「ATARI GAME OVER」は,アタリ社の誕生から,ATARI 2600での成功と凋落までのストーリーが描かれたドキュメンタリー映画です。当時,史上最悪のクソゲーとして酷評されたATARI 2600版「E.T.」の不良在庫を,アタリ社が「数百万本の規模でニューメキシコ州アラモゴードにある埋立地に廃棄した」という有名な都市伝説について,関係者の証言をもとに検証し,広大な埋立地から埋められた場所を特定し,実際に発掘するまでが描かれています。実際に発掘が行われたのは2014年。発掘作業は一般にも公開され,映像の中にも多数のファンが現地に集まっている様子が収録されています。映像作品としての「ATARI GAME OVER」は,2014年にXbox One/Xbox 360向けに独占配信されたものですが,その後,2015年9月に日本向けのDVDソフトとして発売になりました。
非常に完成度の高い移植となっており,ゲーム中に表示キャラクタが多くなった際に若干フレーム落ちすること以外では,気になる点はほとんどないと思います。パッドでも遊びやすいように操作性が調整されているうえ,マイコンソフト製アナログパッド「XE-1AP」を用いる事で,アーケード版により近い操作(アナログレバーをセンターに戻すとゲーム画面のハリアーも画面中央に戻る仕様)を実現可能。音楽の方もアーケード版に遜色のないクオリティを実現しており,全体的な完成度で言うなら32X版を「コンプリートエディション」と言ってしまってもよかったんじゃないか??と思えるほどです。・・・近年発売された Nintendo 3DS用「3D スペースハリアー」の完成度が非常に高いのですが・・・自分的には,1994年の時点でアーケードクオリティを実現してみせた,32X版こそが最高の移植版だと思っています。
9月20日に科学技術館サイエンスホールで開催された「中村繪里子 Thank You Party」に参加してきました。
科学技術館サイエンスホールは昨年5月の「えりコン」以来です。東京ゲームショウ2015と掛け持ちでの参加だったので,移動がなかなか大変でした。シルバーウィーク真っ最中という事もあって宿がなかなか取れず,1週間くらい前になって手頃な価格のシングルルームをようやく確保。場所は蒲田です。少々遠いですが贅沢を言っていられる状況ではなかったので空きを見つけた瞬間に即ゲットしました。なので当日は・・・仙台(始発)→東京→ゲームショウ(幕張 ~14:30)→蒲田(宿チェックイン)→九段下(Thank You Party 17:30~)→蒲田(宿泊)といった感じで移動をこなす事になっちゃいました。チェックインを後回しにすればもうちょっと楽なんですが,ゲームショウ関係の荷物をぶら下げたまま「Thank You Party」に行くのは,ちょっと嫌だったので。
イベント内容は,繪里子さんが喋りまくる「トークショー」となっていて,今回は歌なしの様子。久々に繪里子×植木の生トークをたっぷり聴けそうだったので,これはこれで非常に楽しみにしていました。繪里子さん曰く,病欠となってしまった8月15日の「SEASIDE SUMMER FESTIVAL 2015」の代替イベントではなく,もともと植木さんが画策していたイベントであったとのこと。自分は「SEASIDE SUMMER FESTIVAL 2015」のチケットが取れていなかったので不参加でしたが,浅野豪孝さんのトークが聴けたとあっては,当日券でも参加しておけばよかったと若干後悔しています。・・・その日は,別途「鎌倉」方面に行く計画を立てていたので・・・。
イベント中盤は,6thライブとなる「Thank you Live」に向けてのトーク。植木さん曰く,今までの「なかむランド」とは,また違った趣向を凝らしたステージになるとの事で,非常に期待が高まりました。新曲の方も6曲準備しているようで,こちらのCD発売も非常に楽しみです。何にしても,6thとなる今回のライブは「なかむランド ファイナル」ですから,なんとしても参加したいところ。チケットは先行申込みですでにゲット済み。あとは「仕事次第」という事になります。事前に11月8日~9日の休暇予定を入れておくつもりですが・・・無事参加できると良いなあ。
9月19日~20日に幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2015」の一般公開を観てきました。最終日(9月20日)のみの参加です。今年はリアル仕事が猛烈に忙しく・・・それでもアイマス10thライブとかには行っている訳ですが(笑)・・・TGSに初参加した2008年以降では初めて「行かない」つもりだったため,チケットも準備しておらず宿泊の準備も全くなし。開催日も全然把握していませんでした。ところが。突然「中村繪里子のThank You Party」なるイベントが9月20日に立ち上がり,チケットを確保するとともに宿泊も急遽手配。開演が18:30~だったので,これならゲームショウもついでに行けるな!・・・という事で,今年は2イベント掛け持ちでの参加となりました。
以前の記事で,スーパー32X環境復活のためアマゾン経由で「Genesis 32X用 LINK CABLE」を注文し,手元に届くまで1ヶ月近くかかった旨の内容を書いていましたが,先日,地元のゲームソフト屋さんで非常にあっさりと「純正品」に遭遇しました。もちろんジャンク品ですが,リンクケーブル単体の中古品に出会うのは初めてです。3年前にジャンク品のスーパー32Xを購入して以来,地元はもちろん首都圏に行った際は秋葉原(場合によっては中野)に立ち寄って探し回ったりしていたのですが,さすがにリンクケーブル単体の中古品は見つけられませんでした。もともと単品で売っているケーブルじゃなかったものなので,当然かもしれませんね。
買った理由を無理矢理こじつけるなら,初代メガドライブのAV端子に接続するためのアダプターが付いていたから。といったところでしょうか。ただし,これを使うと音声出力が初代メガドライブ本体の仕様に合わせてモノラルになってしまいます・・・。実際に初代メガドライブと32Xを接続するのであれば,最近アマゾンにも流通している「ヘッドフォン端子からステレオ音声を引っ張り出すためのピンジャックが付いている」リンクケーブルを使うのが正解でしょうね。初代向けのアダプタを外して動作確認をしてみたところ問題なく使える事が確認できましたが,先日買った「Genesis 32X用 LINK CABLE」が新品&金メッキコネクタなので,ジャンク品の純正リンクケーブルはこれにてお役御免(笑)。