MC68000 Maniacs!
OLD GAME(MD,DC,etc)と OLD PC(SE/30,X68K,etc)関連の情報を中心に発信しています。
MC68000 Maniacs! FunnyPlace Channel Vintage Computer LLC
 



先日から不調に陥っていた ClassicIIを復活させるべく,久々に2号機の筐体を開放してみました。そもそも不調のポイントは HDD破損らしいというアタリが付いていたので,以前,SE/30の HDDを容量アップした際に抜き取って保存していたものを代替として搭載する事とし,作業開始。

しかし! (@_@)

代替品の HDDは,SE/30に純正で搭載されていたもの。古いながら動作自体は健全なので良いかなと思ったのですが,なんと。入らないじゃないですか(泣)。HDD自体の高さがありすぎて,HDDマウントとブラウン管の隙間に収まりません。これは厳しい。ならばと,以前ジャンク屋で買い込んでおいた,230MBのHDDを引っ張り出してきてそっちを突っ込んでみる。こっちはこっちでジャンク品らしく,まったく応答も反応もなし(笑)。1050円だったからでしょうか!?

ぐあー。((C) おぐりゆか

どうしようもないので,とりあえず,HDDが破損した2号機よりロジックボードを抜き取り,起動不良が出ていた1号機へロジックボードを移植。まずは正常な 1台を作り出す事に方針を変更する事としました。

しかし!! (@_@)

今度は正常に起動するものの,音がでなくなった。音が!

さっきまで生きていた内蔵スピーカーが死んじゃったみたいです。ライン出力端子からは正常に音声出力されているので単純にスピーカーの接触とか結線の問題とも考えられます。実際,ライン出力端子にスピーカーを繋いでテストした後,ふたたび内臓スピーカーから音が出るようになりました。

残された2号機への対応については,保存パーツ群の中に,パーツ取り用に眠っている Classicがあるので,それに搭載されている 100MBの HDDを抜き取って搭載する事にしました。これなら ClassicIIにも問題なく入るでしょうしね。Classicは完全に死にますけど。(≧∇≦)

(2004/6/23修正)


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10年程前,パソコンと楽器をつなぎ自動演奏で音楽を奏でる行為を「デスクトップミュージック(DTM)」と呼んで流行った時期がありました。現在でこそ,Macintoshや WindowsPC向けの高性能なシーケンスソフトや,MIDI音源装置などが充実しており,かなり高品位な音楽環境を構築する事ができますが,その当時は DTMの黎明期であり,各種アイテムの選択肢はそれ程豊富なわけではありませんでした。

DTM用の音源として黎明期を引っ張った代表格は「Roland MT-32」でしょう。MIDI信号を複数チャネル同時に受信し同時に制御・発音させる「マルチティンバ音源」であり,当時としてはまだ「特殊」なステータスでもあった事から,DTM関係の各方面にて随分と取り上げられていた記憶があります。

自分は,X68000 PROに MIDIインタフェイスボード(CZ-6BM1)を装着し,Roland MT-32を組み合わせた DTM環境に,SHARP純正ソフトウェアの「MUSIC PRO 68K MIDI」や,「MUSICSTUDIO PRO 68K」を組み合わせて使用していました。X68000の場合,様々なゲームソフトが MIDI演奏に対応していた関係もあり,DTM環境構築には結構な恩恵がありました。

また,今はなき「マイコンBASICマガジン」誌上に掲載された,Macintosh SEに Cakawalkを導入した環境のかっこよさに感化されてしまい,手持ちの Macintosh ClassicIIに,MIDIインタフェイス(A9M0103)を装着した DTM環境も同時に構築。MIDIシーケンスソフトの「Ballade」を放り込んで使用していた事もあります。

現在は,キーボードやミキサー等の楽器類の中にコンパクトマックを設置するのが,かなりレトロチックな雰囲気でカッコイイと個人的に陶酔中(笑)。Roland Juno-106や,YAMAHA DX-7等のヴィンテージ楽器をコントロール配下に置いては喜んだりしています。レトロスタイル重視でクオリティは無視ですね(笑)。正直,鍵盤を弾く事はあっても自動演奏させることは無いのですが。(≧∇≦)

X68000,Macintoshともに,MIDIインタフェイスの規格が古いので最新の楽器類をコントロールするのは難しそうですが,Roland MT-32も生きているので,どうせなら当時の DTM環境を復活させるのも良いかなと考えています。

※2004/10/25 Roland MT-32環境を復活させました。

(2004/10/26修正)


【関連リンク】

 ・マイコンBASICマガジン ・・・ マイコンBASICマガジンの情報など


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我が家には,何故か ClassicIIが2台あります。

長年使用してきた ClassicIIの1号機が,昨年あたりから起動不良を起こすようになってしまい,ロジックボードや,電源類のパーツ取り用にと,ジャンク品を購入したものが2号機でした。

ところが2号機があまりにも軽快に動くので,最近まで2号機をメインで使っていたのです(笑)。その2号機が,使用中に突如として異常なディスクアクセス音を発し沈黙。息絶えてしまいました。その後,何度か起動に成功しましたが,ディスクの認識が明かに異常で,物理的な書き込みは不可能な状態。しばらく使用すると,また同様の症状を残して沈黙してしまいます。(再起動してもハッピーマックではなく,?の表示になっちゃいます)いわゆるところの「シマシマック」状態にはならず,起動プロセスは健全に進行するので,おそらくディスク自体の問題ではないかと思っています。

1号機のほうは,起動不良が若干顔を出しますが動作は安定しているので,まず,2号機のディスクをそのまま1号機に移植して起動テストを実施してみるつもりです。同様の不具合がでるようならば,ディスクの破損と思って間違いはないでしょう。もしも健全に動作するようなら,2号機のロジックボードが破損している可能性あり・・・でしょうか(泣)。

正直,2台を維持し続ける意味は全くないので,正常に動作するパーツをかき集めて,健全な1台に集約するのが一番良いかもしれませんね。残ったパーツのうち電源やブラウン管,FDD等使えるものは保存するとして,不要品は思いきって廃棄!2号機のロジックボードが健全であることを祈ります。

作業は今週末に実施しようかなと。(≧∇≦)

(2004/5/30 1号機復活
(2004/6/ 1 2号機復活

(2004/12/9修正)


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WebSE  


Lancamentoという Blogにて面白いものが紹介されていました。

Flashを駆使して Web上に Old Macintoshの OSインタフェイスを再現した「WebSE」がそれです。
MacDrawや MacWriteなどのアプリケーション(保存や印刷は不可能)も組み込まれた形で再現されており,臨場感は抜群。ミニゲームもインストールされているようです(笑)。ドイツ語版なのがちょっと残念。複数言語展開も狙っているようなので,日本語版登場に期待したいところですね。

トップページの写真が Plusなのが気になりますけど。(≧∇≦)


【関連リンク】

 ・WebSE ・・・ WebSEの情報など


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ヴィンテージな趣味を持ってたりしますと,ついついインターネットオークションを覗きがちです。

いままで,いろいろ手に入れましたよ。

Macintosh SE/30や ClassicIIはもちろん,趣味の鍵盤楽器類(Juno-106,DX-7等)なんかも全てオークション経由。普段,店頭で見る事の出来ないアイテムが陳列されている様は,かなり購買意欲をそそりますよね。

しかし,オークションを中古屋の類と勘違いしてしまうと危険です!
特に個人相手の取引の場合,その商品がなぜ「オークションに出品されたのか」を冷静に考える必要があるのではないでしょうか。大抵の場合「不要なもの」が出品されます。オーナーから見放されたものが出てくるのです。

手放す理由は様々なれど,怖いのは「調子がわるくなってきたから」という考え方。時々調子がわるいので「壊れる前に手放そう」という輩が怖いのです。

自分が SE/30を入手した際,サイト上の紹介文では「動作健全している」説明であったものが,実際,手元に届いた翌日には起動不能になってしまった経験があります。どんなにクリーンに取引をしても,結果がこれではガックリですよね(泣)。

この事から,自分は,インターネットオークションは「でかいジャンク屋」だと思う事にしているのです。健全なものが手元に届くと信じる事自体が,失敗につながりかねません。それ以来,重要パーツや大物を購入する際は,中古品を取り扱う業者のサイトを利用するように心がけています。すくなくとも,梱包,配送に安心感がありますし,モノのクオリティも随分とマシです。

たまにすごいモノが出品されると,思わず手を出しちゃったりするんですが(笑)。

NeXTstation欲しい・・・Lisa欲しい・・・。
だめじゃん。(≧∇≦)


(2005/2/22修正)


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Windows上に X68000環境を再現するエミュレータソフトウェア「XM6」がバージョンアップしています。特殊な1.25MBディスクイメージへの対応と,2DDドライブ設定のオプションサポートが主な変更点です。

今回の変更により,バージョンは 1.65 から 1.68 に更新されます。


【関連リンク】

 ・PI. Home Page ・・・ XM6 の入手先


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ご存知のように SE/30は非常に拡張性に優れたマシンであるため,中古市場ながら現在でも非常に人気が高く,様々な拡張アイテムも多数流通しています。SE/30ユーザーならば,CPUアクセラレータやビデオカード投装着はもちろん,大容量メモリ,大容量HDDの投入を考えるのは,もはや当然の事だと思っても過言ではないでしょう。

しかし,CPUアクセラレータとビデオカードのダブル装着(030PDSの分岐が必要)や,ギガバイトクラスのHDD投入などを実施した場合,SE/30標準搭載電源の容量不足と言う問題が浮上してきます。

SE/30標準搭載電源の容量は約75W。

電源容量が不足してくると,不意のハングアップや爆弾攻撃に加え,突如として再起動する症状も見られる場合があり,折角強化した環境を満足に楽しめない状況に陥ってしまう事が懸念される訳です。

そこで,SE/30の電源容量強化を実施する事にしました。

今回は「ARTMIX.COM」にて数量限定にて販売している「SE/30用強化電源2004年モデル」を使用します。この製品は,標準電源と同形状の筐体に200Wの電源装置が搭載されており,アナログボードへの接続コネクタ以外にも,HDD等のへの接続コネクタが電源装置から直接供給されているのが特徴です。

この強化電源装置を標準電源装置とそっくり入れ換えてしまうだけなので作業的には難しくありませんが,アナログボードの取り外しに伴い,ブラウン管に直接接続されている,チューブコネクタやアノードコネクタなど,高電圧個所のコネクタ脱着が発生するため,感電などの事故が発生しないよう「十分な放電」を怠らないようにして下さい。(この作業はあくまでも「自己責任」の範囲で実施して下さい。この作業によって発生した事故については,筆者側は一切関知致しません。)

SE/30の分解方法は「SE/30の完全分解方法!」にて詳しく解説されています。

自分的にはSE/30強化の上で絶対必須のアイテムだと思っています。
強化したSE/30を標準電源で使用している方には絶対お薦めです。(≧∇≦)

ちなみに,SONY製電源の場合,電源装置内部に電圧調整ボリュームが配置されており,これをドライバー等で調整する事で若干の電圧上昇を得る事ができるようですが,電源をばらさなくてはいけませんし,なんとなく「不具合」を引き起こしそうな気がしませんか?あくまでも調整程度のパワーしか稼げないので,手段的には手軽ですがお薦めはしません。


【関連リンク】

 ・ARTMIX.COM ・・・ 強化電源の情報など
 ・SE/30の完全分解方法! ・・・ SE/30の完全分解方法の紹介


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以前にも紹介しましたが,我が家のSE/30は,Daystar turbo040を実装しています。もちろん MC68040化を意図した選択な訳ですが,SE/30入手当初の強化方針は若干違っていました。

ソケット式のロジックボードを入手した事からもわかるように(5/11の記事参照)そもそもは Daystar PowerCache SE/30の投入が希望(夢?)だったのですね。

PowerCache SE/30は,ソケット式ロジックボードを装備した SE/30にのみ投入できるスペシャルなアクセラレータであり,ソケット式ロジックボードのCPUを抜き取り,その空きソケットに装着する特異なインストール方法が特徴的でした。030PDSを占有しないため,アクセラレータ装着後もビデオカードやネットワークカードの装着が可能である事が最大の魅力ではないでしょうか。

現在は生産されておらず,その特異性から入手は非常に困難なアイテムであります。

スペック的に上位を狙うならば,迷わず turbo040の選択で正解だと思いますが,なにせ相手は SE/30最大のカリスマアイテムですから。15万円くらいで提示されたら買っちゃうかもしれません(笑)。

とはいえ,最近,ロジックボード上のコンデンサがヘタりつつあるようで,内蔵スピーカの音がほとんど聴こえなくなってきているのです。現在のSE/30のスペックに大きな不満がある訳ではないので,ロジックボードを交換しちゃおうかなと考えたりしています。

もちろん,ソケット式のロジックボードが再び手に入れば言うことはないのですがね。(≧∇≦)

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子供の頃から「ピンボール」ではよく遊んだ記憶があります。
近所のゲームコーナーにも,ガタガタと音を立ててスコア表示がまわるピンボールが置かれていました。どことなく,大人のゲームな感じがするんですよね(笑)。ピンボールって。

我が家のSE/30にも「Royal Flush」というピンボールゲームがインストールされています。この「Royal Flush」は,古き時代のピンボールゲームをこれでもかと言わんばかりに再現してくれる優れモノなのです。目立った仕掛けはほとんどなにもなく機械式のターゲットが並ぶだけの,悪く言えば「単調な台」なのですが,スコアが回る音やターゲットをヒットした音などが非常にアナログチックでシビレるのですよ!

外部スピーカーは基本的に必須です。

玉の動きもシビアでリアル。ピンボール好きであれば絶対に大ハマリ必至。(≧∇≦)
自分的には絶対お薦めのピンボールゲームであります。

ただし,SE/30での動作においては対応スペックに要注意!640×400ピクセル256色以上の環境に,System6.0.7以上のOSと,Sound Manager 3.0以上の導入が必要となりますし,メモリも4MB弱の空きを必要とします。正直なところ,turbo040搭載+メモリ80MB+Vimage SE/30の構成のSE/30をもってしても,一部,処理落ちを余儀なくされる個所があるので,CPUがノーマルのSE/30ではちょっと辛いかもしれませんね。(詳しくはリンク先の System requirements を参照して下さい)

ちなみに,うちの環境はプレイ中に「爆弾」が出る事がたまにあります(泣)。余計なものはなにも入れていないのですが,やっぱ turbo040が良くないのでしょうかね?電源が標準ままなので,もしや電圧不足なのかしら(笑)。

余談ですが。

もともとは,NECの PC-6001mkIIユーザーから始まった自分。PC-6001mkIISRに乗り換えた際に,カセットテープ版(!)で付いてきた「Midnight Magic」というピンボールに大ハマリしてました。また,富士通のFM-77AVを持っていた古い知人宅にて「FireBall」というピンボールにハマッた記憶もあります。PC-8801mkIIには「ピンボールコンストラクション」ってのもありましたね。

ピンボールゲームは,案外,古くてシンプルな方が気楽で面白いのかもしれません。


【関連リンク】

 ・Royal Flush ・・・ Royal Flushの情報

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Ko-WINDOWの残存リソースに期待してネット上を徘徊してみたのですが,これほどまでにリソースが消滅してしまっているとは思いもしませんでした。単純検索にヒットする当時の「大手サイト」が軒並み消滅しているのが効いていますね(泣)。

ソフトウェアリソース入手先の旗頭であった「X680x0 Ko-Windowフリーソフトウエア・フルパワー全開ページ」は現在も生存してはいるものの,更新は完全に停止している様子で関連リンク先はやはり軒並みの消滅。ドキュメントリソースについてのみ辛うじて保持されている状況に見えました。有名どころである「STUDIO KAMADA」のX68000ライブラリや,GORRY氏の「ポリバケツX」からは,現在でもX68000関連のソフトウェアリソースが入手可能となっていますが,Ko-WINDOW関連のリソースはほとんど登録されていないのが現状です。

さすがに,ダウンロードサイトの最大手「Vector」のライブラリには,辛うじて Ko-WINDOWの本体やアップデータおよび,いくつかの対応アプリケーションが登録されていました。

一部の大学の公開FTPサーバには,いまだに X68000関連のリソースが残存じているところもあると聞きます。
そういったところを地道にまわるしか道はなさそうな感じです。険しいっすね。(≧∇≦)

皆さん,Ko-WINDOWの行方を知りませんか。
知っている方は教えて下さい(泣)。


【関連サイト】

 ・Vector ・・・ ダウンロードサイトの最大手
 ・STUDIO KAMADA ・・・ X68000関連の情報など
 ・ポリバケツX ・・・ X68000関連の情報など
 ・X680x0 Ko-Windowフリーソフトウエア・フルパワー全開ページ ・・・ Ko-WINDOWS関連の情報など


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