安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

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釣鐘を動かすがごとく

2023-11-23 12:45:32 | 政治
釣鐘(つりがね)理論、というのがあるそうです
釣鐘は、大きくてとても動かせないように見えても、小さな力で何度も繰り返し押し続けていると、やがて大きく動かす事ができる、というものです
「言論というのは、最初は少しの人にしか影響がなくても、繰り返し発信し続けることにより、やがて大きな影響がでてくるものである」
ということで、私も繰り返し同じような発信を続けていますが、これもまた、大川隆法総裁先生から教えていただいたことです

考えてみれば、私もまた、何度も方向性を間違え、いま考えると恥ずかしい事を何度も発信したこともありますが
その都度、自分の言論に過ちがあったことについては言論で素直に間違いを認め、修正してきました
それができたのも、信仰という中心軸があったからだと思っています
例えば、私は一度、MMT現代貨幣理論に深く傾倒した時期がありました
また過去には、法律の勉強を何年もかけてやっていたこともあり、その時には、頭が「法律頭」になっていた時期もありました
人は「何を学ぶか」によって、その考え方や思考傾向に深い影響が出てくるものだと、過去を振り返って、深く納得できるものがあります
しかしながら、自分自身が一つの考え方に偏らず、自分を修正する事ができたのも、これは信仰の功徳であることを、いまは深く実感しています

現代貨幣理論については、私は繰り返しその理論の危険性を訴えていますが、どうやらそれが少しづつ浸透しているようにも感じています
現代貨幣理論は論理的に見れば正しく見えるので、深く学んだ人ほど傾倒し、それに反する言論を揶揄する傾向が強くなるように見えます
そして「それが正しい」ということを信じてしまうと、その延長線上に論理を組み立てるようになります。。。三橋貴明さんのように
ところが現代貨幣理論の前に「資本主義が成立するための条件」として「資本主義の精神」が必要だという事を、マックス・ウェーバーは見抜きました
歴史上、資本主義が発達するための条件が整ったことは何度もあったようですが
実際に資本主義が発達した実例は、そう多くなかったことをマックスウェーバーは発見し
資本主義成立のための要件を、「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」という書籍であらわしたのです
この辺は小室直樹さんが生前の講演会でも語っていました。。。
資本主義成立のための要件は、宗教的精神に裏付けられた倫理観だと言います。。。その通りだと私は思います
そして、その「資本主義成立のための要件」である「宗教的倫理観」を、現代貨幣理論は、傷つける可能性があるわけです

前回の日記で中途半端に終わりましたが、参政党さんについて多少触れておくとすると
確かに、保守の政治家は倫理的な方が多いわけなのですが、ここに一つ、指摘しておきたいことがあります
それは、保守と言われている方も「なぜ人は道徳的で勤勉でなければいけないのか?」その問いに答えられる人は少ない、ということなのです
それは宗教性に裏打ちされている道徳ではなく、これまでの社会的な慣例や慣習から見た判断で「これが道徳的な行いだ」と思っているからです
これは、時代とともに変化していくものであって、「考え方の軸」になるものではありません
その「何が善で、何が道徳的か?」という問いに答えられないがゆえに、アナーキスト(無政府主義)というか
アメリカなどで「9000ドル以下の物を盗んでも罪に問われない」などという法律が成立するような、道徳の崩壊に向かっていくわけです
これは明らかに「宗教的倫理観の喪失」であるわけです。。。「黒人は差別されてきたから物を盗んでも許される」のように
時代によって倫理観が変化し、やがて崩壊していくわけです

宗教的倫理というのは、実はそういう、時代の変化によって変わるものではありません
宗教的真理というのは、たとえどのように時代が変化しても、「普遍で変わらない精神的基軸」であるわけです
たとえこれまで虐げられてきた黒人であっても「盗みは悪」「殺人は悪」なのです。。。それはモーゼの十戒の時代から変わらないのです
その背景には、「霊的な人生観」があります
私が指摘しておきたいのは、参政党さんには、その「霊的な人生観に裏打ちされた宗教的信念」がないのです
これが、幸福実現党と参政党の違いなのです。。。この違いを、本来なら及川幸久さんが指摘しないといけないのですがね。。。

保守が分裂し、仲違いする原因は、「グローバリストによる分断工作」などという、外の原因だけではありませんよ、及川さん
参政党の理念である。。。「みんなが参加する政治」。。。これは民主主義の根幹だから良いとしても
問題は、「根幹になる倫理観、道徳心をどう作っていくか?」なんですよね
ここをおさえずに「反グローバリストの連携」を唱えても、それは虚しいものになるでしょう
及川さんのするべきは、宗教心を説くことだと私は思いますよ。。。。ええ。。。。

今回はこの辺にしときます。。。それではまた。。。
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宇宙から見た本当の大局観。。。おまけで参政党さんの分裂について

2023-11-23 02:10:15 | 政治
私は反グローバリズムの立場ではありますが、今現在はそれ以上に、「すべての物事の判断の中心には宗教的価値観があるべきだ」という立場です
今日も遠江さんの動画からです


いま、遠江さんがご紹介している2021年7月発刊の書籍を読んでいるんですが、私にとって鳥肌の立ちそうな鋭い視点が満載の内容です
ここに書かれている計略を、地球を統一するためのグランドデザインとして描いている存在が裏にいるとするならば
これは半端な相手でないのは確かです
私たちは、反グローバリズムの立場として、アメリカを中心とするグローバリストたちのたくらみに、どうしても目が向きがちなのですが
そのグローバリストと反グローバリストの戦いに乗じて、着々とシナリオを描いている存在がいるようです
分かりやすく言うと、グローバリストのアメリカを弱体化させ、外交でも失敗させ、世界を二極化させたうえでアメリカを包囲する
そういうシナリオが描かれていると言います

シナリオはアメリカ大統領選の前、コロナウイルスを流行させた辺り、いやそれ以前から中国によって始まっており
好調な経済のアメリカにウイルスを流行らせ、トランプを引きずり降ろし、グローバリストで単細胞のバイデンを大統領に据える
バイデンが公約通りにアフガニスタンから米軍を撤退させるシナリオに合わせてタリバンを支援し、アメリカにみじめな敗北をさせる
実際、米軍はアフガニスタンからほうほうの体で逃げ出し、そこでアメリカの面目と体裁は丸つぶれになりました
アメリカと敵対する諸国は、アフガンで見せたアメリカの首脳部の無能さに驚いたことでしょう
そこにサウジアラビアの皇太子、ムハンマド・ビン・サルマン王子(MBS)とバイデンとの確執です
暗殺の黒幕としての疑いをかけられたMBS王子とバイデンの仲は最悪になり
中東の盟主サウジとアメリカの不仲は決定的となりました

まだまだ続きますが、続いてはバイデン政権が仕掛けたロシア-ウクライナ戦争です
これによって、アメリカは同盟国に圧力をかけて口は出すけれども、自分の身を削るような実戦はしないことが明らかになりました
要は、どこかの国を駒のように使って代理戦争をやらせるような国であることが明らかにされたわけです
それに加えて、ウクライナは結局ロシア相手に負け戦となり、アメリカの威信はさらに落ちました

また東南アジアではバイデン政権発足直後には、ミャンマーで軍事クーデターが起き、中国が軍事政権を後押しして政権奪取に成功しました
これによって、ミャンマー、アフガニスタンをおさえ、ここにパキスタンやネパール、スリランカなどを加えて
中国による「インド包囲網」をつくるシナリオが着々と進んでいます
実際、これによって中国の「一帯一路」戦略はかなり進みました
そしてここ最近では、イランとサウジアラビアとの国交の橋渡しをするなど、中東外交を成功させ
さらにロシアを加えてOPEC+1とBRICSの構築を進め、中国の外交戦略は着々と進みつつあります
そして最近では、弱体化したイスラエルとアメリカは、世界からほぼ孤立しつつあり
ハマスとの停戦にイスラエルが応じなければ、国際的な非難がさらに高まるところで、中国がアメリカに対する非難声明を出しました

これ、恐ろしいことですが、この方向性すべてヤイドロンの霊言に書かれている予言のシナリオなんですよね。。。二年前の。。。。
ヤイドロンは「この存在は、極めてプロフェッショナルなシナリオを描いている」と語っており
このままいくと、国際社会の舞台からアメリカが追放され、一国孤立主義の有力国の一つへと転落する方向に行きます
そして、このままいくと、中東諸国の後ろ盾として国際社会のひのき舞台に登場するのは、無神論国家中国ということになります
ヤイドロンはイスラム教国家の「全体主義国家との親和性」という弱点を突かれ、イスラム教国家が無神論中国に飲み込まれようとしている
ということを、二年前の時点ですでに警告しています

一度、この書籍をお読みいただくことを、皆様に強くお勧めいたします

また、今日は参政党さんの分裂について、という事にも触れておきたいと思います
及川幸久さんが、このテーマで動画をあげていなければ、この話題に触れる事もなかったのですが。。。。
正直、私は参政党さんになんの恨みもありませんし、非難するつもりも揶揄するつもりもまったくありません
むしろ及川さんに言ってあげたいこととして、これを追加しました
いま私が言えるのは、「反グローバリズムの連携」ということに強くこだわりすぎると方向性を間違えますよ、ということだけです
私は思うのですが、やはり遠江さんも言っている通り
「テロをやったハマスが称賛され、軍事作戦をやっているイスラエルが非難を受ける」ということになると
今後、「正義」という観点から、世界がおかしなことになるだろう。。。そう思うわけです
「ハマスのやったことは絶対に許されることではない」
この点は、絶対外してはいけないことです

昨日も日本のニュースでは、フーシ派によって日本郵船の貨物船が占拠された、というニュースが飛び込んできていましたが
これなんかも同じことです。。。。原則を外してはいけない、という事です
日本政府が声明を出すとしたら「日本船籍の船舶をテロで襲い、日本人に被害者が出たら、それは日本に対する宣戦布告と見做す」
そのぐらい言わないといけない。。。と思います
テロをしたハマスをとがめることなくイスラエルを非難することは、そういう「テロ」を誘発する事でもあります
保守系団体や反グローバリストたちは、「グローバリストに対する戦い」、ということに固執しすぎて大局観を失っているように見えますし
そうでない一般の人たちもまた、「一般市民が殺されている」ことに注目するあまり、本質が見えていない気がします

今日はここまでとします。。。それではまた
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