がやがや通信

雑司ヶ谷から日々のあれこれを綴っていきます。

卒業制作展2 (ば)

2010-03-14 11:57:45 | テキスタイル


昨日で卒業制作展が終了しました。
2年間テキスタイルを学んだことの集大成。
制作について聞いたら、なんだか下りてきたんです!これだって。
という学生や、インドの仏教僧侶が身にまとっていた布袈裟を織った学生、
東方神起の舞台衣装とバックステージをイメージして織りや染めをした学生など、
皆思い入れがたっぷり詰まってます。



左は心臓をイメージしたオブジェ。
真ん中は地球の生物に感謝の気持ちを込めて、いろんな動物がモチーフのプリント。
右が袈裟に願いを、というタイトルの作品で裏表が違う布のユニークな織物。



左カエルマニアの学生の四季をテーマにしたカエルのモチーフの解し絣のタピストリー。
真ん中ただいまと家に帰ったときに灯りをつける時楽しい気持ちになるようなプリントの照明。
スェーデンにショートステイした時の経験から柄を考え織ったソファ。

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2 コメント

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卒業制作展2 (きのぴよ)
2010-03-15 03:13:10
本当に、卒業制作展の作品についてさんと実際に会って、話したかったですね。先ほどの伝統工芸の話じゃないですが、最近、「技術」というものが再評価されていると思います。テキスタイルの世界から離れて久しい私は前のコメントで、何かを表現する時の切口という言葉を使ってしまいましたが、もちろんそれは あくまでも一例で、織の為の織、プリントの為のプリント、布であるための布を制作は非常に尊いと思います。愛情や温もりのある織の作品という表現をしたのは、作品を拝見して、ひとつひとつの糸を染めて全体の色の調和をとる行為や織機の前に座ってひとつひとつ手作業で織っていく行為をなんとなく想像してしまうような、優しい風合いや素朴な美しさを感じる作品があったからです。卒業生の皆さん、そして(ば)さんを含め、先生方、本当にお疲れ様でした。長くなってごめんなさい。

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ありがとうございます。 ((ば))
2010-03-18 11:51:59
布であるための布を制作するという行為は尊い、というコメントはたいへんうれしくそういうことを大事に思ってくれる方との出会いはわたしたち、これからテキスタイルを仕事にする人たちにとって大切な出会いになると思います。
見に来てくれてありがとうございました。また来年度もご案内させていただきますのでよろしくお願いします。
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