木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

何だこれ?! シナノキの葉

2020-08-06 07:00:10 | 木曽Now

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木曽町新開      午前7時の気温  18.0℃       今朝の天気  曇り

開田高原観光案内所の裏で
変なものを見つけた。


植木の剪定した枝を
裏山に捨てている時
シナノキの葉に
不思議な角(つの)が
たくさん生えている。


普通
植物の葉や芽に
こぶ状のものが
ついていたら
ほとんどが
虫こぶである。


虫こぶと言うのは
アブラムシやハチなど
昆虫の寄生によって
植物の葉や芽などが刺激され
異常に発達したもの。
虫癭(ちゅうえい)とか
ゴールとも呼ばれる。


家に帰って
パソコンに
およその名前
シナノキハツノフシと
入れてみた。


するとどうだろう
みごとビンゴ!
シナノキハツノフシで
ヒットした。


フシダニの1種により
シナノキの葉表に
形成される
袋状の虫えいで
細長く角状に突出する
とある。


虫こぶの名前の付け方には
ルールがあって
植物名+虫こぶのできる場所+虫こぶの形+フシ(虫こぶのこと)
と言うのが一般的だ。


この虫こぶの場合
シナノキの葉にできる角のようなフシ
と言うことで
シナノキハツノフシと
言うことになった訳だ。


それでは問題です
次の写真は
ナラの木の新芽に
できた虫こぶです
さて名前は?


ヒントは
何の果物に見えますか?


答えは
ナラメリンゴフシです
いかがでしたか?
リンゴが
難しかったかも
しれませんね。