先日,PC-6001版「ドルアーガの塔」を紹介しましたが,X68000にもフリーソフトとして公開されていた「ドルアーガの塔」が存在します。もちろん公式な移植作品ではなく,X68000ユーザー有志の手による「移植版」であります。SPSが移植を担当した「The Return Of Ishtar」の事を言っているのではないので念のため。
「ドルアーガの塔」は,電波新聞社より MZ-1500,MZ-2500,X1,FM-7/77/77AV 等,多くの移植版が発売されていますが,以前紹介した「マッピー」同様に,なぜか X68000版は存在しませんでした。正直「モトス」を作るくらいなら「ドルアーガの塔」を作って,そのうえ MIDI対応させた方が 絶対売れたと思うんですけどね。
いや・・・好きなんですよ?「モトス」も。
買いましたし。(≧∇≦)
「X68000」の文字がどこにも表示されないので,スクリーンショットは「XM6」上で撮影しました。タイトル画面に「(C) 1985 1989 NAMCO」と表示されることから 1989年頃に開発されたものと考えられます。(1985は 1984の間違いのような気がしますが・・・)ゲーム自体の出来は 比較的良い仕上がりで,見た目は ほぼオリジナルと遜色ありません。しかしながら,横スクロール処理の雑さと 8方向パッドでの操作性については 若干問題があるように感じました。特に後者については「パッドが斜めに入るとギルが立ち止まってしまう」ので,プレイする上では致命傷になりかねません。実際,コーナリングに慣れるまでは 結構苦労しました(笑)。キーボードでプレイすれば かなり快適になります。
音楽面については,FM音源(だと思う)なりに 頑張ってはいるのでしょうが,効果音ともども 音質の悪さが気になるところ。やはりナムコPSGが奏でる独特な波形の「気持ち良さ」がないと,いまいち乗り切れない感じです。
自分はドルアーガの塔が非常に苦手で,クリアしたことはありません。
この X68000版も 60階までしっかりと作られているようなので,是非ラストを見てみたいのですが,
自力で検証する力がないのは 非常に残念なところではありますね。
(2006/4/6修正)
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そもそも,宝箱の出し方を全く知らない時点で
自分の場合,敗北が決定していますね(泣)。