若妻印

いぶし銀の若妻のおいしい日常
食べることしか考えてません。

∞なるスタジオ観覧

2006年11月04日 20時10分35秒 | 冒険してみたい
金曜10時のアートな番組。
近頃殿は数学にご執心ということで
「数学できれいになるⅢ」
ゲストは農業もする女優さん(きれいな方)。

19世紀に提唱(?)され、200年経った今でも最難解とされる「リーマン予想」。
この研究の最先端を行く日本人の大学教授でさえ、今世紀中には証明できるか?というほどの果てしない話らしい。
素数の発生する法則を探すということなのかな?

現時点で確認されている世界最大の素数は、なんと980万桁にも及ぶのだそうな。
その数字をプリンタで打ち出すだけで、膝の高さ位までの紙が必要になるんですぜ。
980万桁の計算をするコンピューターを作ることは出来るけれど、無限に向かって素数を探していく作業は人力でしか出来ないのだそうな。

その他にも
1+2+3+4+......って無限に数を足していくと、答えは無限ではなく-1/12という数に行き着くとか。
?????
ここまで来ちゃうと、数学は教育ではなく、アートの分野なのだわね。

放送は1月下旬とな。


探偵さんのエキストラ~買収を阻止せよ!

2006年11月04日 19時49分19秒 | 冒険してみたい
「5」で始まる探偵さんのネットムービー。
早朝から物語の舞台の街の、とある工業地帯にやって来た。

古い廃屋ビルを丸ごと一棟借り切って、映画そのものがここにある。
各階に事務所やITルーム、会議室等々のセットが組まれ、屋内ロケのほとんどをここで賄うことが出来るなんて、リーズナボーだわ。
ただ、不定期に真横を走る、長ーい貨車の騒音だけが悩みの種ね。

午前の部は「印刷会社」。
社員役の我等エキストラは、作業着を借りて、メイクさんに靴墨で汚しを入れてもらう。
食堂で待機していると、「現場へどうぞ!」との」声。
なんと、すぐ隣の映画制作の本部だとばかり思っていた事務所の、窓側半分が印刷会社のオフィスになっていた。

多角経営に手を伸ばした挙句、乗っ取りの危機に瀕した老舗の印刷会社。
印刷に情熱をかける、創業者の孫娘の戦いの物語。
黒幕は○○○ドアの江○さんですって。
いつまでも個人攻撃するよなぁ。
孫娘に協力する探偵さんはK勢T周だ!
かっこいいよ、嬉しいよ、HOPE吸ってたよ。

エキストラの出番は...1カット、一瞬カメラを横切っただけでした。

キーになる”アボジーニ”の画集。
誰、それ?アボリジニ?と思ったら、架空の画家さんだそうです。

お昼は賄い、珍しいね。
スタッフお手製の鯵の南蛮漬け定食。


午後イチはそのアボジーニの原画が飾られているという「社長室」のシーン。
出番のないエキストラはそのまま食堂で待機。
果たして、アボジーニとはどんな絵なのでせう?
公開が楽しみね。

次は「株主総会」とのことで、大口株主役のオジ様、オバ様エキストラも到着。
私達午前組の一口株主達もよそ行きっぽい服装にお色直し。
・・・が、撮影が押して、なかなかお呼びがかからない。
こうなりゃ控え室のお菓子、食べつくしちゃうもんね。

すっかり日も落ちた頃、ようやく株主総会が始まった。
演席には、新社長になる孫娘と経営陣、客席には大口を先頭に株主様方。
一口株主は最後尾の末席だ。
でも、すぐ後ろに探偵さんがいるぞ、うひょ!

経営再建を宣言する若社長に株主はブーイング、だが次第に賛辞の拍手へと変わっていく。
この賛辞を始めるのは私達一口組だよん。

これにて終了。
夜の賄いの”麻婆豆腐”を辞退してまで帰りを急いだのに、JRが人身事故で止まってしまいましたわ、とほほ。

お土産はTシャツでした。


お!バックプリントがかっこいいじゃん!


母好み

2006年11月04日 18時40分46秒 | 読みました
麻生鈴子著
EH春潮社 2005年


自分の母親を尊敬できる人ってズルイ!と思うほどうらやましい。
ウチの愚母なんぞにゃ望むべくもない、上等な暮らしの味。

肉じゃがは最後に強火で煮返しながら、知るがほとんどなくなるまで煮詰める。

さやごとの生枝豆を水から煮るみそ汁は、極上の貝のだしに似たおいしさとな。

ぶどうのジャムは、一度粒を凍らせてから煮ると、皮が破れない。

得てしがなの「黒七味」、黒って何?
京都、本家原了郭

生麩はそのまま食べられるのね!
乾麩のように味噌汁に入れてもいいのね!