がやがや通信

雑司ヶ谷から日々のあれこれを綴っていきます。

ぐるりのこと(ば)

2011-07-07 00:12:59 | フィルム
Akeboshi - Peruna 

DVDで映画”ぐるりのこと”を見た。
主人公の”カナオ”役のリリーフランキーさんの気弱でやさしい夫ははまり役。
10年間の夫婦の出来事と時代の大きな事件を法廷画家というカナオの目を
通して淡々と描いている秀作。
エンディングソングもGOOD!

シングルマン (ば)

2011-06-24 00:00:38 | フィルム

ファッションデザイナーのトムフォードが初めてメガホンを撮った
シングルマン”をDVD鑑賞。
主演は"英国王のスピーチ”で話題のコリンファース。
トムフォードの美のこだわり、センスが画面にあふれている映画で
ストーリーは最愛の恋人(男性)を事故で亡くした孤独な中年大学教授の1日を
描いたもの。
コリンファースは適役でトムフォードは彼に自分を投影しているように思えた。
映像がとにかく美しく、インテリアや衣装にいたるまで細やかな演出、役者への
こだわり、すごいぞ、トムフォード!

(ひ)教授の邸宅も話題ですね。
   ジョン・ロートナーの作品。
   フランク・ロイド・ライトに学んだといえば、「なぁるほど」と、
   映画のみどころがまたひとつ増えるのではないでしょうか。
                

   お話の時代設定は1962年なんだけど、
   元小説が1964年に書かれているってことがなんともオドロキ。
   Christopher William Bradshaw Isherwood:A Single Man

今度は愛妻家 (ば)

2011-05-17 00:16:34 | フィルム
雑司が谷が映画の舞台になっている”今度は愛妻家”を週末見た。
主人公のカメラマンの自宅が鬼子母神参道脇をちょっと入ったところに
あるという設定。
でも商店街が下北沢だったのはがっかり。
雑司が谷がロケとなっている”復讐するは我にあり”はお勧めです。
実際に殺された弁護士の住んでいたアパートが参道沿いにあって、
犯人が凶器やお肉を買う商店街も雑司が谷表参道商店街だった。

"今度は愛妻家”は中盤あることがわかってからは主人公が
かわいそうで泣きっぱなしだった。
主人公のカメラマン"北見”役は豊川悦司。先日見た”フラガール”も朴訥でまじめな
炭坑夫がとても良かったが、今回の役もはまり役でちょっと太って
金髪のイケてない中年男性のいい味が出ていた。
脇を固めるおかま役の石橋蓮司や、女優志望役の水川あさみ、
北見の助手の濱田岳と脇役陣もよかった。
エンディング曲は井上陽水の“赤い目のクラウン”

大人のファンタジーなんて評があったけどたしかにファンタジー。
舞台に向いてる話だな、と思ったらもともと戯曲で2002年に
サードステージで上演していて2010年に行定勲監督で映画化された。


(ひ)鬼子母神の上川口屋で駄菓子を買い境内を抜けると、
   いきなり下北沢の商店街までワープ。
   手前のお店が LA SOLEIL になっていました。

「フラガール」と「リトル・ダンサー」 (ひ)

2011-04-19 00:54:47 | フィルム
年度末、諸々が締めの時期にあの地震。
新校舎への移転に追われた(ば)もいよいよ新学期が始まり・・・
我々二人して、いまだ少々ドタバタしています。

日曜日は友人から高尾山ハイキング(花見)に誘われるも、
身動きがとれないでいたところ、(ば)がレンタルDVDを。
 
フラガール

遠巻きながら ”ふくしま” を応援しよう、と ちょっと息抜き。

よかったです。ちょっと説明くさいシーンがあったりで、
(先生がフラの手振りの意味を ”独り言” で観てる者に解説してくれる)
あと10~15分くらい短くまとめられなかったかな、とは思いましたが。

で、引き続き翌日曜日は「リトル・ダンサー

これもよかったぁ。まぁ、同じような映画なんですが・・・

「フラガール」は実話とも言えますが、
「リトル・ダンサー」のほうが公開は早い。
ウェブ検索してみると、いろいろな方がブログで「フラガール」のこと、
「似ているが別の映画だ!」などと意味不明な擁護調な語り。
そうかなぁ、制作者は「リトル・ダンサー」を、
しっかり研究し尽くしているとみましたが。
リメイクとかパロディとは違うんだろうけど、なんと言ったらよいのだろう・・・
後発であるがゆえに、いろいろなシーンをあえて被らせたんじゃないかと。
各キャラクターや役廻り、各背景などなど。
観較べられることを充分意識し、
むしろ、そのことを楽しんで作ったんだろうと感じました。

ぜひみなさんもこの2本、観較べあれ。


ちなみに「フラガール」の舞台、「常磐ハワイアンセンター」、
(今はスパリゾート ハワイアンズ
只今休館中です。
今後風評被害とかで、経営に悪影響がでなければよいのですが・・・
50kmは離れていますよ。


スペースバトルシップ・ヤマト (ば)

2010-12-29 00:15:19 | フィルム


きのぴよさんが誕生日プレゼントに映画”スペースバトルシップ・ヤマト”に招待してくれた。
アニメ・宇宙戦艦ヤマトの実写版ということで、あれはどうなっているんだろう?
これはどうなるのだろう?? みたいにたくさんの謎を抱えながら鑑賞に臨んだ。
ストーリーを徐々に思い出すと名場面はきちんと押さえてあったし、
今もう一度アニメを見てみたくなったわ。

キムタクかっこよかったな~
島役の緒方直人(誠実そうですごくいい人のイメージ)も沖田艦長もぴったりはまり役!
(山崎努さんはアニメ顔だと思う)
アニメを知ってるとストーリーにはかなり無理があるし物語の展開も違うけど、
今あの“ヤマト”の実写版を作った勇気と、俳優さんの熱演に拍手!

(ひ)ガミラスだったっけ、彼らはどうして”ヤマト”の船底(海に浮かんでいたとき)側に
   に集中攻撃をかけなかったんだろう。非道なヤツラなのか律儀者なのか、微妙だ・・・

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