安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

マイナンバーと顔認証、そして政府版MMTの帰結

2020-07-05 12:02:19 | 政治
前回の日記の続きです

マイナンバーの普及と政府の経済対策は連動した一つのものである可能性を前回指摘しました
安倍政権はこれまで
①企業の内部留保の放出(企業に人件費を上げるように要請)
②最低賃金の引き上げ
③働き方改革(労働時間の短縮と社員への遊興の推進)
つまり、これまでの政策でやってきたことを総合して考えると
日本経済が長らく停滞しているのは
企業が内部留保してお金を溜め込み、個人もお金を使わず遊ばない
なので、企業には「もっと人件費を出せ」個人には「もっと遊興にお金を使え」
と、そういう「働くだけじゃなくてお金を使って遊ぶことを推進する」のが
安倍政権の一つの経済対策として考えられてきたものではなかったでしょうか?
もちろん、カジノ法案なども、国民にお金を使わせることが目的でしょう
これを見るとね、これから政府が考えそうなことも予想ができるわけですよ

「民間が使わないなら政府がお金を使え」。。。これはMMT論者の要約された主張ですが
これを今の政府流のやり方でやろうとしているのだと思うのですよ
つまり、民間企業や個人に任せておいても、この国の景気はよくならないでしょう?と。。。
彼ら(政権)が考えているのはそのことだろうと思います
だからこそ。。。マイナンバーのひも付けなんですよ(笑)
要は、お金を使わない民間に代わって、政府がお金を税金として集めて使って差し上げます、と
そのためにマイナンバーで国民の資産を政府が管理しますよ。。。。
ということなんです。これ怖くないですか?

これから色んなものが一つの統一ナンバーを利用して管理されようとしています
顔認証によって、「誰がどこに、何時何分、買い物に行ったか?」を把握します
そこで使われたお札にひも付けられた固有番号で、そのお金が「いつ、誰から貰ったものか?」を把握します
そこでマイナンバーとひも付けされたカードなどを使えば、「どこの口座から?いくら?何に?使ったのか」が把握できます

このようにですね、個人のお金の流れや、恐ろしいことに、
マイナンバーとひも付けされた銀行口座やクレジットカード、ポイントカード、数年後に発行される新札のデータチップなどを利用することで
政府がお金の流れを、ほとんど把握することができるようになるのですよ
これ、怖くないですか?
これで言いますとね、使わずに置いておいたタンス預金なども、新札のチップデータで管理できるようになります
もう、政府がすべてを把握しようとしている意図が見え見えで、笑っちゃいますよね?

そうやって、誰がいくら稼いで、お金をいくら持っているかを把握して、そこに色々と税金をかけていくんですよ
そして、政府が分配機能と称して、お金を配る役をやるわけです
これがね、今の政府流のMMTなんですよ
「民間が使わないお金を政府が税金として集めて、分配して配りますよ」
これを知ったら、三橋さんも真っ青ですね(笑)
そんなのMMTじゃない!!とおっしゃりたいでしょう
しかし、大きな政府型の、つまりケインズ型の計画経済では、政府がこういうことを考える
ということも知っておいたほうがいいですね

これが帰結するところはつまり。。。政府によって富が分配される世界
誰かがお金を儲けても、そのすべてが把握され取られて、最終的に分配される社会主義の世界
でもね、この「努力しがいのない世界」こそが
日本を衰退させ、滅亡に導くものであるということは
いまだ、MMTを推進している多くの人にも把握できていないことなんですよ
これが本当に恐ろしいことなんです
私はこのことに、何度も警鐘を鳴らしておこうと思います



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ニューディール型の大きな政府に未来の繁栄はない

2020-07-05 08:48:04 | 政治
私は昨日、ある方の意見を聞いて確信をもちました
今はコロナ禍で経済が停滞しているため、巷に政府による救済を求める声が非常に強くなってきています
しかし、それを続けていった先にあるものは、社会主義型の停滞社会・監視社会である、と思います
今は政府が、いわゆる”真水”を増やし、財政赤字を拡大させて経済をなんとか下支えしようとしています
保守の論客の中にも、対応が遅かったとは言え、政府の財政出動を評価する向きもあります

しかし、しかしです
皆さんは政府が今やろうとしていること、マイナンバー普及や数年後の新札発行の意図を
正確に見抜くことができるでしょうか?
マイナンバーの銀行口座へのひも付け。。。これは間違いなく「預金税への前触れ」だと思います
安倍政権はどうも、経済が停滞している原因を、「企業や個人による溜めこみ預金(内部留保)にある」
と考えているフシがあります
経済にお金が回らないのは、企業や個人が内部留保や預金で貯めてしまって、お金を使わないからだ
と、そんなふうに考えているように見えます
もしそうだとすると、彼ら現政府がいま現実に考えている経済対策としては

①まず、マイナンバーをすべての銀行口座にひも付けし、誰がいくら持っているのかを把握する
②新札発行ですべての新札の番号をデータ化することで、誰がどのお札を使ったかを把握する。。。つまりお金の流れを把握する
こうやって、まずは国民の資産状況を政府が把握することからすべてが始まり
そしてその後は、預金税をかけて政府がお金を集め。。。。
最後には、政府の側で”みなさんのお金(税金)”を使ってあげましょう。。。と、
そう考えているような気がするのですよ
「皆さんや企業が預金を溜め込んで使わないんだったら、政府が税金として徴収して使ってあげましょう」
というわけです。。。
これ、本当のMMTの解釈とは違いますが、安倍自民党型の改訂版MMTだと思います(笑)
要するに、自由経済に任せておいてもお金が回らず、経済が良くならないんだったら
そのぶん、政府がお金を集めて使って景気を良くしますよ。。。と
こういうわけです

おそらくこの意図を見抜いている人は、保守の言論人の中でもほとんどいないのではないでしょうか?
私の心から尊敬する”ある方”を除いては。。。。
三橋貴明さんや藤井聡さんでも、おそらくこの意図を見抜いてはいないでしょう
政府が今考えているのは、政府による国民の資産管理と政府主導による計画経済型の経済対策
高市総務大臣なども、マイナンバーの普及に躍起になっているようですが
おそらく、経済対策として、そういう意図を持っているのでしょう

国民の側はね、もっと賢くならにゃいかんですよ
もともとMMTは経世済民、つまり国民の救済のために経済学を生かすための経済理論ですが
為政者側からの視点で見れば、まったく違う光景が見えてくる
大きな政府の思考からすると、すべてを政府がコントロールする経済。。。
これが見えてきます
今の日本は本当に危険ですね、国民が意図しないうちに監視社会、計画経済社会に移行しようとしています

「お金を配るのに便利になるんだったら、マイナンバーや顔認証も仕方ないか~」
などと思っている人は、考え方を改めるべきです
ニューディール型の大きな政府に未来はない。。。今必要なのは小さな政府です
この考え方を、今後も広めていきたいと、私は思っています
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日本に自由を取り戻そう

2020-07-05 00:53:53 | 政治
中国ではいま大卒者が増えているそうです
ところが、高い学費を払って大学に行ってもなお、ほとんど就職口がない状態なのだそうです
何かのユーチューブで見たのですが、今中国では沢山の若者がウーバーイーツで仕事をしているそうです
共働きの多い中国の家庭では、職場や家庭でも、出前を取ることが日常的なのだそうで
今は大卒の若者たちが、ウーバーイーツで出前の仕事をする例が増えているのだとか
李克強首相が最近、中国国民の経済状態について言及し
6億人の中国人が月収1万5千円以下で生活していると、暴露していました
それに加えて、今は食料品の価格も高騰しているようです。
地域格差はかなりあるようですが、どこの地方でも、野菜や食肉の価格がかなり高騰しています
中国では食べていけない人がものすごく多いのでしょうね

私は思うのですが、今の中国のようなところでコロナパンデミックが起きて
それで中国国民が共産党政府の自粛要請を受けたとして、果たしておとなしくしているのでしょうか?
いや、それは絶対にありえないと私は思うのです
かの国は、生きていくだけで精一杯の状況です。政府がお金を配ってくれることなど
最初からあてになどしていないことでしょう
でもそれはまた、別の意味では幸運なのかもしれません
どうやら習近平氏はやらせたくないようですが、李克強首相の方は
「国民みんなが屋台でもやって生きればいい」
ということを言っているようです
ここにね。。。日本人が今考えるべき、”サバイバル精神”があるように思うのです
サバイバル精神というのは、誰かの援助をあてにせず生き残る、ということでしょう

私はこのように思うのです
もう、コロナ問題については、政府は大筋で「こうやって予防しよう」という指針だけ出せばいい
それだけでいいんじゃないですか?
国民を無知だと思わなくたっていいでしょう。。。みんなコロナについてはある程度知識も蓄えました
政府は国民を信頼し、予防は国民に任せたらいい
これ以上政府が国民経済に口を出して経済を止めてはならないと思います
そして、これまで経済が収縮した分、経済を活性化させるための”何か”が必要です
私はそれが、「自由経済」だと思うのですよ
そして自由経済とはすなわち、「屋台でもなんでもやって生き残れ」の精神です
日本人は、萎縮した自分の暮らしを、なんとか立て直さないといかんでしょう

今、政府は銀行口座やクレジットカード、保険証、運転免許証などの、
すべての個人情報にマイナンバーをひもつけしようとしています
その心は。。。要するに個人所有の資産を把握して税金を多く取る。。。ということでしょう?
多分、マイナンバーと銀行口座とのひも付けの理由はそれだろうと思いますよ
つまり、今回のコロナ騒動で増やした財政出動のツケを
国民の資産を、より緻密に把握することで取り返そうとしているのだと思います
政府にバラマキを期待しても、後にはこうした重税が待っているのですよ
間違いないと思われます

もういい加減ね、国民は政府の言うことなんか、まともに聞かなくていいと思いませんか?
この不況下に政府の号令でレジ袋有料化?本当にアホじゃないのか?と思いますよ
8年連続公務員のボーナスが上昇?何を考えとるのか?そもそも、公務員に十万円給付が必要だったの?
本当にバカバカしいことばかりです
もうね、国民はいつまでも政府をあてにしないでサバイバルしましょ?
国民の側から、「もっと規制緩和せよ」、と言えばいい。。。なんだって出来るでしょ?
政府はウーバーの解禁を検討してるんでしょ?
だったら、当然白タクも解禁ですよね?
仕事はなくても、車があれば誰かを載せてどこかに運んであげるだけで
その日の日当が稼げるかもしれないんですよ
そういう考え方だってあります
お年寄りが近所の人に気軽に買い物に連れて行ってもらえれば助かりますよ
近所の主婦が、気軽にアルバイトでやればいいんですよ
これがね。。。闇市経済。。。つまり、自由経済の走りなんです
みんなが自由に知恵を出し合う中から、大きくなる発想もまた生まれます

これらは極論に聞こえるかもしれないけれども
政府はもっと国民を信頼してコロナ対策を任せればいい
経済がボロボロになってからは。。。どうせ、生き残り時代になります
コロナが怖い怖い。。。こんなことばかり言ってられなくなります
不満ばかり言っているのは、まだ余裕があるからですよ
頑張りましょうよ。。。それが私の言いたいことです
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