MC68000 Maniacs!
OLD GAME(MD,DC,etc)と OLD PC(SE/30,X68K,etc)関連の情報を中心に発信しています。
MC68000 Maniacs! FunnyPlace Channel Vintage Computer LLC
 



レイドック は,1985年に発売された T&E SOFT製の縦スクロールシューティングゲームです。当時,MSX2向けのフラッグシップタイトルとして発売されたもので,256色を駆使した美麗なマップデータと 多数のキャラクタパターンによるアニメーション効果の実現,スムーススクロールの採用など,当時としてはかなり突出したスペックのゲームでした。「MOVIE SPAVE SHOOTING GAME」という通称に製作サイドの気合が感じられます。

当時は2人協力プレイをほぼ「前提」としたゲームデザインがかなり新鮮でした。しかし,そうそう協力プレイが成立するシチュエーションばかりではなかったので,足でジョイスティックを操作して無理矢理「協力プレイ」をやったりしていましたね。

2機合体すると片方のプレイヤーは「誘導ミサイル係」になるので,細かい操作は必要なくなります。まして,上位レベルの武器には全自動の誘導ミサイルが存在するため,最終的には「ボタンが押せれば」OK。結果的に,足でも操作可能な訳です。

シューティングゲームなのに「レベル制」だったのも特徴的。

レベルが上がると使用できる武器が増え,敵のレベルも上昇するというシステムです。100レベルに到達すると T&E SOFTから「証明書」が発行されるサービスもありました。まあ,レベルが低いと地上弾が撃てないのに,地上ステージがあったりするのは,ご愛嬌といったところでしょうか(笑)。

レイドックの話題を X68000で語るのは,正直「邪道」であります。
そもそも,公式な移植実績のない機種なのですから「邪道」も当然と言えば当然です。

しかし X68000用「レイドック」は非公式に存在していたようなのです。

自分も詳しいことはわかりませんが,今回のネタは MZ-2500版 からのコンバートバージョンであります。配布していたサイトはすでに存在していませんので,詳しい背景や 移植についての経緯については不明です。とはいえ,インターネットのど真ん中に堂々と公開されていた事を考えれば,自分が知らなかっただけで,かなり有名なリソースであった事はほぼ間違いないでしょう。

供給が XDFファイルであったため,XM6などのエミュレータにて動作させていましたが,現在は,XDFファイルから フロッピーディスクを復元し,実機上にも持ち込んで動作させています。

最近のリバイバルブームで,T&E SOFTの作品についても「ハイドライド」,「ディーヴァ」,「スターアーサー伝説」など,復活したものが結構あります。個人的には「スーパーレイドック」をリメイクして欲しいなどと思っているのです。会社自体が変わってしまったんじゃあ,期待しても無駄なんでしょうけども(悲)。

いま作れば絶対面白いゲームになると思うんだけどな。(≧∇≦)


【関連リンク】

 ・D Wonderland ・・・ 元 T&E SOFT だった会社


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ASCIIから販売されていた「AXシリーズ」なるソフトウェアパッケージをご存知でしょうか。PC-6001シリーズ向けのゲームソフトウェアが 2~4本,カセットテープメディアにて収録されていたもので,良くも悪くも PC-6001シリーズユーザーのバイブル的存在であり,いまや伝説(笑)とまでいわれるアイテムであります。

AX-1 から AX-10 まで,実に 10シリーズが発売されたなかにあって,シリーズ中最高傑作と評されていたのが AX-5「オリオン/クエスト」です。(今回は,AX-5 に収録されていた 2作品のうち「オリオン」に注目しています)

オリオン」は,擬似3Dな宇宙空間を舞台に,飛び交う敵宇宙船群との壮絶な戦闘を描いたシューティングゲームです。自機には 4連射の宇宙魚雷と 加減速自在のエンジンが装備されており,スピードをコントロールしつつ敵機に照準をあわせて撃破するという,実に単純明快なルールにてゲームが進行します。

敵機は様々な形状のもの(お約束の積木状態)があり,個別に弱点が設定されているため,その弱点に弾丸を撃ち込まない限り破壊はできません。初めて遭遇する形状の敵機には十分注意が必要となります。また,魚雷には弾数制限があるうえ,宇宙船の速度に応じて徐々に「燃料」が消費されるシビアな条件がある事にも注意です。ちなみに,弾丸や 燃料は,ゲーム中「ある特定の敵機」に「一定速度以下」でドッキングすると補給する事が可能ですが,どの機体にドッキングすればいいのかは事前には明かされていないため,激突覚悟で自ら実践する以外,発見する方法はありません。

「オリオン」には PC-6001の性能からは考えられない程のスピード感があります。
敵機と正面衝突するような場合,ディスプレイを前にして思わず「避けて」しまう程です。

ゲーム自体の難易度は高め。特に,燃料消費のバランスについてはかなり厳しい設定であると言えます。敵機がまだ「遠く」にいる状態の,僅か数ドットの「色合い」や「ゆらぎ」から,燃料補給船をいかに迅速に見分ける事ができるかが,攻略のカギであると言っても過言ではないでしょう。移動の際に「慣性」が働く点についても,難易度を上昇させている要因だと思います。

いまでこそポリゴン3Dは当然の技術とされていますが,
出発点はあくまでも「オリオン」のような擬似3D的なものです。

自分的には,このレトロな「味」がたまらなく好きなのであります。
是非一度,お試しあれ!(≧∇≦)


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自分の所有する WindowsPC(Windows98機)は,あえて NeXTライクなインタフェイスが投入されています。

以前の記事でも取り上げましたが,NeXTの象徴的なアプリケーションランチャーは「Cube Dock」,ポップアップメニューは「Orchis」にてインタフェイスを模擬。また,システムアイコンを NeXTライクなものに変更している他,Windows Media Playerのスキンも「NEXTTIME」のものに変更。スキン対応のオーディオプレイヤー「QCD Player」も導入し,NeXT系のスキンを導入して使用しています。

WinStep」などのカスタマイズセットを導入すれば一気に NeXT化する事ができます。しかし,海外のシェアウェアである事と LiteStep同様にほぼシェル差し替えに近いカスタマイズとなってしまう事に若干リスクを感じてしまいます。カスタマイズするとはいえ,あくまでも Windows機 として使用する以上,そちらの動作に支障がありそうな気がしてなりません。自分のカスタマイズの場合,個別のアプリケーションこそ導入していますが,基本的にはテーマレベルの変更に留め,「LiteStep」などのようにシェルそのものを差し替えるような荒業は実施していないところがポイントだと思います。リスクも少なく極めて安定重視なので,雰囲気を変えたい人にはお薦めです。

ちなみに,最近の動きとしては,

クネアシ」という blogにて Cube Dockの話題が取り上げられていたのを発見(10月の記事でしたが)。そこで紹介されていた「Virtual Desktop」というアプリケーションを導入してみました。これは,任意に切り替えて使用できる「仮想的」なデスクトップを指定した枚数分生成してくれるアプリケーションであります。これまた非常に「それっぽい」アイテムで気に入っています。Windows XP/2000推奨とあるものの 98でもいまのところ問題は発生していません。

とりあえず,自分のデスクトップの フルサイズ版 も置いておきます。
興味のある方はどうぞ。(≧∇≦)

 SCREENSHOT:lain_desktop.jpg (325KB)


【関連リンク】

 ・NeXTSTATION ・・・ Cube Dock
 ・小物創作所 ・・・ Orchis
 ・Quinnware.com ・・・ QCD Player
 ・Salt's Home page ・・・ Virtual Desktop


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Windows上に X68000環境を再現するエミュレータソフトウェア「XM6」がバージョンアップしています。540MBタイプ・640MBタイプのSCSI光磁気(MO)ディスクのサポート,および,メインRAMサイズのメモリスイッチ自動更新をOFFにした場合の SRAM初期化時のパッチ当て動作の変更(パッチを当てないようにする)などが主な変更点です。

今回の変更により,バージョンは 1.90 から 1.95 に更新されます。


【関連リンク】

 ・PI. Home Page ・・・ XM6 の入手先


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PSP」をポータブルオーディオプレイヤーの如く使ってみました。

もともと「動画」や「音楽」の再生を前提に設計されている PSP ですから,記憶媒体である「メモリースティック PRO デュオ」に動画データや音楽データを投入してやれば,普通に再生する事ができます。

メモリースティックをフォーマットすると,内部には「PSPMUSIC」,「PSPPHOTO」,「PSPGAME」,「PSPSAVEDATA」の 4つのフォルダが作成されます。音楽データを再生させたい場合は「PSPMUSIC」フォルダに MP3ファイル化した音楽データをインストールする必要があります。(MUSICフォルダ配下では,MP3ファイル以外は認識されないようです)

さて,動画データはというと・・・

デフォルトではフォルダが準備されないため,再生方法が非常にわかりづらくなっています。

PSP のマニュアルによれば,再生は「メモリースティックビデオ形式の MP4ファイルに限定」されるようであり,対応ファイルの変換・作成には,SONY製の動画変換ソフト「Image Converter2」を推奨しているようです。「Image Converter2」を用いれば,個人で作成した Mpegファイル等を MP4ファイルへ変換する事が可能となります。また,市販の USBアダプタ等を使用して メモリースティックをドライブ認識させておけば,Mpegファイルの変換後,メモリースティックへのファイル転送も行う事ができます。

ちなみに「Image Converter2」は有料製品ですので注意が必要。入手方法は基本的に SonyStyle でのダウンロード販売となりますので,必要な方は SonyStyle にてご購入下さい。

他にも変換可能なソフトウェアが存在すると思いますが,今回はとりあえず「Image Converter2」を入手。手持ちの Mpegファイルを変換して PSPに転送してみた結果,問題なく動画再生を実施する事ができました。

これで動画を持ち出す事ができますね!(≧∇≦)



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以前,Windowsと Macintosh間のファイル転送の話題を取り上げましたが,巷には便利なソフトウェアが出まわっているもので,Windows環境上にて Macintoshフォーマットのディスクの読み書きを可能にするアプリケーションを発見しました。

Mediafour製の「MacDrive6」がそれです。

結構有名どころらしく,はっきりいって気付かずにいるほうが異常だったかもしれませんね(笑)。

基本的にはインストールするだけでクロスプラットフォームな機能を発揮してくれます。試しに「漢字Talk6.0.7」のブートディスクを突っ込んでオープンしてみたところ,特に気になるような問題も発生せず,フロッピーの中身を閲覧することができました。

もちろん書き込みもサポートされているので,Windows環境にて Macintoshのリソースをダウンロードした場合の対象ファイルの Macintoshへの連係作業がかなり楽になりますね。ちなみに,対応しているのはフロッピーディスクだけではなく,Macフォーマットの CD/DVDの作成をサポートしている他,ハードディスクに対するフォーマットと パーティション作成まで実施する事ができるようです。

 ※「MacDrive6」は Macフォーマット(HFS,HFS Plus)のディスクの 読み書きに対応しています。

注意しておきたいのは,400Kと 800Kのフロッピーがサポート対象外の点です。手持ちの Macintoshの FDDが,スーパードライブかどうか確認しておく必要があります。また,Macフォーマットの CD/DVDの作成には,WindowsXP/2000 が必要になる点にもご注意下さい。

Old Macユーザーならずとも,Windows,Macintoshを使い分けているような方には
絶対お薦めのアプリケーションです。(≧∇≦)


【関連リンク】

 ・e-frontier,inc. ・・・ MacDrive6 の輸入販売代理店


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BUFFALO製の LANディスク「LinkStation」を導入しました。

今まで Micro-ATXの自作機に Windows2000を放り込んだものをバックアップ用のファイルサーバとして利用していましたが,利用目的が純粋にファイルサーバなら,別に Windows2000機である必要はありません。OSのアップデートパッチやら ウィルスチェッカのパターンアップデートやらと維持管理に手間がかかるくらいなら,いっそのこと NAS(Network Attached Storage)に置き換えてしまっても問題はないのではないかと考えました。

当初は玄人志向の「玄箱」を考えていました。
しかしよく見ると,色が黒いだけで,外観は「LinkStation」と殆ど同じじゃないですか(笑)。

玄箱はあくまでも「キット」なので HDDは別購入となります。玄箱のギガビット対応製品+100GB程度の HDDの購入を考えた場合,「LinkStation」購入価格と殆ど差はありません。目的としては「単なるファイルサーバ」なので,結局は,面倒じゃない方を選択した形ですね。

 ・KURO-BOX/HG 実勢価格 19,000~
 ・LinkStation HD-HG120LAN 実勢価格 27,000~

結果として導入は「大正解」。

なんにしても初期起動が速いところが最大の利点。電源を切っている状態で,いざファイルサーバの中身が必要となった時など,Windows2000機では起動するまでの時間があまりにも「かったるい」のが正直なところです。「LinkStation」ならばものの数秒で起動してくれますし,そもそも常時起動させる事にあまり違和感を感じさせない製品ですから,なおさら利便性が高く感じられるのだと思います。

また,アクセス速度自体もかなり高速になったと実感できます。
OSの余計なタスクやオーバーヘッドがないから,という事なんでしょうね。

ちなみに,

「玄箱」や「LinkStation」を改造して,Linuxサーバ化する方法もあるみたいです。
近いうちにトライしてみたいネタではありますね。


【関連リンク】

 ・BUFFALO ・・・ LinkStation 販売元の Webページ
 ・玄人志向 ・・・ 玄箱 販売元の Webページ


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先日,起動不能に陥った SE/30 ですが,どうやら復活不能のようです(悲)。手元にある予備パーツを全て投入して,可能な限りチェックしてみましたが,まったく状況が改善されませんでした。

症状的には「起動音直後にサッドマック音を発して起動しない」というある意味スタンダードな症状。メモリを 80MBに拡張している事もあるので画面はシマシマ状態で固まります。

真っ先にディスクを疑いましたが,正常に起動する他のディスクでも症状は変わらず。新古品のディスクでもダメ,例の CFカードアダプタをつないでもダメ。取り外した状態で起動してもダメ。「?」マークすら表示されず,ただサッドマック音が発せられるのみです。

次にロジックボードを疑いました。予備品にメモリ類を移植して起動してみたところこれもダメ。メモリを 8Mまで減らし,拡張ボード類を全て取り外して起動してもダメ。元のロシックボードに戻し,メモリ 8M,拡張ボード類なしで起動してもダメ。最終的にアナログボードも疑い,これも予備品と交換して起動してみるもやはりダメ。PRAMをクリアしてもダメでした。

マウスやキーボードに異常がある場合,サッドマック音がでる事があると聞いたので,組み合わせをいろいろと変えてみても効果はなし。起動不能に陥った際,CDROM装置が接続状態だったので,CDROM装置を接続してみましたが,これも無駄でした。

ここまでやって手応えはまるでなし(笑)。
こりゃもうダメですぜ。先輩!

正直,新たに本体を入手したほうが良さそうな気がしてきました。テスト中,メモリ 8M,拡張ボード類なしの状態で,たった一度だけ起動したことがあったのですが,それきり起動する事はなかったです。でも一度でも「動いた」と言うことは,基本的な部分は破損していないという事でしょうか。電気的な接触の問題が潜在しているのかもしれません。

とはいえロジック交換しても状況が変わらない以上,
筐体側に問題がありそうですけどね。(≧∇≦)


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The Classic Box」より提供されている「Logicboard Repair Service」が再開されているようです!

コンデンサ交換の対象となる機種は SE/30,Classic,ClassicII,IIci,Portable です。また,原則的にロジックボードの持ち込み(もしくは送付)が必要となります。ショップ側での初期診断後,修復可能とされたものについては基盤洗浄と表面実装コンデンサの全交換を実施するとの事です。水道水洗浄の痕跡がみられるものや,パターン剥離,基盤面腐食などの症状がみられるロジックボードについては,基本的に修復作業依頼を断っているようなので注意が必要ですね。

今回については,平成17年1月末までの期間限定のサービス再開になるようですので,突然不調に陥ってしまったロジックボードの復活を考えている方は,取り急ぎで申し込みをしたほうがよさそうです。


【関連リンク】

 ・The Classic Box ・・・ Logicboard Repair Serviceの概要など


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巷で噂の「PSP」。某大手家電量販店などは発売日当日の早朝より販売するサービスを展開していたようですね。自分の場合,さすがに早朝から動き出す気力がなく,発売日当日の購入は半ば諦めていました。

PSの時は某家電屋さんで「予約番号2番」,PS2の時は某ゲームソフト屋さんで「予約番号1番」と,プレイステーション関係については常にかなり早い段階で購入の決断をしていた経緯から,当然の如く「PSP」についても製品発表の段階からマークしていたのですが,さすがに予約行為までは行動が及びませんでした。

もう歳なんですかね・・・(哀)。

結局,発売日当日の 17時過ぎになってから,無理を承知で在庫品の捜索を開始。ゲームソフト屋さん関係はほぼ壊滅だったものの,某大手家電量販店に不思議なほどの在庫がある事がわかり,運良く必要最小限の労力で「PSP」まで辿り着く事ができた次第です。

地元ではそんなに売れなかったという事でしょうかね??
それとも某大手家電量販店の戦略だったんでしょうか。

どっちにせよ,次回販売に対する予約をしなくてよかったです。(≧∇≦)


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