮らしを
営んでいてのか仔細を知る資料が少ないためむずかしく、現代志向の『一人行動が好き』と言う女性はいたのでしょうかね・・
江戸の『おひとりさま』事情についてお伝えしました・・・江戸歴史・・「江戸の町と暮らしわかる江戸っ子生活から一部掲載」
雪割草・・・
/span>

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 高額療養費・上限見直し異論... | トップ | 戦争と平和 »
最新の画像もっと見る

暮らしの中で」カテゴリの最新記事