先日発売された「FinalFantasyVII ADVENT CHILDREN」を購入。
前作「THE SPIRITS WITHIN」に続くフルCGの映像作品とあって,猛烈な期待感を持っていた作品です。「THE SPIRITS WITHIN」は 非常に写実的な質感と繊細なモーションが 斬新かつ特徴的な映像でしたが,世間一般の評価は決して高いものではありませんでした。ゲームというバックグラウンドを全く持たないオリジナルなストーリーであったため,視聴者側が感情移入しにくかったのかもしれません。個人的には非常に気に入っている作品でなのですが・・・。
今回の「ADVENT CHILDREN」は,質感,モーション共に「THE SPIRITS WITHIN」には及ばない感じがします。しかしながら,FinalFantasyVIIの世界観を継承している事の影響力は大きく,当時ミッドガルに生きた人間たちであれば十分に感情移入できるクオリティであると言えます。特に(おそらくかなり多くの人が最も印象深い場所として挙げるであろう)「エアリスの教会」のシーンではかなり感動できると思いますよ。自分的にはそれほどに印象深い場所だったのです。ラストシーンが眼に焼き付いて離れない感じですね(笑)。
ゲーム中のエアリスが死んでしまった時の「衝撃」から,やっと開放された気がしています。
主人公クラウドが活躍するのは当然としても,他のキャラたちにももっと活躍の場を与えてほしかったなぁというのが唯一の不満。せっかくティファが妙に「可愛く」リファインされているのに(戦闘は凄まじいが)思いのほか活躍していないですし,他のキャラ達に至っては ご挨拶程度の出番しかありませんしね・・・。特に感じたのはセフィロスの扱い。いわゆる「リユニオン」の描写が解り辛いうえ,せっかく復活を遂げたのに 注目するほど強くもなく,結構あっさりと出番が終わってしまったのはちょっと残念でした。音楽だけえらく印象に残ってますけど。(≧∇≦)
なんとなく,FinalFantasyVII をやりたくなってしまいました(笑)。
攻略本とかは全部処分しちゃったので,案外 楽しんでプレイできるかもしれませんね。
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