がやがや通信

雑司ヶ谷から日々のあれこれを綴っていきます。

みよしへ (ば)

2019-10-08 20:46:07 | おでかけ
先週末(4日〜6日)義母のお見舞いに愛知県みよしへ行ってきました。
義母のお見舞いは5日にし前日トヨタ産業技術記念館で様々織機や素材から布に
なるまでの工程を見学しました。
各所に案内人が居て解説を交えて織機を動かしてくれます。
記念館にある織機は全て動くとのことで高い技術力に凄みを感じます。

赤煉瓦の建物に当時の工場の面影が偲ばれます。

環状織機
豊田佐吉は永久機関である無限動力を研究する中で
『理想の運動とは回転円運動である』と考えて作った織機。
商品化はされなかったけれど記念館のシンボル。

豊田式気力式織機(1899年発明)

ガラ紡機



自動車館まで行き着かず閉館時間となりました。
宿泊先に行き荷物を置いて夕食を食べに街に繰り出す。
事前に調べておいた名駅立飲み『おお島』でビールとつまみ。


あじのタタキ

串カツ

煮込み豆腐

とろろの卵焼き
店を出た後街中をふらふらと散策、名駅柳橋市場の中はポツポツと居酒屋が
営業していてサラリーマンで賑わっていた。
他、立飲み屋をいくつかチェックしたけど8時半でオーダーストップ。
名古屋駅地下街エスカの寿がきやでラーメン食べる。


新発売の醤油ラーメンは鰹出汁のプンプンするスープでした。

寿がきやといえば白ラーメン。豚骨ベースのマイルドスープ
(ひ)が四日市市に住んでた頃よく食べたそう。「こんな味だったっけなぁ」と(ひ)

近鉄の路線図

近鉄名古屋駅改札、この電車に乗って40分で四日市に行ける。

翌日朝食バイキングを食べてホテルを出発。
午後お母さんのお見舞いに行くので午前中に豊田市美術館の
あいちトリエンナーレを観に名古屋駅8時半の電車に乗る。   
地下鉄を乗り継ぎ豊田市駅へ。
この日ラグビーワールドカップが豊田スタジアムで開催するとのことで
スタジアム見学しました。駅から20分くらい歩く。

スタジアムの前を流れる矢作川に架かる橋。

矢作川釣り人がチラホラ

10時前だったので人気はまばら
駅前ではクラフトマルシェをやっていた。

歩き疲れてタクシーで豊田市美術館へ行くとチケット売り場は長蛇の列。
クリムト展とあいちトリエンナーレが同じチケット売り場で発券する人が3人体制だったからか(ひ)ストレス爆発。



shiligt
スタジオ・ドリフト


革命は抽象である。 
レニエール・レイバ・ノボ


アセンション・マークⅠ 
アンナ・フラヴァー


美術館庭園ヘンリームーアの彫刻

美術館から豊田市駅前を見下ろすと遠くにトヨタスタジアムが見える。

色の浮遊/3つの破裂した小星

豊田市美術館 谷口吉生が設計。

旧トヨタ東高等学校。移転した県立高校の跡地で2023年に博物館の建設が予定されている。

反歌:見上げたる空を悲しもその色に染まり果てにき我ならぬまで 
高嶺格








お昼は美術館近くのうなぎ屋さんでうな丼、焼ウナギが香ばしく美味しかった。
姉に連絡して三好ヶ丘駅に行くとすっかり大人っぽくなった
甥っ子が迎えに来ていた。
甥っ子の運転する車で義母のいるみよし市民病院へ連れて行ってもらう。
免許取って2ヶ月とのこと
大学や家庭教師のバイトのことなど話してくれた。
義母は私たちを見るとにっこり微笑んだ。
(ひ)が「私は誰?」と聞くとニコニコしてうなずく。
私のことも分かってるよう。私たちを見て「ありがとう」という。
病院を出て(ひ)の父親のお墓参り、偶然ゴルフ帰りの兄とすれ違い
一緒にお参りしました。
今日は兄の家に泊めてもらうので兄の家行き
姉ともう一人の甥っ子と皆で焼き鳥屋に行きごちそうになる。
帰ってラグビーワールドカップ日本×サモア戦を見て日本が勝利
豊田市駅周辺は人混みで凄いことになってるだろうな。
翌日は兄と姉とで病院へ行くと昼食の準備で義母は食堂にいた。
食事が始まるまで自由にして良いとのことで1階のロビーに行って写真を撮った。
兄が(ひ)のことを義母に訪ねると「裕之」と言った。私の顔をみて何度も頷いて
「ありがとう」と言った。
兄が車椅子を押す仕草が優しく丁寧でじ〜んと来た。
義母を食堂に届け、三好ヶ丘の駅まで送ってもらう。
電車に乗り栄駅に行って昼食。駅地下の酒津屋中店でエビカツ、味噌豚カツを食べる。



愛知芸術文化センターのあいちトリエンナーレを観に行く。昨日豊田市美術館のチケット+1400円で観賞できる。

欲望の構造 
アマンダ・マルティネス


孤独のボキャブラリー 
ウーゴ・ロンディノーネ



アート・プレイグラウンド あそぶPLAY 
遠藤幹子/日比野克彦


Decoy-walking 村山悟郎

駆け足で見て16時26分のひかりに乗って東京に帰りました。
夕食は池袋の「ふくろ」でいつも呑み。

鶴川 武相荘 (ば)

2019-10-02 10:31:25 | おでかけ
9月21.22日ユザワヤ芸術学院大和校秋期修了作品展でした。

レース織のブラウス、コインレースのショールなど力作が揃いました。
作品展は講師が展示当番をするのですが私の当番は22日日曜日の12時〜14時,搬出が18時なので4時間の空き時間に鶴川の武相荘に行くことにしました。
白州次郎正子が暮らした農家をリノベーション住まいは2人の美意識が随所に盛り込まれたそれはそれは素敵な空間。本当に気に入ったものだけで暮らす姿勢に大変刺激を受けました。正子は良いと思ったものは何年もかけて持ち主に交渉して手に入れていたそう。そういうものたちが今も美しく空間に佇んでいる。

入り口。武相荘のある鶴川能ヶ谷は小高い丘に家々が建っていて長閑でとても良いところ。実は武相荘オープンした時に友達と一度訪れていて、オープンはなんと平成13年で18年ぶりの訪問ということが判明しました!

左手がチケットショップとミュージアムショップ。


門をくぐると

レストラン&カフェ。



武相荘の入り口。展示室は入ってすぐが居間で革張りのソファーとテーブルにはスリップウェア他民芸の器が並べられています。小階段を上がったところの小部屋は2人の愛用品の万年筆や茶道具の展示され、奥に正子の書斎、真ん中の部屋は普段使いの食器(骨董だったり民芸だったり)や書が展示してあり隣は正子の着物と帯の部屋と5室のみ。ボリュームはないのですが一つ一つじっくり観るとかなり見応えがあります。




竹林の小さな庭をぐるりと散策、途中大きな駐車場あり。


ギャラリーの中のバーカウンター。

次郎が乗っていた車と同じものが納屋(休憩所)に展示してある。
日曜日美術館の武相荘の映像をしばし観賞しミュージアムショップに寄って能ヶ谷の景色も楽しみ18時ギリギリに大和に戻りました。

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