サイプレス

鬱病になり不安定な毎日。今は宝塚熱が再燃して、これがいい処方箋になっています。

春日野 八千代話で盛り上がる

2009年06月07日 | つぶやき
今日は、いつも遊びに行っている近所のお母さんちに
遊びに行く。

お父さんは、まだ入院中だ。

一人でのご飯が寂しい・・・・と、もらしていたので
お昼ごはんにお寿司の出前を頼むずうずうしい私。(笑)

お父さんのことが気になるだろうけど、ちょっと違う話から
しようと、宝塚の現役生徒の最高齢である春日野 八千代の
話を仕込んで行った。
彼女は、御年93歳。宝塚では年齢は公表されていないが、
ここまでくれば、もういいだろう・・・。(笑)

戦前・戦中・戦後の宝塚の男役で、その後の男役の
あり方に大きな影響を及ぼした人なんだそうな。
それまでの宝塚は、背の高さで男役と娘役に振られていたが、
娘役希望者が多くて、男役は余り歓迎されていなかったらしい。

でも、彼女が出てきてから、男役の志望者が増え、
ファンが「白バラの騎士」とまで呼んだ絶世の男役となったのだ。
今のようにフィルムで残っていないのでどんなお姿だったのかは
写真でしか想像できないけれど、とても格好がいい。
きっと、特に戦後の日本にとっては、華やかで明るい舞台に
夢を見た人たちが沢山いるに違いない。

で、おかあさんも、80過ぎで、若い頃の宝塚での彼女の
舞台を観ているので、この話で盛り上がる。

「え~~93歳なん!!」
「まだ、生きてるんや!!」

これだけではない。
この15日の月曜に宝塚のなんかの記念の舞台に立つねんで・・・、
まあ、時間は長くないやろけど、しっかり日舞を踊るんちゃうかな・・・って、
言ったら、ますますびっくりのおかあさん。

お母さん曰く、若い頃にダンスや歌やお芝居と長年やっていたのに
まだ芸事を続けてやっているのが素晴らしいのだとか・・・。
おまけに、トップスターだし・・・。

私自身は、彼女の舞台は20年ほど前に日舞をみたことがある・・・・
と言う程度なのだけど、こんな風に昔のトップスターが舞台に
上がると今のトップが好きな孫と一緒に行けるおばあちゃんも
いるよね~~と、宝塚話で盛り上がったのでした。
そうそう、こんな所が宝塚の魅力・・・親子3代で観劇なんて
珍しくないものね。

ちょっと、現実逃避のお話で盛り上がって帰って来たのでした。