木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

シラカバの種子 蝶が舞う!

2020-08-25 07:01:18 | 木曽Now

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木曽町新開      午前7時の気温  16.0℃       今朝の天気  曇り

風が吹くたび
小さな種子が
舞っている。


それも
たくさんの数
近くで落ちるものも
風に乗って遠くまで
飛ばされていくものも。


デッキの上には
薄い羽根がつく種子が
たくさん散らばる
シラカバの種子だ。


シラカバの木を
見上げると
たくさん果穂が
ぶら下がる。




この果穂が
風で揺れるたびに
大量の種子を
飛ばしてるのだ。




小さい種子をよく見ると
その姿はまるで蝶。




拡大してみると
蝶の触覚に似た
雌しべの痕跡まで残る。




(正確に表現すると
雌しべの痕跡があるので
これは種子ではなく
果実(翼果)なのだが
便宜上今回は
種子と表現させてもらう。)


遠くまで飛びたいがため
蝶の形を真似したとしか
思えない。

(2018.4.26 シラカバの花盛り)

マツやカエデの種子は
クルクル回りながら
風で遠くまで運ばれるが
シラカバの種子は
風がやんでも
グライダーのように
滑空していく。

(2018.4.26 シラカバの雄花)

シラカバの種子は
軽い種子に
大きな薄い羽根を持ち
風に乗って
どこまでも飛んで行く。


開けた場所や裸地に着くと
そこで子孫を確実に
残してきたのだろう。

(2018.4.26 シラカバの雌花)

シラカバの種子を
接写で写真に撮る時
余りにも小さく軽いため
何度も鼻息で
飛ばしてしまったことを
付け加えておく。(笑)