暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

在職老齢年金制度の改正で?

2024-12-15 04:09:15 | 暮らしの中で


在職老齢年金制度の改正で・・支給停止のルールが変わる・・給料+年金の50万円の壁大幅引き上げで得られる恩恵・・・

5年に一度の年金制度の見直しの全容が明らかになってきた・・とりわけ注目すべきは、60歳以上で働きながら年金を受け取る人の
【支給停止】を巡るルール改正だ・・・・沢山稼ぐと年金がカットされてしまう・・・そんな【常識】が大きく変わろうとしている。
働きながら年金を受け取る人にとって、どのような変化が生じるのか・・・・
今回の年金改正で大きな柱となるのが、働きながら受給する人の【在職老齢年金】制度の見直しだ・・・

シニア世代の就業率は年々上昇、0223年の総務省によると、男性の就業率60代前半で84.4・・60代後半で61.6・70代前半で42.6%に
達している厚生年金受給を遅らせる繰り下げ率はわずか2%前後に過ぎず、65歳以降のサラリ-マンのほとんどが年金受給しながら
働きそうした大きなネックとなっているのが【在職老齢年金】制度によるとる年金カットだ‥給料+年金が50万円をこえると年金カット。
働きながら年受給している約308万人のうち約50万人もいて、支給停止の総額は年間4500億円にのぼる・・・

今回の年金改正でこの在職老齢年金制度の抜本的見直しが議論されている‥年金停止になる【給料+年金】の50万円から62万円または
71万円に引き上げ案・・完全廃止してどれだけ稼いでも年金カットされない案の3つのが提案された・・・
例えば・・月給50万円・(年金報酬比例部分)が12万円の場合・現行制度では合計収入【50万円の壁】超えると年金6万円が支給停止され、
合計収入は56万円だ・・それが【62万円の壁】に引き上がると、年金12万円を満額支給され、給料は年金合わせて62万円が収入となる。

厚労省の試算によれば、【50万円の壁】を62万円に引き上げると約20万人、71万円なら約27万人・完全廃止の場合は約50万人が年金
減額されなくなるという・・働き控えをしている人を含めると恩恵はもっと広い層に及ぶ・・さて、どこまで壁の上限が改正されるのか?

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