木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

ペルセウス座流星群 立ち上がる銀河

2020-08-16 07:00:29 | 星・星座

開田高原アメダス   今朝の最低気温  15.0℃     昨日の最高気温  29.1℃    
木曽町新開      午前7時の気温  15.5℃       今朝の天気  快晴

今年は
月明かりもなく
ペルセウス座流星群が
楽しめると思っていたのに
12日は雲が多く
写真撮影は諦めた。


翌13日
宵の口は久しぶりに快晴
我が家の下の畑から
家を入れて
流星を狙って見た。


下の畑は5月末に
クマが横切って行った
場所である
少々ビビりながらの
撮影となった。


我が家の灯りが
やけに明るい
それでも
十分すぎるくらい
天の川が見えている。


難を言えば
すぐ側を国道が走るため
車のライトが
山を照らして行くことだ。


2時間ほどの間
350枚ほど
インターバル撮影をした。


肉眼では暗い流星が
10個ほど飛んだ。


カメラを向けた
北の方向は
あとでパソコンで
確認したところ
4個だけ写っていた。


余りにも
立ち上がる銀河が
美しかったので
明るい木星と土星を入れ
いて座付近を撮った。




我が家から南の方角は
木曽福島方面になる
やはりかなり明るい。


次に
北の空を写す
真北と言えば
乗鞍から北アルプス
方向にあたる
さすがに暗い。




カシオペア座辺りを
銀河は通るが
いて座付近と比べると
雲泥の差だ。




幸い
クマなど動物に
襲われることなく
無事今年の
ペルセウス座流星群は
終了した。




クルマバナ 迷った末に・・・

2020-08-15 07:04:47 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温  14.1℃     昨日の最高気温  29.3℃    
木曽町新開      午前7時の気温  16.0℃       今朝の天気  晴れ

散歩道で
クルマバナを見つけた。


関西でも
普通に見られる
クルマバナと
どこか雰囲気が違う
萼片や茎も
やけに毛深い。


先日
shuさんがコメントで
「名前が分からないときは
何でもミヤマを付ければいい」
と聞いたことが
あるそうだ。


だとすれば
この花は
ミヤマクルマバナ?
まさかと思いながら
家に戻って
図鑑を調べてみた。


するとどうだろう
驚いたことに
ミヤマクルマバナが
本当に記載されていた。


ミヤマクルマバナは
花が大きい
萼片には
長い開出毛が多い
葉の側脈が鋭角など
クルマバナとの
相違点が書いてある。


しかし
並べて比べている
訳ではないので
決め手に欠ける。


唯一
萼片の開出毛に
腺毛が混じる
と言う記述を信じて
クルマバナとして
掲載した次第。


もし間違っていれば
ご指摘ください。


開田高原で
植物名に迷ったら
ミヤマと名前をつけても
強ち間違いではなさそうだ。(笑)


本日
コメント欄
閉じています。



餌台にやって来る昆虫たち ~ オオアオカミキリ ~

2020-08-14 07:06:58 | 昆虫など

開田高原アメダス   今朝の最低気温  13.2℃     昨日の最高気温  23.0℃    
木曽町新開      午前7時の気温  15.0℃       今朝の天気  快晴

カルピス酒場に
やって来るのは
蝶だけではない
甲虫類も
たくさんやって来る。


今日はその内
一番多くやって来る
オオアオカミキリの
登場だ。


蝶に興味は
昔からあったが
甲虫特にカミキリムシを
撮るようになったのは
だんちょうさん
『こんちゅう探偵団Ⅱ』
影響が大きい。


このオオアオカミキリを
教えてもらったのも
ホストがオニグルミだと
知ったのも
だんちょうさんのブログだ。


それにしても
何と美しいカミキリムシだろう
語彙不足の私には
この色を表現できない。


美しい緑色の金属光沢
体長の2倍は
優にある長い触覚
それにスマートな脚
どれをとっても
実に美しい!


これだけたくさんの
オオアオカミキリが
やって来るのは
川沿いにオニグルミの
大木があるためか
薪置き場が近いためかは
よくわかっていない。



ブロ友さんの中には
植物を愛する方が
たくさんおられます
カミキリムシは
大切な植木の天敵です
今日の所は
大目に見てやってください。(笑)



オミナエシ(女郎花) オトコエシ(男郎花)

2020-08-13 07:03:41 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温  17.1℃     昨日の最高気温  27.8℃    
木曽町新開      午前7時の気温  18.5℃       今朝の天気  晴れ

散歩道でオミナエシと
オトコエシが
咲いている。




オミナエシは
秋の七草のひとつ
ミソハギと共に盆花として
よく使われている。


オトコエシは
華やかな
オミナエシに比べて
かなり影が薄い。


生育場所も
少々違うようだ
オミナエシは
ススキの生えるような
明るい草原を好む。


ところがどうだろう
オトコエシの方は
日当たりの悪い山裾で
多くみられる。
(ような気がする?)


古来より
女性は太陽で男性は月
これで世の中
うまく廻ってきたようだ。


開田高原と言えども
両種が同じ場所で
咲いているのを
見つけるのは難しい。


ところで
美しいオミナエシの
花の香りを
嗅いだことありますか?


かなり臭いです
オミナエシの根は
生薬名を敗醤(はいしょう)と言い
醤油が腐った臭いがすることから
つけられています。


美しい花にもこの
臭いがあるのです。


もちろん
オトコエシの花も同様
においがします。







餌台にやって来る昆虫たち ~ 蝶編 ~

2020-08-12 07:00:13 | 昆虫など

開田高原アメダス   今朝の最低気温  20.1℃     昨日の最高気温  28.9℃    
木曽町新開      午前7時の気温  20.0℃       今朝の天気  晴れ(曇りがち)

マツの切り株の上に
虫たちの
餌を置いている。


プラの鉢皿に
カルピスと焼酎を
発酵させた液体を入れ
バナナや時には
スイカの皮まで
放り込んである。


目的は
オオムラサキを呼び
敷地内にあるエノキに
産卵してもらうため。


もちろん
オオムラサキ以外の
虫もたくさん集まってくる


今日は蝶を中心に
紹介しよう。


まず肝心のオオムラサキ
8月の初旬ともなると
美しい翅もくたびれてくる。


さすが国蝶の貫禄か
やって来ると
アブやハエは場所を譲る。


たっぷり餌を吸って
たくさん卵を
産んでほしい。




次はルリタテハ
汗をかいたシャツにも
よくとまりに来る。


近くにサルトリイバラが
たくさんあるので
多いのかもしれない。




見た目は地味だが
白色の模様が
美しいスミナガシ
玄人受けする蝶で
大好きな子だ。


いつも猛スピードで
やって来て
目にも止まらず
去っていく
忍者のような蝶。


何度もブログで
紹介している
クジャクチョウ。


イラクサの仲間が
食草なので
近くで繁殖しているはず
学名にgeisha 芸者と
名前がつく
美しい蝶だ。


このオオミスジは
いつもデッキまわりを
根城にしている。


ドアを開けると
優雅に飛び回り
一周してまた戻ってくる。


最後はエルタテハ
この蝶も学名が面白い
samurai 侍と名がつく
何故に侍なのかは不明。










キツリフネ ツリフネソウ

2020-08-11 07:05:34 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温  17.4℃     昨日の最高気温  28.9℃    
木曽町新開      午前7時の気温  19.0℃       今朝の天気  晴れ

散歩道で
キツリフネとツリフネソウが
咲いています。。


色は大きく違いますが
両方ともよく似た
奇妙な形をした花を
つけています。


すぐ近くで
咲いていますが
交雑しないのでしょうか?


花を比べてみると
いくつか異なる点も
目につきます。


ツリフネソウの距(きょ)は
クルクルと渦を
巻いていますが
キツリフネは
渦を巻いていません。




また
ツリフネソウの花は
目立ちたがり屋さんで
葉の上で咲いていますが
キツリフネは
葉の下で咲いています。




下側の花弁は
キツリフネの方が
心持ち大きいような
気がします。




よく見ていると
盛んにマルハナバチが
出入りして
蜜を吸っています。


自然史博物館で
ツリフネソウは
マルハナバチを
パートナーとして
花の形を進化させてきたと
聞いた記憶が
蘇ってきました。


本日
コメント欄閉じています。



交通事故 現場を目撃!

2020-08-10 07:00:56 | 昆虫など

開田高原アメダス   今朝の最低気温  17.3℃     昨日の最高気温  26.5℃    
木曽町新開      午前7時の気温  18.5℃       今朝の天気  晴れ

3連休の中日
国道361号は
ひっきりなしに
車が通る。


散歩に向かうため
我が家から
国道に出ようと
車が途切れるのを
待っていた。


白い大型のバンの直前を
黒い蝶が横切った瞬間
蝶は歩道近くに
はね飛ばされ
羽ばたいている。


バンの運転手は
事故を知ってか知らずか
スピードを緩めることなく
開田高原方面に
走り去った。


もちろん
救護義務違反に
問われることはない。


車のサイドブレーキを引き
車の途切れるのを待ち
拾い上げた。


綺麗なミヤマカラスアゲハ
外傷はないが
小刻みに翅を
震わせている。


可哀そうだが
手当の施しようがなく
敷地内のフキの葉の上に
静かに置いてやった。


後続車のタイヤに
踏みつぶされるよりは
ましだと思って。


お昼前
散歩から戻ったら
蝶の姿は消えていた
その付近を探したが
見つからなかった。


息を吹き返し元気に
飛んで行ったことを
願っている。




トモエソウ オトギリソウ

2020-08-09 07:19:09 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温  18.3℃     昨日の最高気温  25.0℃    
木曽町新開      午前7時の気温  19.0℃       今朝の天気  雨



開田高原で
初めてトモエソウを
見つけた。


先日
メタカラコウの写真を
撮った場所近く
やや湿り気のある
草原だ。


トモエソウの名前は
巴御前からついたと
思い込んでいた。


間違いだと
分かったのは
参加した観察会で。


花弁が同じ方向にねじれ
巴状に回転しているから
「巴」と名がついたと聞いて
納得した。


花を拡大すると
雄しべは多数あり
雌しべの先は
5裂している。


同じ道沿い
もう少し乾燥したところに
オトギリソウも
生えているので
比較してみた。


花の大きさは
5cmほどある
トモエソウに比べ
半分以下の大きさ。


雄しべは同じように
たくさんあるが
雌しべの先は
3裂している。


もちろん花弁が
ねじれることはない。


何よりの違いは
オトギリソウ
葉や萼片
花弁に至るまで
そばかす美人
黒点や黒線がある。


これが
名前の由来
弟を斬ったとき
飛び散った
血しぶきだそうだ。






シデシャジン 青い風車が回る

2020-08-08 07:00:36 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温  17.8℃     昨日の最高気温  21.4℃    
木曽町新開      午前7時の気温  17.0℃       今朝の天気  曇り

散歩コース
旧飛騨街道を歩いて
地蔵峠の麓にある
ポッポ屋さんに
立ち寄った。


多治見出身のご夫婦が
パスタやピザなどの
軽食がいただける
小さな茶店を
やっておられる。


御嶽山の見える
お庭に線路が敷かれ
ミニ列車が走っている。


線路わきに咲く
ツリガネニンジンや
周辺で咲く
シデシャジンの写真を
撮らせてもらった。




シデシャジンは
キキョウの仲間だが
とても変わった花である。


シデとは四手と書き
玉串や注連縄などから
垂らす紙のことで
深く5裂した花弁が
四手に見えたようだ。


色はまったく違うが
マンサクの黄色い花を
思い出してしまう。


雌しべが
長く突き出し
その先端は3裂する
その根元に萎びた
雄しべが見える。


キキョウの仲間は
雄しべが先に成熟して
自家受粉を避けているが
このシデシャジンも
雄性先熟の花。




青い花びらが
ねじれていて
風車のように見える
なかなかオシャレな花である。











ウグイス 念願がかないました!

2020-08-07 07:02:28 | 散歩道の鳥たち
開田高原アメダス   今朝の最低気温  14.5℃     昨日の最高気温  27.9℃    
木曽町新開      午前7時の気温  16.0℃       今朝の天気  曇り

ウグイスの写真が
撮れました。


何をいまさら
珍しくもない!
と言わないでください。


ウグイスの写真を
撮ることが
今年の目標でも
ありました。


4月25日に1枚だけ
ウグイスの写真を
撮りましたが
ボケボケで
ウグイスだとは
分かりません。

(2020.4.25 撮影 まだユキヤナギが見えています)

春先から
さえずりはじめ
4月5月は朝から夕方まで
鳴いていました。


ところが
声はすれども
姿は見えずで
どこで鳴いているのか
まったく見えませんでした。


木々が生長し
青葉が茂ったため
今年の目標を
諦めかけていた時
木々に間から
鳴いているウグイスを発見
写真に撮ることが
できました。


尻尾の先まで全身の姿が
見たかったのですが
欲を言えばキリがありません
良しとします。