MC68000 Maniacs!
OLD GAME(MD,DC,etc)と OLD PC(SE/30,X68K,etc)関連の情報を中心に発信しています。
MC68000 Maniacs! FunnyPlace Channel Vintage Computer LLC
 



古い時代からコンピュータゲームに興じてきた自分にとって,アーケード移植作品というのは「期待や羨望」の対象でした。8bitマシン全盛期においては「完全移植」は夢のまた夢。「低いマシンスペックでどれだけ本物らしく表現しているか」が現実的な「完成基準」だったように思います。しかしながら,明かに「無理な移植」をそのまま商品化してくる無責任なソフトハウスも多数存在したため,親から小遣いを貰ってソフトを買うしかなかった自分たちは,購入後に(あまりの出来の悪さに)愕然とする事も少なくありませんでした。

最初に買ったパソコンである PC-6001mkII には,パックマンや ギャラクシアン,マッピー,ゼビウス,グロブダーなど著名なナムコゲームが移植されましたが,完成度はどれも「マシン相応」・・・。それでも格上のマシンを差し置いて「完成度が高い」と評価されたものもあります。たとえば,PC-6001mkII用「スペースハリアー」などは,PC-8801,X1,FM77AVなど格上機種を相手取り,グラフィックレベルは低いが「動きの面では随一」とまで評価された逸品なのです。当時の移植作品は,完全に作り手の「開発技術」と「頑張り」に頼りきっていた感じがします。

個人的に納得いかないのは「タイニーゼビウスmkII」の扱われ方。

PC-6001mkII というローパワーなマシンで,きちんと16エリアを再現しているにも関わらず,グラフィックレベルの低さから結局「タイニー」の烙印が外されることがなかった同作ですが,1985年にENIXから発売された PC-8801用ゼビウスは「地面以外全部白黒」なのに「タイニー」じゃない訳ですからね。どっちが「頑張っているか」なんて明白でしょう。少なくとも「アルフォス」はカラーで動いていたハズですし。

X68000が台頭してきたあたりから,アーケード移植は「完全移植」が当たり前の時代になっていきます。自分は「完全移植作品」には全く興味が湧きません。特にゲーセンでプレイした事があるゲーム程,家でプレイしても楽しめないのです。そもそも最近の移植作品には浪漫がない。なんとしても移植してやろうという部分がない。企業が商売のために必然的に出してくる移植作品ですから,最初から移植を考えて開発しているでしょうし,昨今の家庭用ゲーム機であれば「動いて当たり前」ですからね。いまいち面白さがない。PlayStation2の「セガエイジス」シリーズのように,余計な事をしてくれる移植は大歓迎ですが(笑)。

自分で書いていて矛盾してるかな? と思ったのは,PLAYSTATION3版「バーチャファイター5」。
結構ハマッてましたから,言い訳はできません。

ゲーセンのゲームと家庭用ゲームが「同じもの」になりつつあるので,
いずれは自分も「完全移植」なゲームばかりやるようになるのかもしれませんね。
移植・・・って表現も既に違うみたいですしね。(≧∇≦)

まあ,言いたい事を言ってみたということで。

(2007/4/15修正)


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インターネット上をちょっと探すと,PSP用の体験版ソフトがいっぱい落ちているのみかけます。おそらく「不許可」なものだとは思いますが,海外向けの体験版など普段あまり見ないようなものが登録されていたり,「LocoRoco」のクリスマスバージョンやハロウィンバージョンのような限定配布のものも登録されていたりするので,サイトを見ているだけでも結構楽しいです。

と言いつつ,貰えるものは貰う主義なので,ひととおりゲット(笑)。
LocoRoco関係は既に持っていたのですが,海外版のものは殆ど持っていませんでした。

体験版とはいえ,どれも結構遊べるようになっているものばかり。「MotoGP」と「TOCA Race Driver 3 Challenge」あたりがお薦めですね。前者の「MotoGP」は,バイクのロードレース世界選手権をモチーフにしたゲームで,体験版では 20位スタートの本選モードを2周だけ遊ぶことができます。1周が1分30秒近くかかりますし,かなりキレイに走らないとトップ集団に追いつけないあたりの微妙な手応えが楽しいです。後者の「TOCA Race Driver 3 Challenge」は,様々な4輪レースカテゴリを体験できるレーシングシミュレータの傑作。体験版では「パイロンスラローム」,「ライバルとのデュエル」,「オールドメルセデスでの3周ワンメイクレース」の3モードをプレイ可能です。特にワンメイクレースモードは まともにレースを楽しむ事ができるので,かなりの暇潰しになりますよ。

その他,リッジレーサーズ2や,バウンティ・ハウンズ,カンガエルEXIT など,国内産ゲームの体験版も多く出ています。これらを集めておくだけで結構遊べちゃうってのは,なかなかリーズナブルで良いですよね(笑)。話題の「DJMAX Portable 2」の体験版もありますが,あまりにも「体験版」すぎて,超ガッカリでした・・・。

なんだか「コレクション」してるみたいで,ちょっと楽しくなってます。
もっといっぱい出ないかな。(≧∇≦)


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以前,PLAYSTATION3経由で「鉄拳2」をダウンロードしたため,メモリースティックの残容量が圧迫ぎみで,ここ最近はほとんど空きが無い状態になっていました。体験版のソフトウェアが結構入っているので 更に容量を食っている感じですね。おかげで音楽ファイルや動画ファイルについては,全く入れられない状態になっています。最近はメモリースティックも安くなり,1GBで3500円前後,2GBでも7500円前後で購入できるようだったので,半年使用していた SanDisk製品(1GB)を,Lexar製品(2GB)に換装しました。

導入したのは「Lexar MSDP2GB-332」です。
結構速い製品みたいです。

旧メモリースティックの「中身」を WindowsPC に一旦退避した後,新メモリースティックにまるごと移し替えればデータの移行は完了。PLAYSTATION Networkのダウンロードタイトルについても同様の手順で移行可能です。これで容量が「倍」になったので,いろいろ放り込んでおこうと思います。特に動画ファイルは「サムネイル表示」可能になったのが嬉しいですよね。容量的に余裕ができたので,PLAYSTATION Networkタイトルをもう1つくらいダウンロードしておいてもいいかな。

「ガンナーズヘブン」は,個人的に好きなのでゲットしておきたいです。
・・・こうやってメモリ容量を浪費していくんですよね(笑)。

やっぱ4GB買っておけばよかったかしら。


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エンターブレインより UltimaOnlineのムック本「THE NETGAMES ウルティマオンライン」が発売されました。ガイドブック等ではなくムックとなると,2001年にローカスが発行した「ウルティマオンライン ビギナーズガイド」以来ではないでしょうか。(間違っていたらゴメンナサイ)とりあえず「ファンブック」の位置付けですが,今夏のUOKRリリースに向け「ビギナーズガイド」的な役割を果たす書籍かと思われます。

購入特典のメインは「15日間無料のレジストコード」と「9周年記念アイテムコード×5」。その他,特製クリアポーチ,特製マウスパッド,特製ステッカーが付属していますが,後者の3つは問題外(笑)。自分の場合レジストコードは不要なので,アイテムコードのみ頂くような感じですね。まあ・・・9周年記念アイテムは,既にアカウント分貰ってしまったので,これ以上貰っても嬉しくはないのですが。

肝心の掲載内容もなかなかのもので,前半は UltimaOnlineの「基礎的な部分」を紹介するガイドブックとなっていますが,後半は明らかに既存のユーザーをターゲットにした内容です。特に「UO資料館」については,新規ユーザーでは反応しようがないと思いますよ(笑)。昔と微妙に変わった「名所案内」も面白いし,田中としひさ氏と まゆも@氏の漫画作品も非常に面白い。UOKR関連の画像情報も多く,UltimaOnlineフリークであれば 購入しても損はない内容だと思います。

UOKRの登場で,今までの「世界」が壊れてしまわない事を祈ります。
あんな「3Dクライアント」を作るチームですから油断はできませんよね(笑)。
クライアントダウンロードが物凄く混雑しそうです・・・。

マウスパッド使ってみたら,結構いいです。(≧∇≦)


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スタークルーザー」は,アルシスソフトウェアが発売した3DアクションRPGです。人類が近隣の恒星系に進出し始めた近未来の宇宙を舞台に,反乱組織「VOID」とハンター(賞金稼ぎ)達の戦いを描く,壮大なスペースオペラがゲームの背景となっています。プレイヤーは「スタークルーザー」と呼ばれる宇宙艇を駆り,数々の恒星系を縦横無尽に飛びまわりつつ,様々な敵との戦闘を繰り返しながら最終的に反乱組織「VOID」の中枢へと迫っていきます。宇宙空間や惑星内での敵宇宙艇との戦闘シーンには,当時はまだ画期的であった「3Dポリゴン」による描画が用いられており,操作感が若干重く感じるものの,そのリアルな飛行感覚に 当時はかなり感動した覚えがあります。

国産ソフトの名作として扱われる事が多い本作ですが,事実,PC-8801版,X1版,PC-9801版,X68000版,メガドライブ版と,非常に多様な機種に移植されました。X68000版は1989年にアルシスソフトウェアから発売されています。

「スタークルーザー」の魅力は,主人公「ブライアン・ライト」のクールさと,彼を巻き込んで展開するドラマチックなストーリー展開に尽きます。特に,主人公の親友である「ダニエル・ギブスン」をキーマンとしたゲーム序盤のストーリー展開は,あまりにも熱くあまりにも秀逸。プレイヤーを惹き付けるには十分だと思います。昨今のゲームほど情報量が多くないので,あらためてプレイしてみるとかなり「寂しい」感じがするのですが,当時は,まるで映画作品を観ているような感覚さえ覚えたほどでした。

個人的に好きだったのは,無意味に宇宙空間を飛べること。こういうのは「自由度が高い」とは言わないのかもしれませんが,ストーリーとは全く関係なしに,単に興味本意で「冥王星」まで行けたりしたのが素敵でした。燃料を満タンにさえしておけば,基本的には「自動操縦」なので難しくはありませんが,ワープなしの通常飛行だと,目的地到達まで実際に「数分間」の時間がかかるので,ちょっとした旅行気分(笑)。目的地についても何も起こらないんですけど,いろいろ寄り道はしましたね。

ブライアンのモデルって,やっぱ「マイケル・ナイト」ですよね?
PC-88版は顔が違うんだったかな?(≧∇≦)


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PSP用「AFTER BURNER -BLACK FALCON-」を入手しました。もちろん海外版です。

旧作とは全く違うものなので「そういうつもり」の人は買わない方が良いと思います。ゲーム内容としてはナムコの「エースコンバット」を,アフターバーナー的なゲームにアレンジしたような感じのものです。数ステージで構成された「ミッション」を選択してクリアしていくシステムで,ミッションの目的はさまざま。固定ターゲットの破壊だけではなく,ボスキャラが出現するミッションも存在します。

ミッションをクリアした際に得られる「資金」にて,新たな機体を購入したり,手持ちの期待をカスタマイズする事が可能。F-14D だけではなく,F-15Eや F/A-18Eなど,実在の期待が多く登場するあたりも「今風」のアレンジと言えそうですね。

飛来する敵機をひたすらロックオンして撃ち落とすところは,比較的旧作に近いのですが,ミサイルは「対地」と「対空」があり,ロックオンする敵によって撃ち分けなくてはいけません。(ロックオンマーカーの色が変わるので,空中物か地上物かは簡単に判別できます)また,自機は「ヒットポイント制+残機制」になっており,ヒットポイントがなくならない限り墜落しません。ミサイル等の補給やヒットポイントの回復は,敵編隊を全滅させた際に放出される「パラシュート」を回収する事で行います。ちなみにステージクリア(基地着陸)時にも ミサイル残数とヒットポイントが回復されます。

ああ・・・もう何が何やら(笑)。

最も違うのは,非常に障害物が多いこと。崖の間をすり抜けて飛行したり,滝に突っ込んだり,洞窟を飛んだり,水面ギリギリをタッチアンドゴーしたり,もはやアクロバットの世界(笑)。これだけでも結構面白いアクションゲームになりそうな程,多彩な場所を「飛ばされ」ます。障害物接触は「一撃死」なので,これはこれで かなり緊張感があって面白いです。日本語版を発売する際には 是非「エリア88」として販売して欲しいものです。

A-10サンダーボルトも大活躍なのでちょうど良いと思うのですが・・・。
残念ながらF-20タイガーシャークは入っていませんでした。


【関連リンク】

 ・Sega of America ・・・ AFTER BURNER -BLACK FALCON- の公式ページ


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HORI製の PLAYSTATION3用冷却ファン「COOLFAN3」を購入してみました。

横置きにしたとき,ちょうど BD-ROMスロットの真下にある吸気口を完全に覆う形で装着されます。取り付けについては,吸気口の穴に小さなフックを引っ掛けて固定するようになっているため,特に工具は必要ありません。サードパーティ製品にありがちな脱着の困難さは全くなく,PS3の本体に違和感なく馴染むデザインはさすが老舗です。ちなみに電源はUSBから供給されるためバッテリー等は必要ありません。

時期が時期だけに うちのPS3はほとんど過熱する事はありませんが,冷却するだけで何故か「得した気分」になっちゃいますね(笑)。静音がウリの製品とはいえ,装着したら明らかに騒音レベルが上がりました。さすが4連ファン内蔵です。ファン側に独立した電源スイッチがついているので,冷却が不要な時はファンを止めて騒音を抑止できますが,もともと吸気口だったところに「モノ」が被さっている訳ですので,ファンを回しておかないと冷却効率が落ちちゃうような気はしますね。

こういったアイテムが強烈に役立った経験はあまりありませんが,
先日から,寝ている時や 留守の時に「Folding@home」を動かしている事が多いので,
連続運転の際には それなりに活躍してくれるかもしれません。


【関連リンク】

 ・HORI ・・・ COOLFAN3 の発売元である「HORI」のページ


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左手の親指が復調してきたので,ふたたび「DJMAX Portable2」をプレイ。

数日間プレイを休んだら何故か調子が良くなり,Level5以上になるとギリギリでしかクリアできなかった曲でも,正確率90%以上でクリアできるようになってきました。とりあえず好みの楽曲をみつけて集中的に練習していたら,他の楽曲でもある程度対応できるようになった感じです。単純に慣れの問題かもしれませんね(笑)。

現在は「sO mUCH iN LUV」と「ソレイム」,「Mess it up」あたりを練習曲に使っています。4ボタンの低いレベルでも 譜面が密集していて速度も速い曲が多いので,なかなか「MAXコンボ」が出せません。そのうえ今作から追加された「FEVERシステム」がクセモノで,ゲージが溜まった状態で「×ボタン」を押すと発動しコンボ数やスコアに倍率がかかるのですが,発動操作に気を取られて簡単な譜面をミスる事が多いのです(泣)。うまくリズムのなかに操作を組み込んでやらないとダメですね・・・。

ちなみに前作では「Memory of Beach」と「MASAI」を練習曲としていました。

DJMAX Portable2 をプレイし始めた時点では,あまりインパクトのある楽曲が収録されていないように思えましたが,プレイ回数を重ねるにつれ 段々と好みの楽曲が見えてきました。練習曲にしている3曲は,自分が特に気に入っている曲です。その他では,ある程度プレイするとO.S.T.に追加される「sO mUCH iN LUV」の韓国語ロングバージョンがお薦めです。こうなってくると,限定版に入ってるCDが欲しくなっちゃうんですよね(笑)。

加えて言うなら「Mess it up」のオルガンソロがあまりにも秀逸。
まあ,これは完全に趣味の問題ですが。


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世界樹の迷宮」のオリジナルサウンドトラックを入手しました。

まさか「DS」の音源で収録されているアルバムを買うことになろうとは思ってもみませんでしたが,世界樹の迷宮については特別です。アルバムも,DS音源版とPC-8801FH音源版の2枚組で,共に全28曲が2ループづつ収録されているという非常にボリューム感のある構成になっています。サンプリングによる再現とはいえ,古代祐三氏の手による「PC-88系FM音源作品]は 本当に久々です。まして古代祐三名義のアルバム作品となると・・・The Schemeや MistyBlueあたりが最後ではないでしょうか。そう考えると,余計にこれを聴き逃す訳にはいきません。

DS音源版でも非常にクオリティの高い音楽を実現しているのですが,あらためてPC-8801FH音源版を聴いてみると,当時の4オペレータFM音源とは思えない程の重厚な「音」に驚かされました。音源の和音数が FM音源3声+PSG3声に制限されている訳ではないでしょうし,リズム音源についても任意の設備を使用していると思われるので,PC-8801FHの実機で演奏するよりは制限が劇的に緩和されていると思いますが,音源自体は既に旧世代のもの。それでも,旧世代の音源を「今の技術」で駆使する事で ここまでクオリティを高められる・・・という,製作サイドの「気合」がこの完成度を生み出したのではないでしょうか。

欲を言えば,メロディに「矩形波」を持ってくる楽曲が欲しかったです。
古代氏独特の透き通るようなメロディラインが聴きたかったですね。

収録されているどの楽曲もすばらしいものばかりですが,あえてお薦めをするなら,14曲目「迷宮Ⅳ 枯レ森」が素晴らしいです。ゆったりと静かな曲のなかに 古代氏らしい「盛り上げ」が加わっていて,聴いていて非常に気持ちのよい曲に仕上がっています。ちょうど「サビ」にあたる部分の音使いなどは,PC88時代を知る者であれば思わず懐かしさがこみ上げてくると思います。また,バッキングの音色(クワイアー)が絶妙な雰囲気を醸し出している点にも注目したいところ。DS音源版でもかなり近い雰囲気で聴く事ができますが,PC-8801FH音源版は一聴の価値ありです。

あとは・・・3曲目「迷宮Ⅰ 翠緑ノ樹海」も良いです。
いかにも 8bit時代のRPGが「今から始まるよ」って感じがたまりません。

やっぱり FM音源っていいですよ。
これをきっかけに少しでも現役復帰してくれると
非常に嬉しいんですけどね。(≧∇≦)


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