『いつも、いつでも元気炸裂!』

どんな環境やどんな状況でも、どんな人とでも明るく元気な笑顔で交流するよう心がければ自他ともに更に元気な心が増幅します。

梨木香歩さんの著書に触れてみて・・・

2021-10-04 18:01:14 | 喜怒哀楽をポジティブに
1週間ほど前、ブログ友で読書家のすずさんが梨木香歩さんの著書
「冬虫夏草」について説明されていた。

私は以前に何かで世にも不思議な「ゾンビキノコ」といわれる
「冬虫夏草」のことを知り、その成長のメカニズムなどを調べたことを
思い出し、虫(特に幼虫)が嫌いな私は一瞬背筋が寒くなるような
感情と同時に何故タイトルが「冬虫夏草」なのだろうという思いで
すずさんへのコメントを書いたのだが・・・

すずさんから「冬虫夏草」の本についての説明や同じ作家の他の著書に
ついても解説や解りやすく丁寧な説明があり、さらにこんな一文が
あった。
『ちなみに、この作家さんで最も分かりやすいのは、「西の魔女が死んだ」
です。最初はこちらがお勧めかな、と思いましたので。 』・・と。

スピリチュアルとは・・・ということもよくわからない私だが、大きな
意味では大自然について、誰もが思ったり、考えたりすることや一人一人の
持つ精神的なものと捉えれば、「霊的」「心霊的」なものや「宗教的」な
ものと言うより広義では大自然を相手にしたいろんなことにも繋がる
ものなのかな?と信仰心の薄い私にも何となくわかるような気がして、
梨木香歩さんの書に触れてみることにした。

私の行く図書館には生憎「西の魔女が死んだ」や『沼地のある森を抜けて』が
なかったので、他のタイトルの3冊を借りてきた。
そのうちの1冊「家守奇譚」を読み始めたのだが、な、なんと・・
過日のすずさんの記事で紹介された「冬虫夏草」はこの「家守奇譚」の
続編であるという。
「冬虫夏草」についてのすずさんの説明の一部に
『何処か懐かしい、とても美しい日本語で綴られています。』とあったが
読み始めたばかりでもそれは随所に感じられた。
 
さらに言葉やその表現にも・・・
例えば言葉としてわかっていても普段あまり使われない「疎水」「洋燈」
「釣果」や文字として書く場合も本来の漢字よりもひらがなで書きがちな
「迂闊」「狼狽える」「蔓延る」「益体もない」「掠める」「上がり框」
「漆喰」「魚籠」「此方」「縋る」など・・・
そして話し言葉ではあまり使われない「興がる」や「癇性」「却を経る」
などという言葉も自然に無理なく目に入ってくるのでやはり日本語は
いいなあ~という思いが強くなってくるのだ。

主人公と周りの人たちとの微笑ましい関係、掛け軸から抜け出てくる
友人(故人)家の周りの動植物の不思議な行動、妖怪、あるいは幽霊を
思わせる事柄にも恐怖心や嫌悪感などは起きず、物語りの進行とともに
植物が登場し、最初に登場する擬人化されたサルスベリも次のヒツジグサも
意思を持ったものとして描かれているが違和感なく読める。
28章中のまだサルスベリ、都わすれ、ヒツジグサ、ダァリヤ(ダリア)
ドクダミの4章までしか進んでいないがその間も季節(四季)の様子が
見事に描かれている。
ヒツジグサ=睡蓮だということを初めて知った。

僅か(?)155ページなのですずさんならあっという間に読破・・・
というところだと思うが私は速読もできないので登場する人物や動物、
植物、妖怪などの相関関係をしっかりと把握しながら…ということに
なるので少し時間がかかりそう・・・
読み終えるころは私にも少し優しい気持ちが芽生えてくるだろうか・・・・

あと2冊はもう少し先になりそうだ。





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空に世界地図が

2021-10-03 14:38:45 | 喜怒哀楽をポジティブに
昨日に続き今日も朝から気持ちよく晴れ、空気も爽やかである。
そして昨日同様この時季では珍しいほど暑い。
昨日は昼を過ぎても空にはひとかけらの雲もなかったが今日は
昼前から雲が現れ、たちどころに青空に増えていった。
しかしまだまだ青空の占める割合が多く、快適さはそのまま・・・

その雲のほとんどが私の好きな白い雲・・・その動きを見ていると
想像が膨らみ私は楽しくなるのである。
大空のある個所では細長く薄い雲がたなびき、少し離れた個所では
大小さまざまな塊となって時には早く、またゆっくりとした動きで
今日も私を楽しませてくれるようだ。

10の区からなるさいたま市の中心である旧大宮市と旧浦和市・・・
その中心街方面の空に目を遣ると大きな塊のアフリカの形になった雲と
その上の方には青空でできた地中海、紅海を挟んでアラビア半島の
ように見える雲が見えた。しかもその間にペルシャ湾などのおまけ付きで・・・

そして見とれていると紅海に見える部分が少し広がってサウジアラビアが
少し細くなり、アラブ首長国部分もちぎれるようにパキスタンやインド
方面と思われる空の方に伸びていったのだ。

川越市方面はどうかとフェンス際へ体を寄せて遠くを見るとそこには
左側へ向かって動く亀の形をした雲が・・・
お~っ、これはニューギニア島ではないか・・・と行ったこともないのに
なぜか懐かしさが・・・

それは私が常々記憶力の低下を防ぐつもりで利用している世界196の国と
その国旗を覚えて忘れないようにするという訓練(?)で、国旗と
その意味や由来などを調べていた時にパプアニューギニアという国が
ニューギニア島にあり、その島が亀に似ていたことと国旗に描かれた
極楽鳥や南十字星、太陽などに関心をもったことなどによるものなのだ。

余談ながら・・・
私の記憶方法としてはネットから世界の国の国旗をプリントアウトし、
小さなカードを作って裏側に国名を書いたものを覚えるという
単純なもので、全部覚えているつもりでも2ヶ月も見ないと10ヶ国以上も
間違えたり忘れていたりするので1ヶ月に一度は必ず確認するようにして
いるのだが・・・記憶力には自信があると豪語している私も最近は
完全に覚えているつもりのこの国旗さえ間違えたり忘れたりするので
125歳まで生きるためにも記憶力のためのいろんな訓練をしようと
思っているのだ。
やはりこのパプアニューギニアの国旗のようにその由来を知るとか
普段、何かを思えようとする時に何かに関連付けして覚えるという
基本的なことはやり続けて脳を使い続けていきたいと思う。













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台風も通り過ぎ晴れた庭に出ると

2021-10-02 10:35:58 | 喜怒哀楽をポジティブに
各地を強風に巻き込みながら日本列島をかすめるように通過した
台風16号の影響で、埼玉も昨日は夕刻を過ぎても雨が降り続いていたが
神奈川や千葉のような強い風や雨は免れ、夜には星も見えるくらいで
予想よりも天気の回復が早かったように思う。

今日は朝6時前には既に太陽が輝き始め、気持ちよく晴れ、ガラス戸を
開けると優しい風が爽やかな空気を運んできてくれた。
青く澄み切った空には雲一つない・・・
台風の上陸や直撃はなかったがまさしく「台風一過の青空」という一日が
始まった。

全国的にも晴天が多く、九州や西日本では気温が30度を超えるところも
ある模様。
しかし、夕刻には各地で天候の崩れや急変もあるかも知れないとの
報せに一喜一憂というところだろうか。
その台風は更に北東に進み今夜には温帯低気圧に変わるという。

朝食後、庭に出てみるとガラス戸越しでは感じなかった日射しの強さと
6時ごろには感じなかった「爽やか以上」の少し強い風が吹いていることに
気づき、その風を受けていると今年の役目を終えつつある木蓮の枝が揺れ、
枯れた葉がはらり、はらりと舞い落ちてきた。
芝生の上の枯れた葉を触るとまだ柔らかいものもあればすでに水分が
全くなくなって手の中や指先でシャリシャリと音を立てて細かく砕ける
ものも・・・

狭く、小さい庭にも訪れた秋が確実に深まっていく様子がこの枯れた葉や
ミカンの成長でも感じ取れる。
獅子(鬼)ゆずも日増しに大きくなっている。

昨日、「爺さんカルテット」のKさんからの近況報告と安否問い合わせの
メールに今年も夫婦で獅子(鬼)ゆずを楽しみにしていると書き添えて
あった。
お互いに相手や仲間を気遣い、小さなことでも何かで誰かの役に立つ
ことはやはり嬉しいものである。
「爺さんカルテット」の仲間の奥さんたちが妻千恵子選手の絵手紙を
喜んでくれたり、次は何か?・・と楽しみにしてくれていることも
妻にとっては大きな喜びのようであり継続する励みや力となっている
ようだ。

私も今日からまた新しい日が始まると思うとわくわくする。
特にこんな晴天の日は・・・

好きなことをしていると疲れないというのは本当だと思う。
好きなことを一つでも多く見つけること、その一歩を踏み出すことを
恐れないような気持ちをもって老探検家になってみよう。





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