がやがや通信

雑司ヶ谷から日々のあれこれを綴っていきます。

介護保険の住宅改修 (ひ)

2011-06-26 18:50:02 | 建築

震災関連の “がれき” ではありません。
住宅整理で出た廃品です。

高齢者介護保険で手摺とかを取り付ける場合、
わずかながらの助成金が出るシステムがあります。
こういった改修工事に設計事務所が絡むことはあまりないと思いますが、
実は意義深い側面があります。


介護保険の助成は対象工事と限度額が決まっています。
その範囲内だけ(工事内容も予算も)で考えるなら、
役所も工務店を紹介してくれるので(ある意味とてもアブナイシステムですが)、
工務店に一括依頼することが一般的なんじゃないでしょうか。

一応役所が工事内容や工事費のチェックをしますが、
適切な工事が妥当な工事費でおこなわれたか管理しきれていませんし、
そもそも保険対象範囲しか感心もなければ対応もしてくれません。

なにをするにも「マスター プラン」が重要なのです。
被保険者にとって「どのような改修」が「どんな優先順位」で必要なのか、
そして中・長期的にそのニーズがどのように変化しうるか想定して、
「どの程度フレキシビリティを持たせておくか」を資金計画を含めて検討します。
そのうえで助成金は有効に使いましょう。
そういったところまで踏み込んで考えてくれるのが “建築家” です。


当初相談を受けたときは「おしごと」ではなく、諸手続きへのアドバイス等、
助言するだけのサービスになるだろうと思っていたのですが、
「マスター プラン」の重要性にご理解がある方で「おしごと」になった次第。

これをキッカケに、思い切って大量に家具類の処分もしました。
「思い出の品」まで捨てる必要はありません。
ただしボロでなくても使わないモノは所詮不要品。
これからは「思い出の品」もすぐ取り出せるところに、
日常頻繁に使用するモノは手の届く範囲に機能的に収納できるようにします。

                                        さよなら廃品。

保坂 陽一郎講演会 (ひ)

2011-04-24 00:34:37 | 建築
大盛況でした!

ウラカタをやっていると、
お話をじっくり聴くことはできないのがとても残念。

対談進行をしてくださった松永氏とは、
20年ほど前にお世話になったこともあり、
事務所スタッフの方を通じて、
パワポデータのコピーを頂けないかとお願いしてみようかな・・・

二次会はあまりの大所帯のため、お店に入りきれず、
階段室に持ち出したビール樽に座って呑んできました。

保坂 陽一郎 講演会のご案内 (ひ)

2011-04-22 07:48:38 | 建築



建築家 保坂陽一郎先生の講演会の案内です。

今週末の土曜日に新宿センタービル9階の
武蔵野美術大学サテライトにて。
一般の方の聴講も可能です。

このセミナーは東日本大震災のチャリティーも兼ねております。
集まった義援金はムサビの被災した学生のために使わせていただくので、
一般聴講者に強制するものではありません。
でも講演会の参加は自由ですので、ご希望の方は、こちらまで。

ご案内

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