食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

私達は中国野菜とは知らないまま食べている/食品のカラクリ・野菜2

2014年03月06日 | 果 物・野 菜
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ 中国野菜2/野菜
私達は中国野菜とは知らないまま食べている
業者は儲けのために黙って外食や加工食品に大量流入させる

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■中国野菜の存在が分かりにくい外食産業・加工食品などに集中化
前号で、「中国野菜」の農薬の酷さや農薬管理がノーコントロールだということが分かりました。そのため賢い消費者が中国野菜を避けることから、コストが安いことも含めて意図的に飲食店、ファミレス、コンビニ、弁当チェーンなどの外食産業や加工食品・出来合い惣菜に、大多数の中国野菜が流れているのです。

このように中国野菜は、私達の目に見えない分野、原産地の表示義務がない分野、消費者が野菜の産地を選択できない分野へと、集中かつ大量に流れつつあります。“安い食材を提供することが庶民への役目”と輸入業者を始め外食産業は言うものの、己の儲けのために庶民の健康を害することも厭わないことはミエミエです。毒入り餃子事件が起きてから掌(てのひら)を返したように、売れない中国産から国内産に切り替えていること自体がその証拠です。案の定、熱(ほとぼり)が覚めたら、再び中国産に逆戻りです。

冷凍加工品を食べない、スーパーなどで中国産の葱(ねぎ)や椎茸(しいたけ)を買わないの次元ではありません。家庭では中国野菜を排除できても、その分余計に、外ではお父さんや若者が会社帰りに行く居酒屋、お母さんや子供さんが行くファミレスなどへ集中しているのです。

■中国を排斥しているのではなく危険食品の排斥です
全ての中国食品の輸入は500万トン(2006年)あっても、検疫官はたった300人台です。有害物質が検出されても、その時は既に私達のお腹の中に入っている始末です。毒入り餃子事件以前は、冷凍食品は年間1人当り20kg以上食しているにも関わらず、農薬は検査すらされていない我が国のお粗末さだったのです。

輸入業者は、中国食品がなければ日本の食卓が崩壊すると嘯(うそぶ)きます。中国野菜に自信があるなら、堂々と販売すればよいのです。しかし現実は、消費者が中国野菜とは分かりにくい飲食店ばかりに大量に使うこと自体、言っていることが“まやかし”なのです。知らない人間は、知らないまま中国野菜を食べろ!貧乏人も中国野菜を食え!と言っているのと同じです。

投稿者は、「中国排斥運動」をしている訳でありません。人生、何十年も食べる訳ですから、食品や品質が選択しにくい所ばかり中国食品を使用するのは問題です。皆様も努力して、できるだけ生産者の顔や履歴が見える食べ物を選ぶべきです。時には楽しく外食、疲れたら加工食品もやむを得ないでしょう。でも特に若い世代は、これから半世紀もこうした食と向かい合うのですから、中国野菜や中国食品の注意点を認識しておきましょう。

Sankoua 前号/食品輸入業者や評論家が安全と言っても中国野菜は食べないように

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