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2011-05-05 | 想い
自分は子を産める体なのだろうか。
数年前から気になってはいたが、調べてもらうには至っていない。
病院を調べ検査を受けること自体を面倒に感じていたし、そこまで必要には思っていなかった。
しかし、世代がひとつ上がってから、この問題はいつも心のどこかを圧迫している。
今となっては、調べることが面倒くさい以上に、
否と出た結果をありのまま受け入れ、今後の自分の生き方に腹をくくることへの不安が大きくなっている。
好きになった人と恋に落ち、愛し愛され、授かり身籠る命。
そんな自然なものだと思っていた。
今日はこんなことを思いつめるような不安材料があったのでどっぷり否定的思考になってしまった。
元来思い立ったら即行動派なのだが、
この大型連休では明日にでも動き出すことができない。
もたもたしているうちに熱が引き、不安を見て見ぬ振りをしてしまいそうなので困ったもんだ。
10歳若ければ、きっとこんなことが頭の中をかすめることもなかったと思う。
女なら子はいつか必ず産めるものだろうと安気に思っていた。
今の不安は、出産するその時、相当痛いんだろうな、怖いなぁなどど思い怖がっていた弱虫へのお仕置きなのかもしれんな。
神様が、この人間なら育てられる、親にさせてやろうと思った人に授けるのが子ならば、
自分にはその能力がないと謙虚に受け入れなければならないんだろうが。
産める産めないのボーダーラインに立つまで、この問題から目を逸らし続けてきたつけが回ってきている。
良妻賢母。
こんな言葉は流行らないんだろうが、
心のどこかで捨てきれずにいる言葉。
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