連れ合いを迎えに、初めて高知龍馬空港に行った。
人名がついた日本初の空港らしい。
昔から空港の雰囲気が好きだ。
ただ迎えに行っただけの自分でさえも、これから搭乗する旅人のような気分になれるから。
飛行機の到着までにしばらく時間があったので、館内を見てまわった。
さすが高知、坂本龍馬や、その他幕末に活躍した人物の年表が展示してあったり、馬路村の特産、ゆずを使ったさまざまなお土産物の展示があった。
最近流行っている調味料、ゆず胡椒なるものを買ってみようと売店に行き、
結構探したが見つけられなかったので、店員さんに聞いてみる。
すると馬路村のものでないゆず胡椒が一種類だけあった。
目当ての馬路村のものは館内どこにもないと言われた。
わざわざ場所を聞いておいて失礼な話だが、
馬路村のゆず胡椒が欲しかったので、買わずに売店を後にした。
(しかし、展示してあるのに空港内で販売していないとは、これいかに。)
そうこうしているうちに、飛行機の到着時間が近づく。
到着ゲートの明かりが点り、空港職員の女性が現れた。
掲示板のパネルが到着を示す。
ほどなくして乗客がゲートから出てきた。
この乗客の姿を眺めるのも好きだったりする。
近所を歩いていてはお目にかかれない人々の様子を見ることができる。
カッチリとスーツに身を包み、ビジネス鞄で颯爽と降り立つ人。
それを出迎えに来ていた同じくビジネスマンが、「お疲れ様です!」と深々とお辞儀をする。
かと思えば、バックパックを背負ったTシャツにジーンズの若者が、その横を通り過ぎる。
またその横を、ものすごく綺麗な女性が、すらりとした足にハイヒールのパンプスを履き、携帯で話しながらタクシー乗り場へ向かう。
「いやぁー、ありがと、ありがと。」と言いながら、お土産物が入っているであろうたくさんの手提げ袋を持ったおばさま達が家族の出迎えを受ける。ほほえましい光景。
前回飛行機に乗ったのはもう、一年以上前になる。
また飛行機に乗るあの緊張感を味わってみたいなぁと思う。
(飛行機の離着陸はチョー怖いけど・・・。)
追記:館内の掲示物より。外国の空港で人名がつくもの。
ジョン・F・ケネディ国際空港/アメリカ
レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港/イタリア
リバプール・ジョン・レノン空港/イギリス
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