まずはこの動画をご紹介して本論に入ります
最近特に思う事ですが、上の動画の中で話題に出ています「国民民主党」の話ですが
この国民民主党の経済政策の理論的な裏付けを担っているのがMMTであり
それを推進している理論的メンターが三橋貴明氏であり中野剛志氏であることは明らかでしょう
それで、動画の中で鈴木教授が言っている事、「借金を返さなくていいんだったら信用経済は成り立たない」
という言葉ですが、これはまあ三橋氏に言わせれば、「経済理論が何もわかっていない」という事になるんでしょうけれども
でもね、突き詰めて考えれば、本当に鈴木先生の言う通り。。。信用経済は成り立たなくなるんですよ
だってね、国が出す予算を、国民が返さなくてもいいんだったら、これから福祉だろうが教育だろうが
全部国がお金を出してやればいい。。。国民はお金を出さなくていい
という話になってしまいます
何でこんな簡単なことが、頭の良い三橋氏には分からないんだろうか?と思います
それと、103万円の壁の議論についても、動画の中での話がありましたけれども
言われてみれば確かに、103万円の壁の話とか、これは「控除」の話であって、議論とすれば小さい話なんですよね
そもそも、税率の話は国民が決めるべきことであって、「国会議員に決めてもらうべきこと」ではないんですよね
国にお願いして「控除」を増やしてもらう、なんて考え方がそもそも、「お上への嘆願」であって
この国は江戸時代のメンタリティーそのままなんだな、と、改めて感じました
まあ悪口を言うようですが、三橋氏などは、財務省がなぜ減税を嫌がるのか?について
「彼らが学んできた経済理論が間違っているから」なんて、頓珍漢なことをおっしゃっていますが
私に言わせれば、それは財務省の役人の気質が、そもそも「天狗」だからなのであって
「自分たちは頭がいいのだから経済をコントロールできる」とうぬぼれていることが一つ
それと、三橋さんのように、理論的にねじ伏せようとすれば、うぬぼれた彼らが三橋氏の出身大学を見て
彼にねじ伏せられることをよしとするわけがないのです
そういう、人間の心の機微とか、精神性の間違いをきちんと指摘しない限り、彼らが言い負かされることをよしとするわけがありません
「自分達より成績の悪い人間が、私たちより頭がいいわけはない」そう思っていますよ、財務省の天狗頭たちは
中野剛志先生だって、彼は京大出身ですからね。。。東大法学部卒の財務官僚が素直に耳を貸すわけがない
そんなもんなんだろうと思います
もう一つはね、官僚は基本的に反省ができません
自分たちが間違っていて、日本経済を駄目にしてきたなんて、そんなこと認めるわけがありません
「自分たちはエリートだから、頭のいい自分たちが決めた税率が間違っているわけがない」
これがエリート官僚の気質というものだろうと思います
要するに、反省ができない人たちなんだという事です
それをね、同じような天狗の三橋氏や中野氏がいくら言い負かそうとしても
それは同じ土俵で戦ったら、天狗同士で反発するだけですね
結局、MMTにしがみつく人たちももまた、人間としての責任や義務の欠落した論理的な結論にしがみついている天狗さんたち
という事なのだろうと思います
国を富ますのは、実は国が行うバラマキじゃなくて、国民の勤勉の精神ですよ
働き方改革とやらで、ちょっと残業させることですら、「ブラック企業」扱いされ、
「よく働くことは悪いこと」だと思わされていませんかね
結局、最後はそこに行きつくと思います
それではまた