サイコロジスト101

旧J&PホットラインSIG101opMr.髭が運営。
健康心理学、生理心理学、ストマネを学びましょう!

アラエイティ山岡淳先生におもう

2009-05-19 12:54:39 | Weblog
生理心理学科でのスナップ。

日大の生理心理学を長く背負われた山岡先生とのツーショット。

いや、お元気です。

たしか年齢は80歳手前。

若手とともに、未だに共同研究を引っ張っておられます。

顔色も、艶もあり、すばらしいシニアライフだとおもっています。

関学の宮田洋先生と同い年と聞いています。今回はおいでではなかったのですが、これまた元気。

生理臨床心理学という本を編集中です。すごいですね、この年代の先生って。

私がアラエイティaround80になるとき、このような先生に近づけるかどうかです。

今日は朝から健康心理の学生さんの健康調査結果を集計しています。

まだ回答していないかた、よろしくね。

現時点では、みなさん元気とのこと。外出は控えるようにお願いします。

2009/05/19記



生理心理学会懇親会風景

2009-05-19 12:46:40 | Weblog
5月16日土曜日夕方、同志社大学で開催された27回生理心理学会の懇親会風景。

この春本学大学院修士課程から九州大学大学院博士課程に進学した佐藤くんが、なにやらにこにこ笑っています。

また同じく兵庫県立リハビリテーション中央病院に臨床心理検査部に入った中野くんが医療人らしくマスクをつけているのが目につきます。

そういえばこの日、大阪でインフル患者拡大が知らされました。

まだ橋本知事が中高の休校を決める前の前の日ですが、医療現場にいる人はすでにマスクは当然なんですね。

で、ビールやあてを、マスクつけながらどのようにして口に入れるんでしょうね??

彼は立派にやってのけました・・・・たぶん。

その隣後ろのほうには、髭面の田中君(本学から大阪市立大大学院に進学、現在博士課程3年)が若い人をにこにこ笑いながらみていますね。

なかなかいい風情です。

さらに右側には、丸坊主頭の現在本学修士課程1年植田くんがいます。

今回の学会で彼ら大学院進学者たちは、生理心理学というもの、脳研究の行く末などをどのようにみたのでしょう。

ぜひゆっくり話を伺いたいですね。


2009/05/19記

インフル休校~飛行機雲

2009-05-18 18:52:01 | Weblog
2009年5月18日午前1時30分、大阪府の橋下知事が緊急記者会見。

なんと、厚生労働省の通達により、ぶたインフルのまん延を予防するための策の1つとして、府内の中高を24日まで休講にするとのこと。

確か朝にはなかった措置で、私も目を白黒。

大学も休校措置をとることをお願いしたいとの感じ。

本学でも8時過ぎに、23日土曜日まで休校にすることを決定しました。

で、このブログをみている本学の学生さんにお願いがあります。

もしも、平熱よりなんとなく熱い、頭が痛い、身体の節々が痛い、喉が痛い、咳が出る、クシャミが出るなどの症状があったら、連絡してくださいね。

今日の昼過ぎには日本国内で130人の感染確認。

どれくらい広がるか、症状はこれまでと同様に軽いのかどうか。

よくわかっていません。1週間の休校の間に、具体的な対策を作ろうとしているのです。

できるだけ自宅にいましょう。

そして、どうしても外出するのなら、マスクをつけましょう。

帰宅したら手を洗いましょう。うがいもしましょう。

感染しないようなセルフケア行動を学びましょう。

2009/05/18記

p.s.
ちなみにこの写真は青森の空。2006年の12月25日の青空に飛行機雲。このように早く晴れわたった気持ちで外出したいな!

PNEIの若手

2009-05-18 04:55:31 | Weblog
2009/05/17生理心理学会ポスターセッションにて

大会2日目の午後はポスターセッション。

私の印象ですが、チャレンジャブルな若手の研究が目に多くとまりました。

身びいきかもしれませんが、PNEI関係の発表が優れてよかった!!

新しい唾液中の指標がいくつか試され、面白い結果に。

コルチゾール/DHEA比が、予期性ストレス時にきれいに反応するデータに感動。

でも、山田クリスさんに直接お話を聞くチャンスを逸したのは残念。

起床時コルチゾール反応の発表は1件、岡村さんの女子職員の平日と休日の比較研究。

被験者数も増えて、安定した結果が出てきているようです。

アロスタティック負荷の概念がより分かりやすくなっています。

唾液中指標研究は、実験研究レベルから実務場面での大規模調査研究の段階になってきたようです。

日本心理学会のPNEI研究会は10回を迎え、6月6日に大阪体育大学にて開催。

私は心身医学会に行く予定なので欠席のつもりなんですが、本学のM1生植田に発表させる予定。

若手が益々増加してきたので、ほんとうに楽しみ。

写真は、若手PNI研究の旗手、大阪体育大学の手塚先生、早稲田の井澤先生、長岡技術科学大の野村先生らとおさまる私!

2009/05/18記





生理心理学会懇親会

2009-05-18 04:51:44 | Weblog
2009/5/16午後6時ー

学会の懇親会でのスナップです。

福岡県立大の福田先生、サントリーの永井さん、そして同志社(開催校)畑せんせい。

食べるものはあまり記憶にないのですが、かわったビールが記憶に残りました。

同志社ブランドのビールなんですかね。

ライトな味でした。

懇親会では、昔ながらの仲間との懇談を楽しみました。



第27回生理心理学会

2009-05-17 08:31:09 | Weblog
同志社大学の田辺学舎で開催されています。

昨日の16日土曜日が初日。午前中ポスターが50編ほどにぎやかなこと。

午後はパネルディスカッション。

心裡学研究と工学技術の融合:次世代生理心理学の展開を考える

というもので、懐かしい人、若いかた、技術屋風のかたなど多士済々。

途中5分ほど休憩をはさんで3時間にもおよぶ長丁場。

はっきりいって、少しだれました。

テーマが広がりすぎていてまとまりが感じられなかったこと。

コーディネータの鈴木先生によると、議論沸騰のバトルを想定していたとのこと。

スピーカーのほぼ全員が、打ち合わせが直前だったので用意不十分だとか、用意したものを削りましたとか、いいわけが多すぎた。

某企業で20年前の国家プロ参加者の話が最も要領よく、分かりやすかったのは私の年のせいか。

いずれにしても、かなりメタな話だったわりに、どうまとめるのか?無理だろうな?でもなんとかしなくてはならないんだろう!

という内容でした。

生理心理学会27年の歴史を振り返ると、8年から10年の周期で、このようなシンポが企画されています。

そういえば、生理心理学はブームに強く影響されるようてす。

1980年代には、事象関連電位研究が主流で、精神科との共労がおもしろかった。

1990年代は、脳のマッピング技術が先端で生理心理学会の主流にはなれないまま通り過ぎました。

2000年に入る間際にようやく脳科学研究が導入されました。

そして最近は、免疫科学と内分泌学と健康心理の融合研究が流行。

ところが昨日のこのパネル。工学畑のかたの心理学、生理心理学への認識がまったくまちがっていました。

高齢者の脳研究と称する、脳トレだとか認知症予防訓練本が書店で売れているとのことですが、そうした研究を生理心理学と勘違いしていたかたが多いようです。

テレビマスコミで流行の脳科学は、生理心理学とは違いますよね。

日本の生理心理学会で研究発表のあるテーマの多くは未だに認知過程の解明研究ですが、脳血流やMRI・MEGを使った先端の研究はなかなか増えませんもの。

生理心理学のための新技術は、現場のニーズから生まれるとどなたががおっしゃっていました。これはなかなかの名台詞。

先端技術は、国防とか医学分野という大型国家予算が投入される分野で発達するもの。

その上にただのっかっても、新しい研究テーマや技術は生まれてはこないということでしょう。

ちなみに私は人間の感情・情緒・幸福感・笑いといった状態を言葉によらない体のサインで計測し(これを他覚的指標と私は呼びます)、ストレスマネジメント、快適環境づくり、心地よいもの作りの効果を評価したいとおもっています。

生理心理学の中でも、こうした領域は、応用生理心理学とでもいうのでしょうか。

今日は午前中ミニシンポ。ちょっとだけ顔を出しつつ、ポスターをしっかりみてきます。

感情測定に関する興味ある研究が多く発表されるからです。

では行ってきます。

2009/05/17記






心理学概論090511資料2

2009-05-14 05:55:36 | Weblog
心理学概論2章こころのモデル1の2枚目資料です。

フロイトとヴントの心理学は、いずれも心を「内燃機関」や「機械」にたとえていたと考えました。

フロイトの心的装置を例に話をしましたね。

彼は意識されない無意識の世界に目を向けました。

それは当時の北大西洋に漂う氷河のイメージ。

深く沈む氷の固まりの底に固まりただよう無意識の住人3方「イド」、「エゴ」、「スーパーエゴ」の話でした。

無意識下に抑圧されるトラウマやタブーが病気のもとという考えです。

彼はまた精神分析療法という心理療法を考えました。次回はその周辺の話題もお話しましょう。

またヴントについては解説する時間がなかったので、次回お話します。

ヴントの心理学は、構成主義心理学と呼ばれています。

心を、意識と考えていました。

意識を構成するのは純粋感覚という元素のようなもの。

元素がいくつかあつまって(化学反応を起こして)別の分子・物質になるイメージで理解したらいいでしょう。

ヴントはとても広い知識をもち、多くのことに興味を示しました。

民族心理学という今日の社会心理学のような領域も彼が築いた分野です。

今日の法曹界の基本的な考え方も彼の意識心理学と類似しています。

殺意は何から構成されるかという常套思考が好例でしょう。

来週をお楽しみに。

2009/05/14記


心理学概論090511資料1

2009-05-14 05:44:27 | Weblog
心理学概論もようやく本格的な勉強にはいりましたね。

09年05月11日からはテキストの2章、こころのモデルという勉強がスタートしました。

医療の行動科学という立場にたって、心理学の概論をお話するので、私の立場をお話しましたね。

そして第一回目として、科学としての心理学が、心を何に例えて理解しようとしてきたかを学びました。

かけことばで、「人の心とかけて何と解く?」と問いかけられたら、

「人の心とかけて、秋の空と解きます」ときたら、

「その心は?」と聞きます。

そして「晴れたり曇ったりよくかわる」

「そら、女心と秋の空というあれやな・・・」

などという、例えて理解し合う人間らしい認識法です。

まず今回は、フロイトとヴントという19世紀に心理学を築いた大学者を例にお話しました。

【つづく】

2009/05/14記


テッセン

2009-05-13 21:56:29 | Weblog
去年学長にもらった、テッセンという鉢植え。

一年を経て、紫色鮮やかな花を沢山咲かせました。枝もいくつかに別れ。

一本だけ一輪挿しに戴きました。

携帯カメラなので色がいまいち。

こんど、きれいな映像を撮影しなおします。

2009/05/13記


てっせんの 粋紫に 背筋のび

              髭



PGS-96

2009-05-11 00:04:27 | Weblog
昨日5月9日土曜日午後2時から、本学にてストレスマネジメント教育実践研究会(PGS)の第96回研究会が昨日開催されました。

I先生のグループから4名が参加。

本学のY君は、某病院看護師へのストレスマネジメント研修の概要を報告。

M先生は昨年度のとりくみをまとめて報告してくださいました。

K先生は、小学校での怒りのコントロールの実践報告をお話くださいました。

参加人数は常連が少なかったものの、中身はなかなか深いものになりました。

私は、フィリピンからの看護師候補へのメンタルヘルス研修について、これからの取り組みを話しました。

また、今年度のこれからの研究会予定をおよそ決めました。

PGS-97 6月13日(土)いつも通りです。ストマネ学会の準備モードでしょうか。
PGS-98 7月11日(土)ストマネ学会直前なので、予行演習もしましょうか。
PGS-99 8月29日(土)Zaichkowsky先生を招いての研修会の予定です。日程は仮です。
PGS-100 10月10日(土)大阪市内で会場借りて開催しましょうか

またいつものように終了後、たこ一で懇親会でした。

2009/05/10記

金雀児(えにしだ)

2009-05-10 23:40:53 | Weblog
庭に咲いた満開の金雀児(エニシダと読みます)

黄色の小さな花がたくさんくっついて、それはもう素晴らしい。

それが、先日の雨と暖かい日よりで、露垂れがひどくなってきました。

そこで、一株切り取って、家の中に。

居間のテーブル、小さな花瓶でに活けました。

玄関の上がり間口にも、仏壇の花瓶にも。


金雀児や 露浴びてその 黄鮮やか

道ふさぐ 金雀児の枝 積む花びら

母の日や 金雀児の花 仏前に

暖かい 夏の日よりや 金雀児映え

                髭


2009/05/10記


お誕生日会のケーキでプチ感動!

2009-05-09 02:08:09 | Weblog
2009年5月8日は私の58回目の誕生日。

院生のAさんが気を利かして、同日誕生日の卒業生Iさんと私のためにインターネットで誕生ケーキを注文。

5月7日に研究室でケーキパーティとなりました。

なんとこのケーキには、私とIさんが写った写真が甘い砂糖で覆われてのっかっています。

!!軽いショック体験!!

!!いわゆる、プチ感動!! (これ、こんど出す本のタイトル)

いや、おどろきました。前日徹夜で原稿書きしていたのでしんどい体と頭だったんですが、このショックを期に復活。

夜は7時から10時半まで梅田のDDハウス1Fの竹取物語でパーティ。

たらふく飲みました。ここでの記念写真もまたすばらしいのですが、掲載すると支障があるかもというので今日は控えます。

いやはや、アイデア商品とはいうものの、食べるケーキに自分の顔写真というのはなかなかすばらしいですわ。

2009/05/08記


梅田東小学校跡:私の出身小学校

2009-05-09 01:57:54 | Weblog
GW最終段階の5月5日。

下宿した娘が帰ってきて3日め。

恒例のGW行事、名探偵コナン鑑賞の日。13回目で、漆黒の追跡者。

梅田の東宝シネマズへ行く直前、出身小学校に立ち寄ることに。

大阪市立梅田東小学校。明治の小学校令で開校して以来110年の歴史を1980年初頭で閉じ廃校に。

以来、校舎施設は社会教育施設として転用され、現在も昔の姿を残して阪急梅田駅のまん前、ヤンマーディーゼル隣に鎮座。

1964年3月まで通った懐かしの母校前で懐かしく写真におさまった次第です。

2009/05/08記