夕べ、晩ごはんのおかずに肉じゃがを作った。
煮込み料理を作るときには、最近もっぱら圧力鍋を使う。
材料を炒めてから、しばらく煮たててあくを取り、調味料を全て入れたら圧力を掛けて5分、火を消したら自然に圧力が抜けるまでほったらかしでOK。ふたを開けたら、ハイ!肉じゃがの出来上がり!のはずだった・・・。
お味はどんな具合かねぇと、じゃがいもを一口食べてびっくりした。
しょっぱい。
・・・砂糖と塩を入れ間違えたらしい・・・。
砂糖を大さじ1杯入れるべきところに、塩大さじ1杯入れてもーた。
まるで漫画のような大失敗に、自分でも驚いた。初めてこんな間違いをしでかした。
おっかしいなぁ・・・と考えながら、ふと調味料入れに目をやると、ムム、塩と砂糖の容器の位置が入れ替わっている。ボ~ッとしていたんだと思う。
大反省。
こんな大失敗をしでかしたことがある人っているんだろうか。
大さじ1杯の砂糖を間違って入れてしまった料理なら、たぶんしょうゆをかければ食べられると思う。が、しかし、大さじ1杯の塩を間違って入れてしまった料理は、もったいないからがんばって食べよう!と思っても、とても食べられたもんじゃない。無理だった・・・。
というわけで、塩辛すぎる肉じゃがは全て生ごみと化し、
晩ごはんのおかずは、目玉焼きとウインナーになった。
子供の私のしつけに際し、母のようにあれこれとうるさく言わない父だったが、これだけはいつも言われて育った教え。
“使ったもんは 元に戻せ”
しかと守って生きてきたつもりだったが、夕べほど身に沁みたことはないかもな。
お互いの失敗とも、さぁ、食べよう!としているだけに、結構ショックですよね。しかも、食べ物なだけに、粗末なことをしてしまうことへの罪悪感もあり。
炊飯器でカレーのためのご飯を炊くとき、水を入れるのを忘れて悲壮な思いをしたことを思い出しました。
そういうこともありですよ。
どんまい、どんまい(笑)