「NEOGEO X GOLD LIMITED EDITION」は,懐かしの「NEOGEO」をポータブル化したニューハード。PSPとちょうど同じくらいのサイズで,厳選された20本のNEOGENゲームをあらかじめ内蔵しています。これだけ聞くと中華系エミュレータ機しか思い浮かびませんが,なんと「SNKプレイモア」公式のライセンス商品なのだとか。本体の作りもしっかりしていて,ボタン類はカチカチとしたクリック感があって非常に好感触。パッド部分には「ネオジオポケット」を思わせるデザインの8方向パッドが採用されていますが,カチカチする操作感は好みが分かれるところです。4.3インチの液晶パネルもそれなりに美麗で,縦型液晶を無理矢理横にマウントしている・・・なんていう中華な真似はしていません(笑)。CPUの種類は不明ですが1GHz程度の性能。OSはLinuxなのだとか。
さらに「GOLD LIMITED EDITION」には,「NEOGEO X」本体の他,旧NEOGEOの形状を模した「NEOGEO X Station」と専用のジョイスティックがセットになっています。NEOGEO X Stationは,内部に「NEOGEO X」を内蔵する事ができ,充電クレイドルの役目を果たすとともに,HDMIでのTV出力を行うためのアダプタにもなります。NEOGEO X Stationとジョイスティックを並べてTV出力でプレイすると,もはやNEOGENで遊んでいる感覚。こりゃマニア垂涎のアイテムですな。ひとつ気になるのは,充電まわりの動きが怪しいこと。マニュアルをみる限りでは「NEOGEO Xの電源を切って,Stationに接続して,Stationの電源を入れる」と充電が始まる・・・とあるのですが,試してみても何の反応もなくLEDすら点灯しません。でも何故か充電はされちゃいます(笑)。充電時は必ずStationを使え・・・との注書きがあるのでお薦めはできませんが,USBケーブルでPCと接続すると充電されますし,スマホ用のアダプタでも普通に充電できるみたい。
ちなみにアップルストアの日本での「1号店」は「アップルストア銀座」なのだとか。オープンは2003年11月。仙台店オープンの2年前ですね。2003年といえば,今では当たり前となった「iTunes Music Store」が正式オープンした年です。まさに現在のアップルが「快進撃」を始めた頃にオープンしたのが銀座店な訳ですね。ラッキーな事に,東京滞在期間中の職場は銀座にほど近い(というか銀座)場所なので,行こうと思えば毎日行けるロケーション。高級ブランド店が密集するエリアにあるので,さすがに「分不相応」な気分になりますが(笑),来店記念に何か買い物をしたいところですよね。